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1月22日 コムジェスト

よろしくお願いします。 皆さん、こんにちは。本日は2022年、年最初のですね、勉強会をさせていただきます。 年始からですね、どんどんどんどん株価が下がっているということでですね、何人かの方から、あの、いくつかご質問ですね、もういただきまして。 「本当に株が下がってますけど、ええ、永遠に下がり続けるんですか?」と。あの、お客様ですね、お客様の多分持つであろう不安に駆られている方多いと思いますので、先にですね、一言だけ私の方から。 まあ、あの、過去何回かですね、この下げ相場の話をさせていただきました。「毎年毎年必ずですね、下げる局面はありますよ」と。「何年かに一遍ですね、大暴落があります」と。 「3年に1回か5年に1回か、大きく下げる局面があるので、ぜひですね、まあ、あの、そういう局面が来ても慌てないで、あー、あのコメジェストが言ってたな、ということでですね、思い出していただいて、もし余力があればですね、少しぐらい買い足してみようかな」と。 まあ、そういう話を何度もさせていただきますが、まさしく今が、あの、その大きく下げている局面です、ということだけですね、ぜひ、あの、皆様ですね、「台風だな」と。え、毎年来る台風がちょうどあの2022年、まあこの1月に来たな、ということでですね。 株式市場の台風でやるべきことは一つ、心静かにですね、落ち着いて嵐が去るのを待つ。もしですね、余力があれば少しあの買い足していただいてもいいと思いますし。 私はもう、あの今年はですね、初詣の効果が早速出たと思う、満面の笑みでですね、買い増しにですね、励んでおります。年始からですね。はい。 ということで、ぜひ、あの、皆様ですね、あの、そういったところ、あの、投資家の方にもお伝えいただければと思います。

では今日ですね、あの、先ほどご紹介いただきましたが、まず最初にですね、渡辺の方からコメジェストの紹介ということで。 まあ、あの、ここ1年ですね、一番最初に2年前にこの勉強会を始めた時にコメジェストも紹介させていただきましたが、この2年ぐらいでですね、新しく参加された方も多くいらっしゃると思いますので、コメジェストという会社、どんなあの経緯で生まれてですね、どういう人が、フランスの会社といつも話してますが、どんな人たちが本当に命がけで運用しているか、そういったあの会社の紹介、ちょうど年始ですので、区切りの良いところであのさせて頂ければと考えています。 その後ですね、小島の方から、本題ですね。私の方からはちょっと難しい話をできるだけ簡単にしようと思ってですね、色々あの考えてみましたので、今日、あの、もう存分にですね、お話の方に聞いていただければと思います。

[音楽]

はい、じゃあ私の方から先に入ります。コメジェスト、コメジェストを知り尽くした男でございますので、どうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。あの、画面写ってますでしょうか?大丈夫ですか?

OKです。はい、ありがとうございます。 で、あの、私の方からコメジェストとはどういう会社かということをご紹介したいと思います。 で、あの、資産運用会社のコメジェスト、コメジェストと書かせていただいておりますが、このコメジェストというまず名前なんですけれども、フランス語で企業というのを、まあ、ソシエテ・コマーシャルというような、いう風に書くんですけれども、そのコマーシャルの頭のCOMというのと、GESTというのはマネジメントという意味なんですが、そのまあ造語ですね。初めのところのCOMとGESTを合わせてコメジェストという名前になっています。 で、まあ設立はここにあるように1985年になりますが、えっと、私、七島と同い年ということ。 で、あの、1985年、入社した年で覚えやすい。はい。 で、あの、設立したメンバーと、まあ、あと2代目の社長もこれからご紹介したいと思うんですけれども。 まず、創業者2名。真ん中のアジア人ぽい顔しているものと、一番左のディディエ・バンコ・デッカーというこの2名なんですけれども。 なぜ創業したかと言いますと、「自分たちが成長を確信した企業だけに投資したい」ということで設立しました。 これって普通じゃないのかな、という風に思われる方もいらっしゃるかと思うんですけれども。 まあ、あの、二人ともインドスエズ銀行というフランスの大手の金融機関の中で、ファンドマネージャー、ジャン=フランソワ・カントンはアジア株を、ディディエ・バンコ・デッカーはヨーロッパ株をあの運用していたんですけれども。 やはりサラリーマンですと、まあ、四半期であったりですとか、半期であったりですとか、必ず評価される。評価をされると思いますが、その評価っていうのがベンチマーク指数ですね。 日本株で言うと、日本株ファンドを評価するにあたっては、TOPIXだったり日経平均にどれだけ勝ってるか負けてるかというところで、ファンドの評価だったりですとか、ファンドマネージャーの評価というものがされると思うんですけれども。 サラリーマンの運用担当者になりますと、その評価される。もちろんベンチマーク指数に勝つこと、勝ちたいと思って運用するのは当たり前なんですけれども、いかに負けないように運用しようかということを考えるようになってしまうがちです。 で、あの、まあよくアクティブ対パッシブっていう話で、アクティブファンドはインデックスファンドに勝てないのではないかという話がよくあるかと思うんですけれども。 その多くのアクティブファンドが勝てない理由っていうのが、やはり「いかに負けないようにしようか」という、こういったことを考えながら運用されているファンドが多くあるから。 よく「疑似アクティブ」とか「なんちゃってアクティブ」っていう風に私たち呼んでるんですけれども、あの、指数に近い運用をしているアクティブファンドが多くあって、「アクティブ良くないじゃないか」というような、あの、話によくつながってしまっています。 この「自分たちが成長を確信した企業だけに投資したい」というところなんですけれども、あの、いかにそのベンチマーク指数に負けないように運用しようかという風なことを考えると、まあ、必然的に時価総額の大きい企業に投資せざるを得ないというようなことになります。 あの、ジャン=フランソワ・カントンの場合ですと、まあ1980年代っていうのはアジア株というとほとんどが日本株だったんですが、日本株運用しようと思うとNTTですとか、大手銀行なんかを必ず入れないといけないというか、そういうそうするべきだというような流れがありまして。 ただジャン=フランソワ・カントンとしては、まあ、いい企業であっても成長する企業だけに投資したい、自分が本当に投資したい企業だけに投資したいという強い思いがありましたので、まあ、それそうするためにはもう自分で会社を作るしかない、という発想で、あの、発起人になって自分たちの会社を設立したという経緯があります。 で、あの、フランスで、当時、独立系の運用会社というのはなかったんですけれども、あの、このディディエ・バンコ・デッカーを誘って、二人で設立した会社です。 ジャン=フランソワ・カントンの見た目、アジア人だという風に思われるんですけども、あの、ベトナムからの移民で、フランス国籍を取得した一人です。 ディディエ・バンコ・デッカーさんはドイツ人だった。まあ大柄なイメージあるかと思うんですけれども、まあ非常に小柄で。 ディディエ・バンコ・デッカーさんとジャン=フランソワ・カントンは非常に、最も多分170cmはない小柄な2名が創立者です。 で、あの、2代目の社長がヴァンサン・ストラウクという、これはフランス人なんですけれども。この人がグローバルエマージング、つまり新興国株ファンドの運用を始めた人です。 あの、そうです。次のページで、まあここをご覧。

はい。馬鹿高い万年筆を買う人がジャン=フランソワさんなんですか?

これはあの2008年に日本法人を設立されているんですけれども、彼の肝いりで設立して、日本へも年に2、3回来日していたんですが。 日本法人の設立と、あとまあ趣味が万年筆のコレクションで。特にパイロットが持っているブランドで、あの並木という伝統工芸品の万年筆があるんですけれども。 数万円から300万円くらいする、非常に高額な万年筆なんですけれども、それを世界一持っている人物です。 で、あの、その万年筆っていうのは、蒔絵という伝統工芸で作られているんですけども、まあその絵柄の中にいろんな、鶴が出てきたり、龍が出てきたり、亀が出てきたりするんですけども。 まあ、そのそういった絵柄がどういった意味があるのかということをしっかり理解していたりですとか。実際その伝統工芸士さん、人間国宝に指定されているような方が作られているんですけれども、そういう人たちのところに会いに行って、取材までして本まで書いているような人物です。 で、あの、2008年、私が会社に入ってすぐの頃に一緒に蚤の市に行ったことがあるんですけれども。 あ、家紋なんかも覚えていて。刀の柄が骨董でいっぱい売ってたんですけれども。「これはどこどこの家紋が入ってるね、これはどこどこだね、これどこだっけ」みたいなことは私聞いてきたんですけど、全然答えられなくて。 「日本人なのにそんなのも知らないのか」と言われてしまって恥ずかしい思いをしたんですけれども。 そんな、あの人の、まあ、あの有名どころはもちろんわかるかもしれないんですけど、なかなか家紋までわかる日本人は少ないんじゃないかなと思いますが。 このジャン=フランソワ・カントンは非常に日本の歴史にも精通した人物になります。 まあ1980年代から日本企業をずっと見てきているので、まあ日本の歴史だけじゃなくてもちろん日本企業に精通した人物です。 スペシャルアドバイザー代表ということ。今はもう引退されているんですから、会社とは関係ない。

