セミナー
さあ、今日も始めております。と言ったということは、50代です。これから、今日皆さんに浮かび上がってくる日本の課題についてお話していきたいというわけでございます。
株式投資なんて、一番最初に始めたのは23歳の時でございましたね。もう変な先輩に乗せられて、大失敗しましたよね。実はあの時に僕がやってたことは、株式投資ではなかったんですね。マネーゲームっていうのをやってしまったんです。これで大失敗をしてしまいましたね。本当の株式投資っていうのは何か、ということはそこから学んできたんですね。
23歳からだいたい30歳ぐらいまで、7年間くらいですね、株の売り買い、売り買いってことをやってて、結局気が付くとですね、1500万くらいお金が消えてですね、残ったのは借金だったんですよね。もうそれから二度と株式投資なんかやらない、って心に決めて。でも新聞も読まないし、当然その株式投資の本とかもよく買ってたんですけどね、今から思ったら、あんなもんだって何の意味もなかったんですよ。チャートブックとかね、四季報とかね、全く意味がなかったですね。もうお金の無駄遣いでした。新聞もそうですよ。僕、高い新聞はもう読まないんで。その後もうですね、10年間くらい絶対そういうものを見ないし、二度と株式投資なんてやるものか、って心に決めてたんですよね。
でもその頃でしたかね、正しい株式投資のやり方っていうのをいろんなところから教えてもらえるようになったんです。これが良かったですね。自分がやってたことは全く間違ってた、ってことがよく分かりました。自分がやってたのは株式投資ではなくてマネーゲームだった。つまり、お金を増やすっていうことをやってたんだ、ということだったんです。そこに気がついて、正しい株式投資のやり方っていうのをですね、こうやり始めたわけですね。そうすると、どんどんどんどん財産も増えていきますよね。『なんや、こういうことやったんか。これはもっと早く知ってたらよかったじゃないか』と思っているわけですね。
ですから今僕も56歳になりましたけれども、56歳の今になって、『22歳のあの時、23歳のあの時にこの知識があれば』と思うわけです。23歳の僕に言いたいことですね。または、『これ55歳の時に知ってたら』、『いやいや、8歳の時に知ってたら』って思うわけでございます。それをですね、今日皆さんにお伝えしたいなぁと思うわけでございます。過去の自分に伝えたいことですね。それはいろんな経験をしてきた、失敗も間違いもいろいろやってきた、経験してきた。それをぜひ皆さんはですね、間違った道を行かないよう、正しい道を最短距離で歩いていただけるように、今日は道をですね、引いていきたいと思うわけでございます。
さあ、今日はお金を増やすということをやるわけでございますけれども、まず一つです。お金を増やすための2つのことをやるんですね。一つは、入ってくるお金を増やすということですよ。もう一つは、出ていくお金を減らすということです。この2つのことをやるわけですね。
じゃあまずね、一つ、出ていくお金を減らすっていうところで、ここでですね、僕も間違ってましたね。出ていくお金を減らすために節約をするってことばっかり考えてたんですよね。税金をいかに払わないかとかね、まあこんなことばっかり考えてたんですね。でお金を増やすポイントっていうのは、節約ではなかったんですね。出ていくお金を減らすには、節約をするのではないんです。欲しいものは全部買えばよかったんですよ。欲しいものは買えばいいんだけど、必要のないお金を払わない、実はここがポイントだったんですね。で、必要のないお金、いっぱい使ってましたね、今から思うと。
