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2月12日 EPL1

パーソナルリーダーシップとは、自分の人生に正しい方向づけを行い、その方向に進むことを自己制約し、その目標の達成に必要なすべてを獲得したり実現するために確固とした行動をとり、取ることができるよう、自分自身の考えを結晶化する、自信に満ちた能力である。パーソナルリーダーシップを理解する上で、それに相応しい幅と深さを加えるために、この定義について詳しく見ていきましょう。

パーソナルリーダーシップには、自分自身のニーズを満たすために必要な行動方針を意識的に選択し、その方針を貫き、そしてその結果に対し責任を取ることができるように、積極的肯定的なセルフイメージを開発することが伴います。

パーソナルリーダーシップは、自分がとる行動に深さと意味を与えるような自分自身の目標を設定することによって、自分の運命をコントロールするのだということを意識的に想定するよう求めています。

問題に正面から取り組んでその問題を解決することができるとき、そして本当にパーソナルリーダーシップを持っている時には、あなたは成功への切符を自分で発行することができ、あなたの名声の値段を自分で決めることができます。あなたが自分でビジュアライズできることは何でも、お金でも、権力でも、名声でも、何でも手に入れることができます。ただ必要なのは、自信を持って挑戦に立ち向かい、真のパーソナルリーダーシップを発揮することです。

自信に満ちたパーソナルリーダーシップの資質を備えている人は非常に少ないため、誰でもリーダーシップを発揮できると断言することは、よほどの楽天家だと思われるかもしれません。しかし、この「誰でもリーダーシップを発揮する」ということは真実であり、紛れもない事実なのです。

年齢、知力、あるいは身分に関係なく、つまり教育、経験、あるいは人格にかかわりなく、人は誰でもリーダーシップを発揮します。誰でもリーダーとしての潜在的な能力を持っているだけでなく、自分で気づいているよりははるかに多くの機会にパーソナルリーダーシップを発揮しているのです。

すでに取り上げたパーソナルリーダーシップの定義に基づくと、自信、目的への献身、あるいは自分自身のニーズを満たしたいという欲望から出た行動はすべて、パーソナルリーダーシップの発揮とみなされます。障害や他人の意見にかかわりなく、自分にとって正しく建設的であると知っていることを実行するのが、パーソナルリーダーシップの本質です。

パーソナルリーダーシップはよく、組織的な指導力であるフォーマルリーダーシップと混同されます。お互いに何らかの関係がある人々が集団をつくっているところでは、特定の状況においてリーダーが現れます。

たとえば家族について考えてみましょう。普通、家族の誰か決まった人がリーダーとみなされますが、状況の変化によってリーダーが家族の別の人に変わることがあります。通常、食事の献立を決める、家具の配置や室内の装飾に心を配る、部屋の整理整頓に必要な日常の仕事をするといった家事の取りまとめに関することでリーダーシップを発揮するのは妻です。新車の購入とか、大掛かりな家の修理の手配などでリーダーシップを発揮するのは多分夫でしょう。子供は家族旅行の提案でリーダーシップを発揮できるかもしれません。今日の家族は、伝統的な責任の分担を調整し、違ったやり方でリーダーシップの責任を分ける形が容易な場合が多いことに気づいています。

企業内においてもリーダーシップのパターンは様々です。リーダーシップが立場の機能であることがよくあります。したがって、特定の人が他の人より多くリーダーシップの立場に立つことになります。しかし、組織においてさえ、リーダーシップの責任はそのグループの状況や必要によって適当に変えられます。

ここに明白な事実が一つあります。あなたがフォーマルリーダーシップを発揮するとき、それはあなたとグループの両方にとってプラスになるという理由で、必要な職務の遂行に確信を持って自己制約することから自然に生まれる結果であるということです。パーソナルリーダーシップという内面的な資質がなければ、効果的なフォーマルリーダーシップは存在しえないのです。

従って、人生とはリーダーシップを発揮することとそれに従うことを絶え間なく訓練することであると言えます。誰でも特定のニーズ、欲求、そして欲望を満たしたいと考えており、そのため、自分を手本とするように他の人に勧めることによって自分の行動を正当化しようとします。これがパーソナルリーダーシップの発揮です。また、自分のニーズや欲望を満たすために必要であれば、喜んで他の人のリーダーシップに従うこともパーソナルリーダーシップの発揮と言えます。

誰でもある程度はパーソナルリーダーシップを発揮していますが、自分の潜在的なパーソナルリーダーシップ能力を最大限に開発した人はほとんどいません。パーソナルリーダーシップの技術について十分な訓練を受けていないため、私たちが発揮するパーソナルリーダーシップの質は一貫性に欠けていることがよくあります。

今まで私たちが受けてきた教育は、ほとんどの場合、「何々をしてはいけない」という消極的否定的なものでした。教育の不足に加え、経験不足もパーソナルリーダーシップの質が低い大きな理由の一つです。私たちは経験から未だに学びますが、過ちを犯すことを恐れて責任あるパーソナルリーダーシップを発揮するのを嫌がる傾向があります。その結果、成功を約束するパーソナルリーダーシップの基本的な経験を積むことができません。

人間は本来怠け者で、パーソナルリーダーシップの責任を引き受けたがらないものだと主張する人がいます。このような説は一部の場合には当てはまるように見えますが、それは間違っています。このことは、自分自身のパーソナルリーダーシップ能力を発揮するという課題に取り組んでいる無数の人々が発揮する人間的な成長と進歩の結果を見れば、容易にわかります。

誰でも少なくともある程度はリーダーシップを発揮するということと、訓練がなければリーダーシップは良くも悪くもなり得るということを認めると、当然の結論として、誰でもパーソナルリーダーシップを磨く努力をすべきだということが言えます。これこそこのプログラムの目的です。

この目的を達成すると、より充実した、より恩恵の大きい人生に導いてくれる可能性を秘めた、未開発の潜在能力を発見し活用することができるようになります。また、あなた自身の成功のため、目標達成の道を指し示すモチベーションの力も発見することになるでしょう。

あなたには潜在的なパーソナルリーダーシップの能力があります。少なくともある程度までは、その能力を既に開発しています。あなたが部分的に学んだことをマスターし、そして完全なものにしてください。

パーソナルリーダーシップは状況によって作られるものではなく、状況に対するあなたの反応の仕方によって作り出されるものです。あなたの潜在的なパーソナルリーダーシップ能力は、あなたが自分自身に精神的な制約を加えなければ、何事からも制限を受けることはありません。それを制限しているのは、あなたのモチベーションと達成に対するあなたの欲望だけです。

パーソナルリーダーシップについてのこうしたアイディアがあなたにとって目新しいものである場合には、このお話を聞いた後でそれについてじっくりと考えてみてください。このレッスンで扱うアイディアとそれに対するあなたの反応について、あなたが尊敬できるような判断力を持った人と話し合ってください。あなたがこのプログラムの研修に参加しているグループの一員であれば、次の会議のときに、そのグループの人たちとお互いの考え方について話し合ってください。このような話し合いは、あなたが自分自身の考えや感情を結晶化するのに役立ちます。