えっと、もう、そうですね、2016年に第一線からは退いて、いや、もっと前ですね。2010年ですね。 2010年には第一線からは退いていて、今もまだ株主、コメジェストグループホールディングスの株主としての役員をしてまだ残っていますが、あの、会社の運営ですとか投資には関わってはいないですね。 この今、リチャード・ケイを日本株の運用に一生懸命コメジェストにぜひ、という風に誘ってくれたのが、ジャン=フランソワ・カントンと、ヴァンサン・ストラウクです。

ちょっと出たその3人ですね。

そうですね。あの、この3人がまあどういう人かというところをご紹介していこうと思うんですけれども。 あの、残念ながらこのバンコ・デッカーさんとは3回ぐらいしかお会いしたことがなくて。 今、それでまあ81歳なんですけど、コメジェストグループとの関わりとして、ほとんど、あの、コメジェストグループで一応慈善活動みたいなものをやっていて、そこのマネジメントというか、そこの活動に今でも関わってくださっているんですけれども。 どういう人かというと、非常に、カントンさん、真ん中の人は非常に静かな形で淡々と喋られる方なんですけれども。 バンコ・デッカーさんはまあテンションが高くて、どちらかというと営業ができるタイプの人がこのバンコ・デッカーさんです。 で、あの、私もどの方も尊敬しているんですけれども、「現役にどんどん譲ろう」という風に書かさせていただいておりますが。 そもそもこの3人が大株主であったんですけれども、どんどんと現役世代に、この自分たちの持っている株式を譲って、あまりその譲ることで現役世代が自分たちの会社だという実感をしっかり持って働けるような環境を作ろうということを積極的に勧めてくださった方です。 で、あの、真ん中のところで、ジャン=フランソワ・カントンは「パートナーシップ、チームワーク、自治、透明性、信頼を大切にしよう」という風に書かさせていただいておりますが。 もう本当にこのことをいつも言っていて、この5個のキーワードが自分たちの企業文化を作るんだということを、ずっと言っています。 まあなので、高橋なんかが、コメジェストに入ってから、びっくりしたこと。コメジェストって、あの、営業目標というものを持っていないんですけれども。 「入社前には営業目標ないって言われたけど、きっと入ってからあるんだろうな」と思う。でも本当になかったということに驚いたと言っておりますが。 今まさにそこ、あの、自治というところに関わってきておりまして。 何かこう上から何かこれやりなさい、あれやりなさいということではなくて、自分たちで考えてお客様のため何ができるのかという活動をアクティブにしていこうということが、あの、重視されている企業文化です。 で、あの、ヴァンサン・ストラウクが3代目の社長で、まあ、キブツのような組織運営を目指そうと。 キブツってあまり聞きなれない方も多いかもしれないんですけれども、イスラエルにある、ユダヤ人が作った共同体。もともとは農業なんかを中心に行っていた、あの、一つの村みたいなもんなんですけれども。 フラットな組織運営だったり、共同所有であったり、集団責任であったりということを目指した組織運営というか共同体でして。 コメジェストもそうあるべきだ、家族のような会社を作ろうですとか、あと、上下関係をなくしてディスカッションベースに、あの、チームの方向性を決めていこうという文化を、この3人で積極的に発信して築き上げているということです。 あの、バンコ・デッカーさん今81歳、カントンさん70歳で、ヴァンサンさんは今65歳です。 で、あの、まあ60歳でそれぞれ第一線を退いているんですけれども、あれ、経歴の年数と、まあ、歳が合わないなと思ってヴァンサンの経歴を調べたら、19歳で大学院まで卒業しているということで。 コメジェストグループの中でもこのヴァンサンは秀才だという風に言われているんですけど。 高校と大学と、まあ、大学のところでも飛び級をしていて、19歳で普通の人でいう6年分の教育を修了しているという、まあ、秀才です。 で、あの、続いてその企業文化的なところをご紹介したいと思うんですけれども。 ちょっとまあ、こういう、この問いだった説明がいいのかなという、なかなかまだ模索中で、お借りして恐縮なんですけれども。 私たちの強みとして、まあ、独立系の運用会社という、あの、自分たちでここにある、あの、現役にどんどん譲ろうというところで少しお話したんですけれども。 従業員がまあ株主であると。一部の、あの、創業者とか社長だけが株式をいっぱい持っているというわけではなくて。 私みたいな一般社員も含めて、あの、株式を自己資金で購入していて、経営も、従業員が皆自分たちが経営しているんだという意識を持った会社になっているんですけれども。 それがまあなぜいいかということなんですが、それは長期的に持続的な成長を目指す関係性ができているから。 私たちの企業文化が優れていて、それがまた他社と比較しても競争優位に働いているという風に考えています。 まあそれがまあなぜいいかというところなんですけれど。 まずはどこから説明してもまあつながってくるんですけれど。 例えば企業の持続的な成長と書かさせていただいておりますが、持続的に高い成長をする企業に長期投資することでお客様に長期資産形成につながる。長期資産形成でお客様の資産が増えると、会社の長期的な成長につながる。 会社の長期的な成長がまあ株主価値の向上になって、まあ、従業員が直接的には報いられる。 あの、選別質の高い成長企業、持続的に成長できる、まあ、効率の高い企業に長期投資するということで、投資先企業にとっても持続的に成長する限り、安定株主、パートナー、同じ目標を持ったパートナーになれるということで。 日本に三方よしという言葉がありますが、お客様も長期的な資産形成ができて、会社も長期的に成長できて、で、従業員にもリターンがあって、投資先企業にとっても長期的なパートナーができるということで、同じ目標、同じ時間軸で運営されていくというところが強みになってます。

ちょっとこれ、うーん。はい。その、そんなのはどこでも一緒じゃんって思うけど、違うんですか?え、そうなんですか?

そうなんですよ。ちょっとこの言い方の話からするとちょっとわかりにくいんですけれども。 なぜ他が良くないかっていう、あまり、この側面からだとあまりポジティブな話じゃないので良くないなとは思ってるんですけど。 こちらがわかりやすいようにこっちで進めさせていただくと、いわゆる一般の運用会社の株主っていうのは親会社であったり、別にあります。 そうすると、親会社って証券会社だったり、まあ、銀行だったり、なんですけれども、また他の、今、銀行や他の金融グループだったりするんですけれども。 そうすると、株主は毎四半期ちゃんと利益上げてくださいね、ということを、まあ、運用会社に短期的な利益目標を求められる。株主還元、やっぱりそれください、これなんていうのは長期のほうが利益が、中長期的な、勝手にいっちゃうんですか?なんでそんなことになるんですか?

えっと、まあ、そもそも、ここの株主自体がサラリーマンであったり、あ、分かった。自分がいる時にちゃんと、えっと、上場会社で、常に利益目標だったり営業目標を持っているので、それに合ったものを提供してほしいというプレッシャーを、そうか、いただく、といったところ。

俺が定年してから利益が得られたって困るわ、今やん、っていう話なんですね。はい。稼ぎが来ない。四半期ごとにもうこれだけやってくれよということを、運用会社に求めます。

運用会社はもちろん良いパフォーマンスを上げたいんですけれども、それよりもお客様、投資家にとって買ってもらえるもの、売りやすいものを作ろうとします。そうすると、これっていうのが、買ってもらえるもの、良いものだったら、最終的にもし投資家のためになるかもしれないんですけれども、一番良いものを提供するというのではなくて、買ってもらえるものを運用しようと。というところでもうほとんどの矢印が双方向に向かないケースがよくあります。

運用会社が投資先企業に対しても、やっぱり短期的にしっかりと株主還元してほしいので、「会社にちゃんと株主還元してください」と。ただ、投資先企業は3年後、5年後、10年後の成長を見据えて経営していきたいのに、株主である運用会社からは、「ちゃんと株主還元してください」と短期的な利益を求められてしまうということで、この矢印が双方向に向かない。運用会社と投資先の矢印も双方向に向かない。