まずですね、もう過去の自分に言いたいんです。『生命保険、入るな』ですね。終身保険は絶対入るな、と思います。それから医療保険、これも入らなくていいですね。今でこそ医療保険なんか入ったらダメって僕も言ってますけど、昔は『医療保険入ってますか?』って自分で言ってましたね。そんなことをしてました。ですので、まず保険を一つ見直してみるというところで、私たち日本に住んでる限りですね、生命保険ってまずいらないよね、っていうのが、日本国憲法ができました。終戦の後ですね、第二次世界大戦の後、日本はボロボロに負けて、まあアメリカがですね、いろいろ介入してきてですね、日本国憲法なんていうのもちょっとそういうのも入ってるのかもしれません。大日本帝国憲法の時は自分のことは自分でやれっていうことだったんですけれども、日本国憲法に変わってからは、国が国民の経済的なものを保証するってことになったわけですよ。これが憲法25条でございます。『すべて国民は、文化的で健康的な最低限度の生活を営む権利を有する』。そのことを国が保証するって言ってるんです。
つまり日本に住んでいる限り、どれほどお金に困ったとしても、最低限の生活ができるだけのお金は国があなたに差し上げます、っていうこういうことですね。ええ、もう何年か前だったんですけど、朝僕テレビをよく見ます。小倉さんのテレビがやってましたよね。朝の8時からやってるやつ、いつも見てました。小倉さんと菊川怜がこうやっている時あったんですけれども、えーとね、70代の姉妹が家の中で餓死してた、こういうニュースが出たんですね。そしたら小倉さんがね、テレビに向かって思い切り言ってました。『もう日本に住んでいる限り、餓死っていうのはないんや。国がなんとかしてくれるんや。だから自分らでそうやって言えることじゃない。役所に行け! 役所に行けば、なんとかしてくれるんや!』小倉さんも一生懸命言ってました。だから国がなんとかしてくれる。お金がなくて死ぬってことはないんやで。だから本当にね、一番馬鹿馬鹿しいのはお金のために死ぬということですよ。
借金があるから死ぬ、これも皆さん絶対ダメですよ。借金したら、借金はなんぼでもね、なくすことができるんです。それは何か。まず一つ、相続の時で、旦那さんが借金していたって、その旦那さんが亡くなった時、相続放棄っていう手続きをしてしまえば、その借金はなくなるんですよ。または生きてる間であれば、破産手続きってもちゃんとあります。そうしたらチャラにすることができるんです。だから借金したから、借金があるから自殺なんて、もうダメだし。保険入って自殺なんて、こんな馬鹿馬鹿しい話はないんですよ。ええ、自殺するための保険に入る? そんなことしなくていいんです。そんな破産手続きすればいいんです。もしくは相続放棄すればいいんですよ。なので、お金のために死ぬということは絶対ないんだと思ってください。これは日本に住んでる限りそうです。だから国が経済的な保障してるんで、生命保険の経済的な保障効果っていうのはなくなったということなんですよね。
じゃあ生命保険なんかいらないじゃないかって言いたいかもしれませんけど、それはそうではなくて、生命保険でしかできないってことがあるんですよ。これが法律上の効果で、生命保険は『受取人固有の財産である』っていう法律上の性格を持っています。ですね。つまり、相続財産から外すっていうことができるわけなんですね。ここが生命保険の唯一の使う目的になってくるわけでございます。相続財産から外すということは、この相続人から相続を受ける時ですね、亡くなられた方から財産を引き継ぐ時に、残った人たちで話し合って分け合うわけですよ。話し合って分け合うんですけど、話し合うことができない。なんでかっていうと、『お母さん認知症や。話し合いなんかできへんで』こんなこともありえますし、『いや、兄弟の一人、どこ行ってるか分からん、行方不明や』。まあそんな場合、話し合いができないわけですよ。その場合に相続財産っていうのは、分割することができないっていうことになるんです。
ところが生命保険会社にお金を預けてたら、これは相続財産から外れるので、受取人固有の財産。受取人を決めていたら、その被相続人、亡くなられた時にすぐにそれを現金化できるということになるわけです。これが生命保険のですね、最大の特長、効用、効果にあるわけでございますから。まずその生命保険ということを考えるんであれば、経済的保障効果も皆さん考えちゃダメですよ。相続の分割協議ってどういうふうになるのか、これをちょっと考えてみて。で、その分割協議に問題があるな、まあ結構問題がある方いらっしゃいます。ですね。大きな問題、小さな問題、様々な問題がありますけど、ここを見てみて、『あっ、これちょっと自分に問題があるんじゃないか』。もめるか、もめないかじゃないですよ。もめることができない、これが一番問題ですからね。なんで? 『もめることができない。お母さん認知症やから、もう認知症のお母さんともめることができない』。こんなこともありえるわけでございます。