運用会社で働く従業員に対しても、「とにかく利益を上げるためには、まず売りなさい。短期で利益をあげなさい」ということを言うようになってしまうので、本当に、お客様にとって、投資家にとって良いサービスだったり良い商品を提供する、というところではなくて、売れるものを売ろう、というふうになってしまうので、こういった短期志向の負のサイクル、まあ、同じ時間軸だったり目標を共有していない運用会社は良くない、ということがあります。

これ、良いですね。いや、少し紹介を、数ヶ月間ですかね。ましてや、僕らもサラリーマンの時なんか、あの半期とか「この3月まで」とかって言われたもんだから、時間が区切られてもいい、そうですね。いや、あの四半期で区切るとか半年で区切るってことは本当に意味がなくって、やっぱり投資先企業にとってもお客様にとっても、決まった期間でこれだけ、っていうのではなくて、持続的に高い利益成長をするということが、極めて資産運用にとって大事なので、同じ時間軸、同じ目標を持っているということが、運用会社にとって、私たちにとっての強みになっているということです。

日本の運用会社の多くが、上場企業の子会社であったりというケースが多かったりですとか、そうですね、いうケースが多いので、やはり短期的な利益、長期、長期と言いながら短期的な利益を求められてしまうので、本当にお客様にとって良い商品をなかなか提供できない構造になってしまっているということがあります。海外の運用会社でも同じです。

私もすごい好きなイギリスの運用会社があったんですけれども、日本の大手銀行が大きく出資したことで、もともと持っていた投資哲学、あの各運用商品には適正な預かり資産残高みたいなものがあるんですけれども、それが良い商品だったのでたくさん売れて、本当なら預かる金額を止めなければいけないのに、大きく預かり過ぎてしまって、その投資哲学が崩れてしまうというようなことがあって。いかにその株主第一主義というのが、身をもってと言いますか、アバディーンという会社、すごい好きだったんですけど、今はもうその会社、残念ながらなくなってしまって。運用会社が独立した考えを持っているかどうかっていうのが、非常に大事なことだな、というふうに思っています。

ファンドマネージャーが本国から日本に来て、「コミデスの強みは何ですか?」ですとか、「他社と比較してどこが強いですか?」という時に、いつも「独立性があること」ということを言っていて、いまいち、そこを「なんでそこがいいことなのか」ということを初めの頃は分からなかったんですけれども、今、自分の会社だけではなくて、他の運用会社のお話を聞いたりですとか、見てみると、株主からいらないプレッシャーというか、同じ時間軸を共有できない人がその経営のサイクルの中に入ってきてしまうと、うまく運用ができなくなってしまうんだな、ということを実感しております。

これはいつも会社紹介で使っているスライドで、特徴を表しているんですけれども、私たちのファンドの強みとしては、パートナーシップ文化だったり、得意なことだけ株式アクティブ運用に特化するということを、頑固一徹でやっているというところですとか、後ほど紹介するんですけれども、徹底したチーム運用、全員による意思決定というところが、私たちの強みであり特徴となっています。

じゃあ、あの、今、はい。このアンコンストレインド・プレイング。これがあの創業の理由にもなったんですけれども、指数からの独立ということで、指数に縛られないというのは、このアンコンストレインドというところで、株式ベンチマーク運用ではなくて、本当に私たちが良いと思う素晴らしい企業だけに投資するということを徹底しています、ということが、このアンコンストレインド、指数から独立した、というところの意味になります。

なるほど。MSCIにちょっと勝ってるからええやん、とか、そんなことは言えないということじゃん。

そうですね。指数に勝つことを目標に、もちろん指数に勝つことは、パッシブ、まあインデックス運用よりも高いフィーをいただいているので、長期的に勝つということはもちろん一つの目標ではあるんですけれども、四半期とか短期的にどうこうではなくて、一つの目標としているのは、本当に良い企業に長期投資をして、高いリターンをお客様に届けよう、というのが私たちの目標になっています。

今の社長とか代表も紹介しておこうと思うんですけれども、これ、ちょっと、2016年から代表に就任しているんですけれども、ちょっと分かりにくい日本語になっていますが、これ、あのフィナンシャル・タイムズという、グローバルの日経の子会社になってしまっているんですけれども、世界でも金融業界では有名な新聞社に、就任時に取材された時のコメントなんですけれども。ファンドマネジメントはビジネスではなく専門的職業で、アートである、ということを言っています。

これどういうことかというと、儲けようとか利益を上げようとか売ろうとかっていうことを考えていたら、本当に良い仕事ができなくて。やるべきことっていうのは、銘柄、まあ企業を徹底的に調べ上げる。誰よりもその企業に対して詳しくなる、よく理解した上で厳選して投資する。まあ、そういう職人、ファンドマネジメントは職人業なんだ、ということを言っています。

それに集中することが私たちにとって大事なことです、ということを言っていて。それと同時に、大きなお金を預かりしているわけなんですけれども、そのお金っていうのは、人のため、人から預かっているものなので、人のために働いているということを、決して忘れてはいけないと思っています、ということを言っています。

使命としましては、世界の株式市場において一貫した質の高い成長企業への投資を提供。お客様に責任投資、長期投資を普及していくことを促進していこう、ということが私たちの目標です、ということを宣言しています。

このアンヌ・コセムは、ヨーロッパ株の一般企業のアナリストで、ファンドマネージャーで、CEO、CIOを務めています。皆さんにもいつかご紹介したいな、というふうに思っています。非常に物腰の柔らかい、今56歳、僕らと一緒の年。アンヌもそうですし、他の3名もそうですし、そのフラットな組織運営ということを謳っているだけあって、非常に皆物腰が柔らかくて。創業者たちも非常に成功者ではあるんですけど、非常に腰が低くて。入社して間もない私なんかの意見なんかも一生懸命聞いてくれて、メモを取ってくれるような人たちです。

ちょっとこれは余談というか、どういうところにコミデスの本社があるかというのをご紹介しているんですけれども、オペラ座のすぐ近くにあります。オペラ座から直線距離で200m弱、直線距離じゃないと350メートルぐらいのところにあって、パリのど真ん中にあります。近くにはユニクロの旗艦店があったりですとか、パリに行かれたことがある方ご存知かと思うんですけど、ギャラリー・ラファイエットですとかプランタンといった老舗のデパートが、徒歩5分圏内にあったりですとか、非常に良いところになりますので、これ、いつかパリツアーをしたいな、というふうに思います。

入っているビルはこういった、ちょっとペイントがされているようなビルで、この移している写真では3フロアなんですけども、現在では4フロア。パリでは80名弱の社員がパリで働いています。

私たち、長期的に持続的に高い利益成長する企業に投資することを目指していますが、私たち自身も持続的に高い利益成長ができる、質の高い企業であろう、ということを目指しています。これが預かり資産残高の推移と従業員数の伸びなんですけれども、外資系金融と言うとなんか、ガツガツしたイメージだったりですとか、人員を預かり資産に応じて増やしたり減らしたり、というようなことがよくあるんですけれども。私たちは例えば今2008年の預かり資産が3割か4割近く減った時であっても、人員増強を継続して行なっています。その分採用には非常に慎重なんですけれども、本当にそうですね、何かこう預かり資産が増えるからどんどん人を増やそう、ですとか、減ったから減らそうということはなくて。いかにお客様にとって、良いサービスをするためにはどうしたらいいかですとか、会社の運営を持続的に行っていくためにはどういった人材を採用していったらいいか、ということを、みんなでディスカッションしながら進めているような会社です。

緑がファンドマネージャーですとか運用チームのメンバーで、グレーがそれ以外の従業員になります。直近数年間でやっぱり増やしているところとしては、アナリティクスであったりIT部門が一番多く、ITだったりリスク管理部門の人員を強化している状況です。

日本法人なんですけれども、日本法人は2007年に登記されて、営業自体も2008年から開始したというような状況です。2018年までは半蔵門のプライムビル、この左側のビルに入居していて、初めはワンフロアだけだったんですけれども、退去する頃は2フロアを借りて営業していました。2018年からは、現在入ります、東京駅のパシフィックセンチュリープレイス丸の内、ここに、移らさせていただいて、移って営業しています。

リーマンショックの年から営業を始めているというところでした。それは何ですか?リーマンショックの年を選びやがって、と言われていたらよっぽどだと思うんですけれども。まあ、そういったことがあっても、諦めることなくというか、なんとか営業したというところですね。

こちらが日本法人の投資信託ベースでの預かり資産推移なんですけれども、ずっと赤字だったんですけれども、撤退せず、一度やると言ったことを、貫き通したことも、所信貫徹じゃないんですけれども、日本のお客様に私たちの運用サービスを届けるんだということと、日本株、日本企業をしっかりサーチするんだということで、赤字が続いていたんですけど、撤退しようという話とはもう一度もなく現在に至っているような状況です。

私がここに入った時期は、預かり資産が2億円弱とかだったんですね。もうものすごい赤字だったんですけれど、現状は、ここにありますとおり、500億円を超えているので、経営は非常に安定しているというような状況です。それと、直接本国の方に投資してくださっているようなお客様もいらっしゃるので、現状では日本の投資家様から2000億円を超える投資をいただいているような状況です。

最近では、アクサ生命の変額保険でもコミデスが入ってきた、ということですよね。

そうですね。おかげさまで、長期、同じ目標を持った長期的な運用サービスをしてくれるファンドマネージャーを採用したいんだ、というようなお客様が増えてくださって。もともとはヨーロッパ株とエマージング株がメインだったんですけれども、日本株も世界株も、お預けいただけるような状況になっています。

このスライド、決して何も派手でもなく、なんてことないスライドであるんですけども、コミデスの強みがここに詰まっていて。全員運用担当で、今49名なんですけれども。一般的な運用会社ですと、例えばヨーロッパ株チームと日本株チームが協力して調査するというようなことはあまりないんですけれども、私たちの会社ですと、全員がコミデスの株主であり、運用担当者を評価するときにも、他者、運用チームにどれだけ情報提供しているか、アイデア共有しているか、ということも評価に入れるようにしているので、この49名が本当に協力し合って企業の調査にあたっています。

日本株チームが4名で少ないですね、と言われたりですとか、米国株チーム5名少ないですね、というようなことを言われたりすることもあるんですけれども、決して少なくない、少ないというふうに私たちは思っていません。というのも、やっぱり日本企業を調査するにあたって、例えば米国での展開がどうか。ダイキンの買収先、エアコン世界最大手のダイキンは米国で同業他社を買収して事業拡大しているんですけれども、その買収先の事業状況がどうかと、また米国での競合状況がどうかということを、米国株担当と一緒になって調査したりですとか。日本のファーストリテイリングに投資しているんですけれども、ユニクロの競合のスペインのインディテックスですとか、H&Mの状況がどうかということを、ヨーロッパ株チームの人と一緒になって調査したりですとか。

あと、医療関係の会社も多く投資しているんですけれども、企業だけではなくて、米国のお医者さんですとか、ドイツのお医者さんですとか、フランスのお医者さんに一緒になって取材をして、「なんで日本の朝日インテックというカテーテルを、ヨーロッパの会社じゃなくて日本の企業のそのカテーテルを採用しているんですか?」という話を一緒になって調査したりですとか、っていうことをやっていて。私たちの強みっていうのは、この49名が同じ目標を持って企業を調査しているということが私たちの強みです。

もちろん一人ひとりが優秀な運用担当者、アナリストがいるということもあるんですけれども、私たち大事にしているのがチームワークで、一人で何かを決めるというのではなく、常にディスカッションをして合意をもって投資先を決めていくということが強みになっています。お客様は長期的なリターンを求めていらっしゃいますし、過去の長期的な成果を見て投資してくださっているので、私たちはその属人的な判断で高いパフォーマンスを上げるというのではなく、いかにチームを作るかということが大事だということを考えて、日々の運用調査をやっています。

一般的な運用会社ですと、業種ごとに担当者を決めていたりとかいうこともあるんですけれども、私たちは決めていなくって。それなぜかというと、その業種担当がいると、その業種担当の人の意見が通りやすくなってしまうということがあるので、全員がジェネラリスト、ただのジェネラリストではなくても、スーパージェネラリストになるんだ、というような目標を持って、各業種を細かく分析するようにしています。

各企業調査をする時も、一人で闇雲にやるのではなく、二人以上で投資先企業さんですとか、調査対象企業さんにお会いして、終わった後にはそのチームメンバーでディスカッションをして、どういうふうにその企業を見るかということを相談しながら、レポートにまとめていくというようなことをやっています。

このチーム運営が何がいいかと言いますと、持続的にその知識だったり、意思判断に持続性が生まれるですとか、確度が高くなるというところもそうですし。ファンドマネージャーですといつも言われるのが、キーマンリスクということが言われるんですが、そのキーマンが何らかの事故に遭ってしまったりですとか、引退の時にパフォーマンスが毀損してしまうのではないか、ということがありますが。私たちは強いチーム運用をしているので、そういったリスクが低い、というふうにお客様からも評価いただいています。なので、創業者たちが引退した後も、お客様が離れるようなことはなかったですし、パフォーマンスも大きく毀損するようなことはありませんでした。私たちも、これからそういったことが起きないように、チームでの意思決定を

ですとか、チーム力を高めるということをいつも気をつけながら運用をしています。あの、あまりあのグローバル株式チームのことも紹介したことがなかったので、今日はですね、コアメンバー3名をご紹介しようと思うんですけれども。上の3名が、このカッコの中の左側が業界経験年数で、右側があのコミュゼスト入社歴になるんですけれども、上の3名が割と10年以上勤めていて、下の3名はまだ5月に入ったばかりの浅いメンバーになります。

あの、この上の3名が特にリーダーシップをとってやっているんですけれども、一番真ん中のローラ・レジーさんというのは、アメリカ人とフランス人のハーフになりますが、非常に頭キレッキレの女性です。で、あの、誰に対しても、例えば3代目の社長のヴァンサン・ドゥ・ラ・ランスですとか、創業者に対しても自分の思ったことをきちっと発言しているな、というのが私の会った時だったり、同じ会議に出席した時の会議です。

この右側のアレクサンドラ・ヴァンはフランス人になりますが、元々は米国株チームで米国株を専門に見ていた人ですけれども、4年前、3年前ぐらいにアメリカ株チームからグローバル株式チームに移籍してコアメンバーになっています。非常に、あの、コミュゼストを創業したような、非常に静かに淡々と意見を主張させているような研究者タイプの人間です。

あの、左側のザック・シュメルチェックさんは南アフリカ人です。あの、この人は非常にアクティブな人で、コミュゼストの中にファイトクラブというのがあるんですけれども、決してこの本当に殴り合うわけではなく、意見をぶつけ合う会議というのをザックさんが入りすぐに立ち上げまして。例えば、アパレル業界についてのファイトクラブを行うことを彼が決めて、日本株だとファーストリテイリングの担当者と、欧州株チームのユニリーバの担当者と、米国株で投資していないんですけれども、例えばギャップですとか、H&Mを調査していた人を一度集めて、ファイトクラブで意見を戦わせるようなことをやっています。彼が提案したそのファイトクラブによって、やっぱりあの各担当者がいろんな意見を交換する場ができているということで、非常に有益な企画を提案してくれた人物です。

で、下の3名は入ってまだ浅いんですけれども、フレデリックという、まだ入って1年経っていないんですけれども、彼はインターンでコミュゼストで働いていて、6年ほど他の運用会社で就職して、またコミュゼストに戻ってきた人。リチャード・メルカドさん、日本株のチャントナーさんと同じチームですけれども、オーストラリア育ちのフィリピン人で、キラさんはフランス人です。南アフリカ人と、アメリカ人、フランス人、オーストラリア人のチームのメンバーが、グローバル株式チームの運用を良くしています。

日本株チームもこの2名で運用しているんですけれども、今日はいつもリチャードの話はさせていただいたり、リチャードの話を聞いたことがある方、何名かいらっしゃるかと思うんですけれども、チャントナーさん。あの、リチャードとチャントナーが、このチームのコア、2名のチームリーダーという形で日本株を運用しているんですけれど、チャントナーさんについて簡単にご紹介しますと、この22年と書いた通り、業界経験年数も、あの入社歴も一緒ということで、生え抜きのコミュゼストの担当者、生え抜きコミュゼストの、唯一の運用担当者です。

で、あのチャントナーさんは、カンボジアからの難民で、フランスには12歳ぐらいの時にフランスに来られた方で、それまではフランス語もわからなかったですし、英語もわからなかったんですけれども、12、3歳の時にフランスに来てから一生懸命勉強されて、高校、大学と卒業して、実はこれ22年とあるんですけれども、22年コミュゼストで、バックオフィスでアシスタントをして、大学を卒業してコミュゼストに入ってから、MBAを取得して運用担当者になったという、非常にすごい努力家で、人としてはすごく魅力のある方です。