で、いつお母さんがそういう状態になるかも分からん。お母さんが例えば突然ですね、くも膜下出血とかで意識がなくなった。でも亡くならずに今でも生きてはして、植物人間みたいな状態になってる。その期間にお父さんが死亡ということがあったら、そのお母さん意識不明ですから、分割協議ができない。お父さんの財産を引き出せない、お金を引き出せないな、ということになってしまうわけでございます。この時に生命保険会社にお金を預けてたら、そんなことはなかったね、なんていうことになるわけでございますので。そういうふうに生命保険の使い方っていうのは考えられたらいいです。
それとね、入院した時の保険、入院保険は絶対いらない。入院保険で払ったお金、取り返した人、僕見たことないですよ。25年間生命保険もね、こう扱う仕事してましたけど、入院保険で払ったお金取り返した人、ゼロですよ。今もですね。ですからまず経済的保障効果もないし、そんなお金があるんだったら、さあ、今の自分から過去の自分に言いたいです。『あの入院保険のお金を運用してたらどうなったんや』って言いたいわけでございますよね。なので入院保険はいらないよ、ということでございます。そういう無駄なお金を払わないっていうところを一つ、ポイントになりますよね。必要のないお金は払わない。ただ、欲しいものは買えばいいんですよ。欲しいもの全部買えば良いです。ただ、優先順位はつけなさい、ということはありますけれども、欲しいものは買えばいいんですね。
さあ今度は、入ってくるお金を増やすということでございますから、入ってくるお金を増やすためには何をするかというと、働くということですね。さあ皆さん、働く。当たり前ですよね。さあここで一つポイントでございます。誰が働くんですか、ということですね。皆さん、財産を増やすためには誰が働けばいいですか? 誰? 自分? そうですよね。自分が働く。これが当然でございます。ただですね、今日は皆さん、自分が働くよりもっと稼いでくるやつがいる、自分が働く以上に財産を増やすやつがいる、というお話をしていきたいと思うわけでございます。ですね。もちろん人間が働くっていうのは、もうこれは必要でしょう。人間も働かないといけませんからね。人間も働かないといけないんですけれども、何のために働くかというところ、ここが大事なんでございます。
それでは、今日はまず、お金を増やす、入ってくるお金を増やすというところで、4人の登場人物をご紹介したいと思います。まず一人目をですね、フランス人のトマ・ピケティという経済学者でございます。ですね。40歳過ぎの若い経済学者でございます。まあ学者さんの仕事っていうのはね、いろんなことを調べて論文を書くっていうのが学者さんの仕事でございますよね。で、この人は経済学者だからお金のことを調べたわけでございます。過去400年にわたって世界中にあるお金の量を調べたんだそうでございます。そうしたところ、人間が働いて得たお金よりも、株式投資のような運用によって増えたお金の量の方が世の中には多いということが分かった。だから株式投資をやってる人はどんどん裕福になっている。株式投資をやってない人はどんどん貧しくなっていっている。この格差が開いて、経済格差という大きな問題を作り出してます、っていうことを指摘している学者がこのトマ・ピケティなんですね。