で、あの2009年までは日本企業だけではなくてアジア企業を調査対象として見ていて、2009年から日本企業に専念して、日本株のポートフォリオマネージャーをやっていらっしゃる人です。あの、パリの彼女の部屋に行くと日本茶がいっぱいだったりですとか、日本の漫画なんかも置いてあって、日本語も結構一生懸命勉強したんだけれども、まあ喋れるようにならないから最近諦めちゃうなんてことを言ってるんですけれども、日本語の漫画を読んで日本語を勉強していたりですとか、飽くなき探求心を持って語学を学ぶ姿勢を持った素晴らしい人です。よく日本に来た時には日本茶を買って帰っていて。で、出身がカンボジアということもあって、カンボジアを中心に結構ボランティアで、図書館の設立に関わっていたりですとか、夏休みとかは向こうに行って、教育機関の教育サポートみたいなこともやられている方です。ぜひ機会があればお客様にも会っていただきたいなと思っている方です。

(参加者)チャントナーさんは日本にはいないんですか?チャントナーさんだけパリベースなんですね。なぜ日本企業をパリからどうやって見るんだという質問もよく聞かれるんですけれども、現在ではちょっと難しいというわけではないんですけれども、通常この前までは日本企業の経営者の方々が、投資家向けにロンドンですとかドイツですとかパリに、出張することが多くて、日本ではなかなか会えないような経営陣なんかも、パリにいると会えるということが強みであったりですとか、日本にいるとどうしてもあの短期的な動きなんかに釣られがちなんですけれども、外から日本企業を見ているということは非常に重要だというふうに見ています。リチャードなんかもよくこのチャントナーさんがより長期的な目線で意見を言ってくれることが非常にチームにとって重要だということを言っています。

あの、生え抜きコミュゼストなので、創業者の、3代目の社長の運用哲学をしっかりと理解してチームに伝えるというような役目も担っています。ちょっと時間がだいぶ経ってしまったので、エマージングのチームですとか、ESGのチームといった、またの機会にご紹介したいと思います。

皆様、ここまで何かご質問ありますか?

(参加者)いつもね、あの、お一人と伺いましたけど、リチャードさんだけじゃなかったんですね。こんなにたくさんの方が運用していらっしゃったんですね。

(講師)そうですね。皆それぞれ非常に優秀な方で、各コミュゼストの運用担当者の特徴としましては、やっぱりチームプレーなので、他の運用会社ではやっぱり自分が評価されたいというような方が、非常にアグレッシブな方っていうのが、割とファンドマネージャーには多いかと思うんですけれども、コミュゼストはチームプレーを重視できる人たち、コミュニケーションをしっかりと取れる人たちが運用担当者になっているというのが、コミュゼストの特徴ですね。

(参加者)ありがとうございます。またちょっと違うチームの方もね、あの別の機会にもご紹介してください。ありがとうございました。

(講師)はい。では、

(参加者)こちらさん、よろしくお願いします。今日はコーセーですね。押しました。お化粧品、違いますよね?

(講師)はい。

(参加者)一方、秀でる、あの鮮魚店、あっ、長男といえば、基本十分かつれ着しているような感じになってしまいますよね。

(講師)ありがとうございます。

(講師)はい。あの、先月海外の化粧品ブランドを紹介させていただいたので、今月は日本の化粧品メーカーご紹介したいと思います。で、コーセーなんですが、日本株ファンドに、今、2.8%を組み入れがあります。で、あの、組み入れ企業の中では唯一の化粧品メーカーになっています。

まず、コーセーどんな会社なのかをちょっと見ていきたいと思います。コーセー、創業が1946年、小林光三郎さんという方が東京の王子で創業した会社です。創業者の方はこの右の写真の方ですね。で、今は本社日本橋にあります。東京ですね。で、こちらにあのいろいろ会社の沿革書いてますが、結構あの新しい商品開発とかそういうところに強みを持っていまして、あの先月ご紹介したロレアルなんかとは1963年に実は技術提携していたり。あと、後ほどご紹介しますが、結構画期的な商品を開発している会社です。

何を作っている会社かと言いますと、こちらの右側のパイチャートにあるように、化粧品が8割。あとこれコスメタリーといいまして、あのコスメティックとトイタリーの造語になるんですが。トイタリーって、あの、シャンプー、リンスとか、日常的に、身だしなみのために使う製品、いわゆるトイタリー製品というんですが、コスメティックと、そういう日常的なパーソナルケア用品を合わせた製品が2割ぐらいあります。

で、コーセーなんですが、パーソナルケア製品と言いまして、これもあの身だしなみのために使う製品ですね。もうあの幅広くシャンプー、リンスから、あの化粧品、あとはシェービングクリームとか、そういう身だしなみのために使う製品全体での売上で言いますと、国内シェア3位になります。1位が資生堂で、2位が花王ですね。で、それをもう少しスキンケア用品に絞った順位でいきますと、資生堂に次ぐシェア2位の会社になっています。

コーセーの特徴ですが、ここにありますように、美容に特化した化粧品メーカーということです。ちょっと他のメーカーとの違いは後ほど詳しくご紹介したいと思います。

で、コーセー、あの結構研究開発に定評がある会社です。実はあの業界初ですとか、世界初という数々の製品を生み出している会社です。ちょっとここにあの、その代表的な製品を上げてみました。男性の方、なかなかピンと来ないと思うんですが、これ、サマーボーテという、リキッドファンデーションですね。今、ファンデーション、リキッドのものって当たり前のようにあるんですけれど、これもあのコーセーが開発しました。

下のなんかこれももっとすごいなと思うのが、この1976年に発売されたフィットオン、これパウダーファンデーションです。あの、このフィットオンが発売されるまではパウダーファンデーションこの世になかったそうなんですね。これもあのコーセーがファンデーションと白粉を一つにして、もう化粧に時間かけたくないというユーザーの声に応えて開発したのが、このパウダーファンデーションです。

あとこの一番右側がこれあの美容液になります。1975年に発売されたアルファードという美容液なんですが、これもあの美容液に、今ではもう当たり前の化粧スキンケア用品としてもいろんなブランドだしてますけど、これもコーセーが世界で初めて世に送り出した製品になります。で、あの結構このように、世界に先駆けた、あの先進的な画期的な商品開発する能力が非常にある会社がコーセーということになっております。

次に、地域構成です。こちらのパイチャートの通りになりまして、日本がまだ6割もあるんですね。アジアが約3割。あと欧米が1割ですね。で、このアジアなんですが、ほぼあの中国本土と、韓国の免税店での売り上げになります。で、韓国の免税店の売り上げというのは購入者が中国人になりますので、あのコーセーのアジアの売り上げはもうほぼ中国人の売り上げと見て頂ければと思います。で、今日本の比率6割と高いんですが、2026年までにはこの海外比率を50%以上持っていきたいという目標を持っています。なので、これからどんどん海外進出加速する状況になっています。

あと、コーセーの製品どこで買えるかと言いますと、皆様、よくデパート行かれると、コーセーの化粧品売っているカウンターあると思うんですが、百貨店ですとか、ドラッグストアですとか、ドンキホーテの中にもあります。小売店、量販店にありますし、それ以外にもあのトラベルリテールという免税店でも買えます。あと最近は通販にも力を入れてきています。今、コーセーのEC比率、まだ13%ぐらいなんですが、これも少し引き上げていきたいという目標を持っています。

次に、コーセーのブランドどのようなブランドがあるのかご覧いただきたいと思います。で、コーセー、ブランドは、ハイプレステージ、プレステージ、コスメタリーの3つのレイヤーで展開しています。まずあのハイプレステージというのが最高級ラインですね。ここで一番代表的なブランドが、コスメデコルテ、というブランドと、アルビオンというブランドです。で、この2つのブランドは利益率の高い稼ぎ頭のブランドになっています。コスメデコルテは、こういう非常に高そうな感じのパッケージなんですけれど、化粧品ですとか美容液でも1万円以上、クリームは63万円ぐらいする非常に高価格帯のブランドになっています。コスメ雑誌なんかでもランキング、売れてる化粧品のランキング出ると思うんですが、ここでも毎年トップに挙がっているブランドです。日本でも人気なんですが、やはりあの中国でも非常に人気のある、人気が高まっているブランドになっています。

あとこちらのタルトという、これアメリカの化粧品のブランドになるんですが、こちらもあの非常にアメリカ、ヨーロッパで人気のブランドです。2014年にあのコーセーが買収したブランドなんですが、2014年に買収をして、今売上400億円を超えてくるまでに成長しています。このタルトというブランドは日々成長している代表的なブランドになっています。