さあ、その論文、本がベストセラーになりました。『21世紀の資本』という本でアメリカでベストセラーになったんですね。実はこの本はですね、フランスで彼が最初に発表した時はですね、『新資本論』。資本論っていうのは聞いたことありますよね。カール・マルクスっていう人が書いた『資本論』。これ僕ら社会科の時間に習いましたよ。社会主義のですね、カール・マルクスが『資本論』という本を出してですね、一躍有名になりました。これ社会科の教科書に出てくるぐらいで有名な人なんですけれども、その『資本論』に対して『新資本論』という本を書いたんですけど、全然売れなかったんですね。それを名前を変えて『21世紀の資本』ということでアメリカで発売する。これが大ベストセラーになった。Amazonで大ベストセラーになった本でございます。そういうことが書いてあったんですね。2000ページぐらいあるんですよ。皆さんはこんなの読めないですよ、2000ページもね。
じゃあどうしたらいいんや? 池上彰に読んでもらう、ということですね。池上彰に読んでもらって解説してもらおう、というのが一番いいわけでございます。今も便利なものがあります。YouTubeなんていうのもあります。YouTubeで『池上彰 トマ・ピケティ』の話、とクリック検索していただくと。池上彰さん、あの人すごいわ。めちゃくちゃ分かりやすく説明してくれる。まあ、そういうことを池上彰さんの説明でよく分かったわけでございます。トマ・ピケティの『21世紀の資本』。人間が働く以上にお金が働いた方がたくさんお金を増やしていたと、こういう意味でございますよね。
まあそんな話をしてますとですね、まあ先日ございました。大阪でお客さん向けのお話をしたわけでございます。この話をしました。そしたらですね、夜ある女性の方から連絡がありまして、お電話をいただきましたよ。『あなたの話、聞きに行ってたんです。めちゃくちゃ面白かったですよ』。『もう面白いでしょう? ありがとうございます。何が良かったですか?』『いやいや、面白かったんですけどね、今日実は私、18歳の子供と一緒にその話聞きに行ってたんです。』『そうしたら、ちょっと困ったことがありますよね。家帰ってきたら、うちの子供、働くのやめる、就職するのやめるって言い出したんです。』『こういうところで困っているんです。どうしましょう?』と言ったんですね。『これはそうか、お母さん。僕もちょっと横着しましたね。大事なことを言うのを忘れてました。このことをちゃんと伝えてくださいね』と申し上げたわけでございます。
さあ、人間って何のために働くのか、ということなんですね。じゃあお金を稼ぐんだったら、自分よりお金が働いた方がたくさんお金を増やしてくるっていうんだったら、もう自分が働かなくていいからお金に働かせているじゃないか。だから自分は働かない。そうではないんですよね。そうなんです。人間が働く意味っていうのは何なんだ? 自分が働くよりもお金が働いた方がたくさんお金を増やしてくれるということは、自分が働くのはお金を稼ぐためだった? 自分が働くよりもお金が働いた方がたくさんお金を増やしてくれる、これは当然でございますけど、じゃあ働かなくていいのか? 違いますよね。もう人間って何のために働くんでしょうか? 皆様、何のために働いてるんですか? お金を稼ぐためですか? お金を稼ぐためだったら、あなたが働くよりもお金が働いた方がいい。そうですよ。旦那さんにもっと残業してきて、と。旦那さんが残業するよりもお金が働いた方がたくさんお金を増やす、そうですよ。奥さんにパートに行ってきて、と。奥さんがパートに行くよりもお金が働いた方がたくさん稼いでくるんですけど、じゃあ人間って何のために働くんだ? ここで分かっているのは、お金を稼ぐためではないということは、このトマ・ピケティの調査からも分かることですね。
じゃあ人間って何のために働くかというと、そうです。神様が人間を作った時に、共同生活をするっていうふうに人間を作っているわけです。私たち人間、絶対一人では生きていけない。誰かに助けられないと生きていけないわけでございます。反対に誰かを助けてるわけですね。これで共同生活が成り立ってるわけですよ。今日ここに集まっていただいている皆様が全員同じ能力を持ってたら、共同生活成り立ちません。全部自分でやればいいんですから。ところがですね、僕にはできるけどあなたにはできないこと、あなたにはできるけど僕にはできないこと、これお互い持ち合わせているわけです。だから共同生活が成り立っているわけですよね。もし全部自分でできてしまったら、共同生活なんか成り立たない。自分ひとりで生きていけばいいんですよ。こんなふうに人間は作られていないんですよね。つまり、人間として生まれてきたということは、共同生活をするために、必ず自分にしかできない、他の人にはできない、そういう能力を備え付けられていて、その能力を使って人を助けることができるように、というふうに人間っていうのは作られているわけです。
よくある会社の社長が言ってました。『もうこいつは投げ出してもダメやね。何の特技もない。いいところ何もない』。それは違う。そんな人間いません。そういう本当に何もない人だったら、人間っていう形でこの世に出てきてないわけですよ。人間っていう形でこの世の中に今存在しているということは、必ずあるんですね。神様はそういう風に作ってあるんです。ただ、それを見つけられないその社長に問題があるんじゃないですか? あなたに見つけられない能力が問題なんじゃないですか? と申し上げたいわけでございますよね。必ずあります。さあ皆様いかがですか? 自分の能力、まあいいですよね。まだ見つかってないんだ。それを探しに行きましょう。それを探す、自分にしかない能力を探し求める旅。これが人生という旅だと思うわけですね。まあ早く見つけた方が勝ちだと思いますね。イチロー選手は野球が良かった。本田選手はサッカーが良かった。違いますか? 相田みつをさんは、あえて文字を書くことだったのかもしれません。必ず何かある。
わけでございますよね。まあ、ないと思ったら探すことをしらつらしないんですけれども、まずはね、自分の中にそういうものがあるっていうことを認めるってことですよ。それはなぜかというと、神様があなたを作ってくれたからですけど、神様は失敗しないんです。神様は失敗しません。人間じゃないですから失敗はしないんで、あなたは失敗作ではないんです。完璧なものとして神様が作ったんですから、必ずあなたにしかない能力があります。
それが無いんだって、「自分に何か取り柄なんかないですよ」それ、神様をバカにしてるって話になりますからね。そんなものないんですよ。「自分なんか取り柄なんかないんですよ」って言いながらね、お正月に初詣行って「何とか、あ、今年は幸せにしてください」ここが神頼みされたらふざけんなって言いたいですよ。棚に上げてるじゃないですか、自分が。それは嫌なわけでございますね。必ずあります。あると思えば探そう、こういうことになるわけでございますよね。
さあ、それを使って人を幸せにすること。自分にしかない能力を使って人を幸せにする。自分にしかない力を使って人に利益を与える。これが唯一、仕事をするっていう意味ですね。お金を稼ぐために働く人生、これが人生最大の不幸ですよ。これほど不幸な人生はないです。なぜあなたはお金のために働いてるんですか? お金がないからです。なぜお金がないんですか? お金に働かせてないからじゃないですか。だからあなたはいつまでもお金のために働くという人生、不幸な人生を続けていくんですよね。それ、いつまで続けるんです? もうちゃんとした生き方しようよ。人間って幸せになるために生まれてきてるんですよ。幸せになるために生まれてきてるのに、幸せじゃないことなんかやっちゃダメですよね。
明日なんかあるかどうか分からない。僕も阪神大震災で死にかけました。人間って限界を知らないと思ってたんですけれども、阪神大震災ではもう結構やったのに、もう死ぬ寸前目にしましたよ。もうそう考えると、明日なんてどこにも保証されてないな、ないんやなと思いました。そうすると、今日が最高の人生じゃない、面白く今日が最高の人生じゃないともったいない。何のために生まれてきた? 「将来やろう」とかね、「まだあのいつかやろう」とか、「いつかやろう」。いつかなんかあるかなんか分かる? 当たらないですよ。明日も来るかどうかわかんないんですよ。だからね、まあ、あの阪神大震災からね、毎日朝起きた時にも本当に「ああ、やっぱ今日も目が開いてよかった」と思いますよ。夜寝る時だから反対に思うんですよ。もし寝てしまいましたね。夜、寝てしまったら明日目が開かなかったらどうしよう? って、すごい怖いっていうのはありますよね。まあそう考えると、今が幸せな、今日が人生で最高に幸せな一日だったらいけないと思うわけでございます。