次に、プレステージという、やや最高級より少し安い高価格帯のラインになります。このあの雪肌精ですとか、あとエスプリークとか、ドラッグストアとか行くと必ず見ると思うんですけれども、こういったブランドが代表的なブランドになっています。コーセーは、結構このブランドごとのCMに使うタレントさんのチョイスが非常に巧妙で、雪肌精ですと、羽生結弦さんとか、非常に人気のあるタレントさんなんですけれど、あとはONE BY KOSÉは、北川景子さんがCMやってたりしますし、エスプリークは、これもまだ結婚してしまった、もうなくなってしまったかもしれないんですけど、安室奈美恵さんがやったりします。というのも、ここも非常に人気のあるブランドになっています。

一番下がコスメタリーになります。で、これらのシャンプーですとか日焼け止めといった、あの、日常的に使う製品になります。これもあのドラッグストアなどで皆さんよく見かける製品だと思います。なので、ヴィセですとか、メイクアップ用品も、リンメルですとか、最近はNiziUなんかもCMで使っていたり、あと、アディクションも、メイクアップ用品のブランドになるんですが、今非常に人気のブランドになっています。あとジュレームという、一時期非常に流行ったシャンプー、リンスありますか?これも、嵐の松本潤さんがCMやったりしています。最近あの去年発売開始したマニフィークというブランドがありまして、これは男性用の化粧品ですね。女性も使ってもいいユニセックスブランドなんですが、こういう新しいブランドなんかも出てきています。

以上が、コーセーの概要になります。

次に、日本の化粧品メーカーといえば資生堂を思い浮かべる方が多いと思いますが、今、コミュゼストではコーセーのみ投資をしています。で、資生堂は、もちろん日本を代表する素晴らしい企業になりますし、以前投資していたこともありましたが、今コーセーに絞っています。なぜそのような判断に至ったのかを、ここからコミュゼストの視点を交えてご紹介していきたいと思います。

まず、コーセーの競合を押さえていただきたいと思います。コーセーの競合としましては、日本の化粧品大手、資生堂、花王、ポーラ・オルビスといった企業が、主要企業として挙げられるかと思います。売上の規模を見ていただきますと、パーソナルケア市場で言いますと、資生堂がナンバーワンで、2位が花王、3位がコーセーとなっています。先ほども申し上げましたように、スキンケア化粧品に絞ると、資生堂が1位、コーセーが2位、花王が3位となっています。

ポーラ・オルビスですが、ポーラですとかオルビスといったスキンケアブランドを柱として持っていまして、シワ改善クリームで非常にヒット商品になったリンクルショットとか、あと最近、若い方たちに人気のジュリークとか、アムリという新興ブランドを持っている会社になります。規模はそんなに大きくないんですが、比較的ニッチな市場に特化した高級ポジションで成長しているメーカーになっています。売上規模見てみますと、資生堂、花王が1兆円を超える状況になっていて、圧倒的です。その中でコーセーは約売上3000億円という規模になっています。

以上が競合ですが、あの、コーセーも海外でも売れている一つの化粧品メーカーです。先ほど地域構成で見ていただいたように、アジアでは中国、主に中国で売れてますし、アメリカでも一応販売しています。日本だけじゃないということですね。

(参加者)なるほど、これはありがとうございます。

(講師)はい。で、ええ、そうです。あの、コミュゼストは

コムジェストの視点として一つ挙げさせていただきますと、化粧品市場はこれ、長期的な成長が見込まれる市場としても捉えています。化粧品市場の成長の背景にあるのは、あるメガトレンド、これはやっぱり新興国の中間所得層の増加、これがトレンドとして挙げられます。

今の中国は世界第2位の化粧品市場なんですが、もう数年以内には最大、アメリカが今1位なんですけれども、アメリカを抜いて最大になる見通しと言われています。で、その中国の化粧品市場で今起こっている傾向としまして、高級品志向が結構高まってきています。この上の図が高級品と、いわゆる比較的安いマス製品の売上の構成比と伸び率になっていますが、最近そうですね、2016年以降から結構高級品化粧品の売上が伸びてきています。

はい。なんですが、これ、下が各国の高級化粧品と廉価な化粧品の売上構成比なんですが、中国はまだ高級品の比率が4割です。で、他の日本ですとか韓国、欧米と比べてもまだこの比率が小さいので、この高級化粧品の市場というのは中国では依然にまだ伸びる魅力的な市場と捉えています。こちらの上図にありますように、2016年以降、この高級化粧品の売上の伸びが加速してきていまして、この状況を見て日本株チームでは投資対象を、今までは割と幅広いブランド事業ポートフォリオを持つ化粧品会社に投資をしていたんですが、こういったトレンドから高級品に特化した企業に絞るという判断を行ったそうです。この時点で、投資を資生堂に投資していたものを、コーセーですとかポーラ・オルビスに絞ったということです。

先ほど挙がっていた花王なんですが、花王も化粧品は取り扱いはあります。カネボウを買収して化粧品の取り扱いはあるんですが、メインがやはり洗剤ですとかヘアケア用品が主要事業になりますので、高級化粧品の投資対象というカテゴリーからは外れたということで、花王は投資対象として入らなかったそうです。

次に、コムジェストが資生堂ではなくコーセーに投資する理由を数字で見ていきたいと思います。左側が売上高3社ですね。コーセーと資生堂とポーラ・オルビスの売上と売上伸び率の推移を表していますが、売上規模は資生堂が大きいですが、伸び率で見てみると結構変動が大きいです。一方、コーセーですとかポーラ・オルビスは割と安定した10%台での伸び。これ、2019年以降はコロナの影響で化粧品需要が低迷したので、ちょっと悪く見えてしまうんですが、それ以前の伸び率を見ますと非常に安定的に成長していました。右側がEPS(一株当たり利益)の成長率の推移ですが、こちらも資生堂は結構波が大きいですね。一方、コーセーは比較的高い伸び率をずっとキープしています。なので、成長性でみるとコーセーやポーラ・オルビスが資生堂を上回っているのがここから見て取れるかと思います。

次に、重要な収益性で見てみますと、左側が3社の営業利益率の比較です。この緑色がコーセーになりますが、営業利益率でみると非常に驚くかと思うんですが、資生堂がすごく低く、コーセーは利益率が非常に高いです。これ、投資の指標として重要なROEでみましても同じことが言えます。こういった財務面で見てもコーセーの優位性というのが非常に見て取れるかと思います。

で、これらの結果は、株価にも表れています。この一番青い線にあるのがコーセーの株価過去10年チャートとなります。コムジェストでは2017年からコーセーの投資をしていまして、今も保有し続けています。2004年からコーセーについては調査をしていました。で、コーセーは2008年から2012年あたりまで経営改革をしていまして、不採算事業の見直しですとか事業再編をしていました。その結果、成長に特化したポートフォリオが出来上がりまして、はい。さらに2010年代には欧米市場への足がかりを作るべく、タルトというブランドを買収したんですが、そのブランドも売上も徐々に増加軌道に乗り始めたということで、業績に良い流れが見え始めたタイミングで投資を開始したそうです。

今の足元、株価の方がコロナの影響で非常に荒い動きにはなってしまっているんですが、今後5年予想で、成長率は年率20%と見ていまして、引き続きクオリティグロース企業としてコーセーは見ています。

で、資生堂については「なぜ資生堂に投資しないんですか」というふうに聞いてみたんですが、まず、株価が中国の売上の伸びを反映して割と割高になってしまっていたというか、高すぎて買えなかったというところと、あと中国以外に目を向けるとあまりうまくいっていなかったそうです。国内市場でもシェアを、おそらくコーセーですとか他のブランドに奪われていたりですとか、あとは欧米市場進出はしているんですが、実は赤字だったりということで、中国以外の海外の市場があまりうまくいっていなかったというところ。あと海外のブランドを結構積極的に買収したんですが、あまりうまくいってないですね。で、結局、過去に買収したブランドを今売却を進めているぐらい、あまり買収はうまくいかなかったという理由から、コーセーに注力することになったそうです。

あとポーラ・オルビスは非常に伸びていた会社なんですが、こちらも投資はしていたんですが、2019年に売却しています。売却した理由としましては、まず、成長していたポーラですが、オルビスブランドの成長にちょっとピークアウト感が見え始めてきていたことですとか、あとは、数年前に非常に話題になったニュースになったかと思いますが、現社長と元会長の奥様との間で遺産相続を巡るお家騒動が発覚したかと思いますが、これについても調査したんですが、結局解明がされなかったということで、ガバナンスにちょっと問題があるんじゃないかということでも売却したそうです。

コーセーの参入障壁ですが、こちらにありますように、厳選されて成長分野に特化したブランドポートフォリオにあると考えています。化粧品業界は誰でも参入が可能で参入障壁が低い業界になるんですが、それだけにブランド力が非常に重要になってきます。コーセーでは毎年売上の2%程度を研究開発費に投じますし、マーケティング費用も4割程度をマーケティングに投資しています。そうすることによってブランド価値を高めながら既存商品の売上を伸ばして、さらに中国ではこれから新規出店を進めていきます。これによって売上と利益の拡大を図っていくという方針です。

で、コーセーの今後の成長ドライバーですが、もう何度も申し上げているように中国市場ですね。コーセーは資生堂に比べて中国進出が出遅れていたんですが、ようやく積極的に進出できる基盤が整ってきたということで、これからは新規出店ですとか、EC販売の拡大でどんどん広告を打っていって、中国で積極的に展開をしていくそうです。

で、こういった成果も少しずつ出ていまして、こちらは中国でのブランド認知度が大きく向上したブランドの得点になりますが、コーセーのデコルテが一番大きくブランド認知度を上げています。あとアルビオンも上がっています。中国市場は今後も引き続き成長が予想されています。習近平政権の共同富裕の話、高級化粧品にとって不利なんじゃないかという見方もありますが、国民全体の所得が上がることは、そういった化粧品を買える層が増えるということでプラスに働くという風に見ています。また、コロナで海外旅行ができないので、免税店の売上が下がってしまうんじゃないかという話もあるんですが、今の中国人は国内の海南島に旅行をして非常に化粧品を買っているそうです。なので、こういったところで引き続き伸びが続いていますし、主力代表製品のコスメデコルテでも高い成長を今まで続けてきたんですが、今後もまだ高い成長を続けていく予想がされています。なので、今後の成長という面でも高い成長が見込まれます。

そして最後になんですが、コーセーと言いますとコムジェストのエンゲージメント事例で非常に象徴的な事例がありますのでご紹介したいと思います。で、エンゲージメントの流れをこちらにご紹介している通りになりますが、CDPという国際NGO組織がありまして、ここは世界各国の機関投資家の要請に基づいて企業や自治体に環境問題に関する情報開示を求めたりですとか、その実施を促す活動を行っている機関です。その機関と協働して、コーセーに対してその開示をもう少し充実させてくださいという要請を過去に実施しました。で、コーセーは全くそういった取り組みをしていなかったんですが、その重要性ですとか、やることの意味を丁寧に説明させていただいたところ、ぜひやりますということで情報開示をやっていただいたという実績があります。これを機にコーセーでも、こういった情報開示は非常に重要だということに気づかれまして、自社でこういったサステナビリティプランを策定されたりですとか、その結果CDPから開示に優れた企業ということで高い評価をもらうに至っています。

で、こういったエンゲージメントの成功事例が生まれた背景には、やはりコムジェストが長期投資家として、定期的に面談を、長期で投資をしますよというスタンスで接していることが分かっていただけたので、この提案に対して応じていただけたのではないかというふうに、実際にエンゲージメントを担当した方がおっしゃっていました。担当者自身も、投資家と企業の架け橋になる非常に象徴的な体験ができましたということをおっしゃっています。このように長期投資をすることで、こういった良い事例なんかも生まれていますので、引き続きコムジェストはコーセーと良い関係を築きながら投資をしていくという方針でおります。

足早になりましたが、以上でコムジェストのエンゲージメント事例でした。次回は、コムジェストさんにはテレビコマーシャルに小島さんを起用してほしいなと思いますね。はい、ありがとうございました。コーセー、次は田上さんよろしくお願いします。

村田製作所、名前もずっと昔から聞いてるんですけど、村田製作所って何してる会社なんだろうっていうのをずーっと気になってるんですね。というところを今日はお話をしていただきましたが、ちょっとよろしくお願いします。お願いします。では、時間ですね。ちょっとだいぶ押してしまっているので、いつものことですが15分くらいあとお付き合いください。

村田製作所ですね。この表紙のロボットみたいな、テレビコマーシャルでも以前使われたことあるんですが、ムラタセイサク君という、自転車を運転できるロボットです。これには、オートジャイロというバランスを取る技術など、村田製作所の本当に技術の粋が詰まったものが入っているということで、テレビコマーシャルなどにも使えるキャラクターになります。

今日ですね、1時間少し絞って、足りないところは金曜日にお時間いただいていると思いますので、そこでですね、お伝えしたいと思いますが、まずはいつものご覧いただいている株価の推移です。過去10年でほぼ6倍に、きれいに右肩上がりになってきています。直近がですね、この1月大きく下げて8,600円ぐらいまで押していますが、大変、100株ですので、こちら直接投資していただこうとすると、85万6千円必要になってくるという水準になります。注目すべきは、本当に良い会社で成長企業にもかかわらず、PERですね、株価収益率がまだ20倍程度ということで、割高感はないというような水準になります。

時価総額がですね、今5兆7,400億円とかで入っています。これ今日の終値ベースですが、他の大きな会社と比べるとどれぐらいにあるのかなというところで、日本の企業で言うと22番目ですね。トヨタから始まってソニーグループと、いくつか紹介した会社は10位とかの会社を紹介しましたが、村田製作所の5兆7,000億円というのは日本の企業で22番目。ちなみに前後、どんな会社があるのかというと、20番目が日立製作所ですね。21番目が伊藤忠商事、次が村田製作所で、その次が三菱商事、その下が三井住友フィナンシャルグループ、三井住友銀行ですね。ですので、両隣に並んでいる企業がどれだけ大きい企業かというところを比較いただくといいかなと思います。本当に時価総額としても押しも押される一流企業ですね。

これを作った方ですね。創業が1944年ですか、昭和19年ぐらいだったと思いますが、作られた方がこちらの写真の村田昭さんという方ですね。創業者。村田製作所は、先ほど小島さんから「名前はよく聞くけど何やってる会社なんだ」とありましたが、それが今日私の話で紹介したい理由の一つになるんですが、電子部品の巨人と言われています。日本の製造業の平均が4%から5%くらいですので、利益率が4倍5倍高いと。製造業の中で極めて高い収益率を誇っている。これが我々コムジェストが投資している理由の大きな理由にもつながるわけですが、あとですね、コンデンサ。これはなんか聞いたことあるなと、高校の物理の授業で出てきたかなという言葉。これ、ご存知ない方多いので後ほど説明しますが、世界ナンバーワン。シェアが40%。世界中のコンデンサの40%をこの村田製作所が握っているという、まさに電子部品の巨人ということになります。

では電子部品って何なのかなというところですが、今まで何度も半導体のお話をさせていただきました。電子部品というと皆さん半導体をパッと浮かべる方が多いと思うんですが、電子部品は大きく分けると能動部品、受動部品、あと機構部品というところで、半導体というのは能動部品、一番上の能動部品です。入力があって出力があって、電気を出力してモノを動かす。半導体だと例えば記憶するとか、スイッチを入れるとか、ネットにつなげるとか、色々な機能を持っていたと思います。自分が何か動いて電力、電気でモノを動かす。これが能動部品です。実際のトランジスタですとかIC、ダイオードとか、色々な能動部品がありますが、村田製作所が作っているのはこの能動部品、半導体と言われるものではないんです。受動部品ですね。電力を消費したり、貯める、蓄える。こういった受動部品と言われるものになります。

で、その代表例がコンデンサですとか、抵抗とかコイルというものがありますが、ちょっとこれ、例えばすごく難しいので私もちょっと悩んだんですが、野球でいうと能動部品は攻撃する方ですね。受動部品というのは守備の方。電子部品を野球という風に考えていただくと、この能動部品も大事なんですけど、当然守備が下手だったら負けますよね。電子部品を野球チームとして見てください。守備が下手なチームだったら、どんなに打ってもそれ以上に点を取られるわけですから負けます。ですので、色々な電子部品、色々な電気製品において、守備の要を握っているのがこの村田製作所という会社になります。

えっとですね、歴史。ちょっと歴史は今日は時間もないので、ざっくりとしか説明しませんが、1944年設立して、見ていただきたいのはこのグラフです。ずっと伸びてるんですね。ずっと伸びてる売上と従業員。赤い線が従業員の数で、これもコムジェストにすごく似てるなと私は思ったので、ホームページから掲載させていただきましたが、従業員とそれから売上がきれいに伸びてきています。なぜ伸びているか、今日のテーマだと思いました。ぜひ覚えておいてください。伸びたいと思って、今後も伸びるという風に我々は見ているということです。

えっと、最も言いたいのは、

で、村田製作所の製品、どんなものに使われているかというところの説明になりますが、ちょっとですね、ここですね。緑の枠の中で、売上のですね、半分、グレーの部分ですね、半分が通信です。通信向けの製品ということですね。通信といえば、もう、あの、お分かりですね、スマホです。スマホ向け売上高が、一応何億円ぐらいというふうに伺いましたが、半分がもうほぼほぼスマホですね。