だからね、我慢して仕事をするなんていうのはダメです。なんで我慢して仕事なんかするんですか? お金のためですか? 何のためにお金のためにその我慢ですか? お金に働かせないからじゃないですか。だからいつまでもそんなことをしないといけないでしょ。まあ、これが人生で最大の不幸です。
まあ、うちのお母ちゃんも昔酷いことを教えましたよね。「人間この世は修行の場やで、あんた」なんて、よう言ってました。「だから人の苦労を買ってでもしなさい。この世で苦労してたら来世で幸せになれんねん」っていうわけですよ。「だからこの世で儲ける苦労しいや、人の苦労を買ってでもすんねん」って言われましたけど、「お母ちゃん、来世ってほんまにあんの?」って聞いたら、「あるよ。だって丹波哲郎があるって言ってたで、あんたもね」って言いますよね。まあ、私たちは来世で幸せになるために生まれてきたのではなくて、今幸せになるために生まれてきてるんです。だから今幸せじゃないことやっちゃいけませんね。お金の為に自分の幸せを犠牲にする、こんなことはダメですよ、ということでございます。
ちなみにですね、皆さん、今20億円という財産が手元にあったら、現金20億円持ってたら、今の仕事を続けてますか? 今もその生活環境、どうですか? その場所に住んでますか? 他にやりたいことできてませんか? こういうことですね。いや、そんな20億円なんて夢みたいなこと言わんといてーなーって言う方いらっしゃるかもしれませんけれども、20年前に、正確には23年前にAmazonという会社がありますよね。皆さんよく使われるインターネット通販の方、Amazonでございます。23年前にAmazonの株を100万円分買ってたら、今20億円になってますから。
まあ、僕が事業を始めたのは25年前でした。はい、その頃ですよね。それから2年経った頃ですよね。100万円でお金持ってましたよ。その晩の時、退職金でだって98万円もらうんだし、その98万円の退職金とあとちょっと出したお金があれば100万円あったわけですよ。それもね、鞄とかね、何となくランチ会とかね、あのカラオケ機器とか変なもの買ってしまって、もうそんなもの捨てて使えなくなって捨てましたけど、あの100万円でAmazonの株買ってたら今20億円持ってる僕なんですよね。もう全然人生が変わるじゃないかと思うわけでございますね。
100万円が20億円やから、10万円は2億円ですよ。1万円は2000万円ですよ。今の知識と情報を持った僕が23年前にタイムマシーンで戻って、皆さんに出会ったら、僕はきっとあなたに言います。「Amazonの株買っときや。23年後に楽しみでいてや。」って言いますよ。そのまま皆さんがですね、その今の知識と情報を持った僕に会って、その通りやったら、今の時代に戻ってきた時には20億円持ってるあなた、2000万円、2億円持ってるあなたと、こういうことになるわけでございますよね。
だから昔ね、なんかもう芸能人はすごいなあと思ったんですよ。五木ひろしが1億円の家建てた。五木ひろしすごいなあ。『夜空』が一発ヒットしただけで1億円の家建てたってね。なんだ、夢みたいな話やとか、あの芸能人がいろんなもの食べに行く番組とかありますよね。高級なお寿司屋さんとかフランス料理とか。ええな、芸能人ってこんなええもん食べれて。僕らも絶対無理やわ、こんなその何倍もするようなこのお料理なんか食べに行かれへんわ、一生無理やわ。こんなもん夢や夢やと思ってたんですけど、実は夢ではなかったんですよね。あの時にAmazonの株100万円分を買えたんです。僕は100万円でAmazonの株買ってたら20億円なってるんでしょ。1億円の家建てたって、まだ19億円余ってるんですよ。五木ひろしが何やねんって話なんですよ。っていうことですが、実は過去に自分が描いた夢っていうのは全部叶う夢だったんだ。その情報と知識さえあれば全部叶う夢だったんですね。ですから皆さん、今後あなたの夢だと思ってること全部実現するんや、思っときや。正しい知識があればね、正しい情報があればね、ということでございますよね。