集計だと、で、残りのですね、この黄色い部分が、まあ、あの、コンピューター、パソコンですね。それから紫の部分がカーエレクトロニクス、あの車ですね。あの車、半導体もいっぱい車に使われてますが、半導体と同じようにですね、この村田製作所のコンデンサも使われているという形になります。あと、家電ですね、11%が家電。半分がスマホ、残りがパソコンとかですね、自動車とか家電、そういったところに供給をしているという。

で、実際にこの主力商品ですね、コンデンサ。もうご理解している方にはですね、ちょっと簡単すぎる説明になってしまうと思うんですが、これはですね、あの電子回路の基本ですね。先ほどの電子部品、電子部品と話しましたが、電子部品の基本です。守備と攻撃の、守備の要で、この電気回路の中で電気をあの蓄えたり、蓄えるとかですね、あと、あの、それを放電する。ここにちょっと簡単に、あの、一番シンプルなですね、図を書きましたが、電極、2枚の電極の中に、真ん中に絶縁体ですね、電気を通さないもの、これを挟んでコンデンサというものを作ります。

一番シンプルなですね、あの構造になりますが、ですので、両方からですね、電気が流れてくると、真ん中にその電気を通さない絶縁体が入っているので、ここで貯まるわけですね。流れないで、電圧がどんどんですね、高いうちは、まあ、ここにどんどんどんどんこう、電気ですね、電気が溜まっていくわけです。電圧が弱くなってくると、いや、溜まった以上に電圧が弱くなると、放出が始まると。蓄えたり、それから放出をする。こういう、一番シンプル、一番シンプルな、あの、コンデンサの機能になります。

これはダムのライブの写真を描かせていただきましたが、ダムと同じようなですね、あのイメージ持っていただければいいかなと思います。あの、ダム、水をためてですね、で、たまると、その、うまく放出するわけですね。そのダムの場合は、人が放出する水の量を決めますが、コンデンサの場合は、この真ん中に入る絶縁体に何を使うかというわけですね。色々な特性、色々な特性を発揮することができる。

具体的に何に使われているかというと、電気カーペットからカメラから、あのカメラで一番分かりやすいのはですね、あのフラッシュ。フラッシュ、あの瞬間的に電気をためてですね、ピカッと光る。これはコンデンサの仕事です。あれは、と勘違いされがちですが、あの皆さんがスマホで充電されると思います。あれは、あの化学的ですね。化学的、例えば車なんかもそうですが、充電する。あれは化学的な反応を使って、あの電気をためてます。コンデンサは、あの化学的な反応は使いません。

あと、あのスマホですね。スマホ、皆様お使いと思いますが、一番分かりやすいのは、スマホと触るとですね、その自分がタッチしたそのアプリ、これ開きますよね。これもコンデンサの仕事です。スマホのこのガラス面のですね、下に実は、あのコンデンサがバーッと、村田製作所が作ったですね、コンデンサがあの、iPhoneをお使いの方ですね、ほぼ村田製作所のコンデンサが使われています。どれくらいか?1000個くらいですね。

で、そのコンデンサが皆さんがですね、押したところ反応してですね、その電気、電気を放出してですね、半導体を動かしてくれる。なんとなくイメージいただけたかなと。そういう、あの、もうスマホ、だからスマホっていうのもコンデンサの一つ。動かない。半導体がなくても動かないんですが、実は大事なんです。攻撃だけじゃダメなんです。守備もないと駄目なんです。というのはここですね。コンデンサがあってはじめてスマホが動く。

具体的にですね、あのスマホでは、あの積層セラミックコンデンサは、村田製作所の一番主力商品ですね。積層セラミックコンデンサというものですが、だいたい1000個使われています。1000個ですので、ええ、まあ、あの、こういうあのスマホですね、iPhoneの、これ13になるんですが、これが、お値段が多分14、5万円だと思いますが、この14、5万円ぐらいのですね、あのスマホのうち、そして多分そのうち3万円から4万円ぐらいは、あの14、5万円のスマホのうち4万円ぐらいが、実は村田製作所のコンデンサになります。

あの知らない間にですね、半導体も実は皆さんたくさん買ってるわけですが、コンデンサ、皆さんがスマホ買うと、そこで自動的に村田製作所の売上になると。あとノートパソコンだと800個とかですね、タブレット600とか。車の場合は4000個とか、それから8000個くらい。車の種類によって違いますが、まあこれぐらいこのセラミックコンデンサとかが使われている。あとテレビとかスマートウォッチですね、こういったところにもたくさん使われているので、お話したその村田製作所がですね、ないとアップルがもう成り立たないと。アップルは村田製作所あってのアップルです。村田製作所がないとアップルが潰れると。それぐらいもう、切っても切れない。

あとそれ以外、あの表面波フィルターとかですね、ノイズ除去フィルターとか、もうめちゃくちゃに難しい言葉がずらっと並んでいるんですが、またですね、あの次回少しずつながらご説明したいと思います。

えっと、村田製作所ですね、さっきどんどんどんどんシェア伸ばしてる、売上伸びてる話しましたが、売上のですね、だいたい7割ぐらいが、まあ、あの世界、世界のですね、市場シェア、マーケットシェア、市場のシェアが世界第一の製品群が占めている。7割ぐらいですね。もう圧倒的な参入障壁です。他が勝てないです。勝てないから安定してこれからも伸びていくことができる。スマホも今度はね、iPhone、次に出るiPhoneも当然この村田製作所のコンデンサ、こういったものがどんどん使われていくというところですね。短期的にはですね、大きく株価下がってますが、長期的にですね、大きな成長を見込んでいるというところになります。

あと時間ですね、あの今日のですね、最後になりますが、特にですね、あの村田製作所で、あの私個人的にも高く評価したいなというのは、ここはあのVision 2030ということでですね、長期的なビジョンをしっかりと描いているんですね。ありたい姿というのは村田製作所の言葉です。私が作った言葉じゃなくてですね、Vision 2030、ありたい姿。8年後ですね、8年後どういう会社になっていたいのかということを明確にあのここに描けているんですね。

今の主力商品からですね、どんどんその参入障壁、圧倒的な技術力をですね、活用して次に展開していく。こちらの用途特化型ビジネスですね。さらにその先に見据えている新たなビジネスモデル。2022年からですね、2030年には、売上高を2兆円に上げてですね、さらに2030年にどのような売上、利益、商品構成になっているか、これをですね、しっかりと描いているのがこの村田製作所の強みになります。

先の経営者ですね。足元の、まあ、短期のお金に終始しているですね、そういった経営者ではなく、しっかりとですね、長期目線で企業の成長を描いている。現在、通信ですね、通信、それからモビリティ、車ですね、カーエレクトロニクス、それからスマホとかスマートウォッチとかですね、そういったところから、この2030年に対しては、環境とかウェルネス、こういったところですね、しっかりとこういう形でですね、お話をさせていただきました。

あの冒頭申し上げましたが、あの現在ですね、株価、かなり下がっております。下がっているんですが、相場全体につられてこの村田製作所とかですね、他にもあのご紹介した、本当に素晴らしい企業の株価下がっています。で、この素晴らしい企業のですね、株価が安い段階で投資できる。これがあの、私がいつもお話している下落相場の一番良い活用になります。ぜひですね、皆様も本当にこの素晴らしいビジネスをですね、日々、あの、まあ、分析してですね、こういう本当にあの魅力的な企業に投資する、安く投資できるですね、絶好のチャンスというふうにですね、あの今の現状ですね、お考えいただければと考えております。私からは以上になります。

講師社長、どうもありがとうございました。

うん、すごいな、村田。なんか、何やってみようと思った時に、自分の中に村田だけあったということでございました。板垣さんが冒頭、そして最後におっしゃられましたように、まあ、もう株価大バーゲンでございます。コムジェストファンドを買っていただきますと、コムジェストファンドの中にはたくさんの今お買い得商品が入っております。福袋状態になっております。年始めの福袋、ぜひコムジェストファンドにお越しいただきたいと思います。

それでは皆さんに、6月18日、もう一度ありますよ。28日は今度大阪からということだったんですが、それも皆さんズームでということになりますが、28日、えっと皆様の案内には4時からという案内が入ってしまったかもしれませんが、これ6時からでございます。28日6時からでございます。ぜひ皆様お誘いあわせのうえ、またご参加ください。本日はどうもお疲れ様でございます。今日もご参加ありがとうございました。

コムジェストの皆さん、講師社長、どうもありがとうございました。28日もどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。では皆さんまたごきげんよう。会いしましょう。失礼します。