さあ、もう一つですね、欠点でございますが、神様から与えられたプレゼント、これが欠点でございます。何でもね、自分でできてしまったら共同生活成り立たないわけですよね。例えば、ちょっと頑張って努力して人に追いつけるんだったら共同生活成り立たないじゃないですか。全部自分でやればいいんです。まあ、いくら努力しても、いくら頑張っても人に追いつけないっていう欠点、これがあるから共同生活が成り立つんですよね。だからもう欠点は絶対に直したらダメです。欠点は神様が与えてくれたプレゼントです。共同生活をするようにということで、神様がわざわざ欠点にしてプレゼントしてくれたものですね。だからどれだけ頑張ったって絶対追いつけないようになってます。だからそんなとこはね、欠点だと皆さんが思っていること、やってて面白くないこと、辛いこと、それは神様がわざわざ辛いと思うようにしてくれてあるんです。
イチロー選手があんなしんどい練習して、ようやるなと思ってますけど、イチローは全然しんどくないって言ってるわけです。ですね。でもね、普通の人がしたら、しんどい。つまりそれはその人に向いてないからでございます。ちゃんと自分にとって、自分がですね、そういう能力がないんだったら、神様はやりたくないようにしてくれてあるわけで、それを我慢してやっちゃダメですよってことですね。
欠点はどうしたらいいんですか? そんな欠点を克服する努力をする時間があるんやったら、人に追いつけるようなそんな努力をする時間やエネルギーがあるんやったら、そんなエネルギーはもっと自分にしかない能力、自分にしかない力をもっと発揮するという、そういうところに時間とエネルギーを使うべきだって、そしてもっと人の役に立てということですよ。で、欠点はですね、人に助けてもらえばいいんです。助けてもらう時には可愛がられる子になりや。これがやっぱり親として教育やと思います。まあ、子供にですね、欠点を直すな教育は絶対ダメですよ。欠点はほっといたらいいんです。そこはもう放置です。もういいとこだけ伸ばす、これがよろしいかと思いますよ。トマ・ピケティの話を聞いても、まあそんな風に思いましたですね。
さあ、お金に働かせるということでございます。その、このね、バックにありますでしょ? 「お金に働かせろ」。はい、今日の課題がこれでございます。「お金に働かせろ」でございます。はい。
さあ、二人目にご紹介したいのはウォーレン・バフェットさんでございます。アメリカ人ですよ。90歳過ぎのアメリカに住んでらっしゃる方。オマハの賢人と言われています。ネブラスカ州っていうところの小さな町、オマハ市っていうところがあって、そのオマハに住んでるからオマハの賢人、賢い人と言われている人なんですね。実はこの人、株式投資だけで世界一のお金持ちになったということで有名な人なんですね。
フォーブスっていう雑誌があって、それでこう億万長者、世界の億万長者と、こう毎年ね、1番2番3番って出てくるわけでございますが、毎年ですね、このウォーレン・バフェットさんとビル・ゲイツさんっていう人が1番2番を入れ替わってましたよね。で、ビル・ゲイツさんを皆さんご存知ですよね。Microsoftという会社を作って、Windowsっていうコンピューターソフトを全世界に売ったでしょ。皆さんのパソコンにもWindowsが入ってる。Microsoft儲かり、パソコン故障するたびに儲かり続けてきたわけでありますね。それで世界一のお金持ちになったウォーレン・バフェットさん。
で、今はAmazonの創業者のジェフ・ベゾスさん、この人世界一のお金持ちと言われていますよね。で、ジェフ・ベゾスさんは、Eコマース、AmazonっていうこのEコマースを全世界でこのサービスを広げた人でございます。ですね。ビル・ゲイツはWindowsっていうコンピューターソフトを全世界で売ったでしょ。ところがこのウォーレン・バフェットはものを売ったりサービスを提供してお金持ちになったのではないんです。この人は株式投資だけで世界一のお金持ちになった。どっかの会社の株を買って、その株が値上がりして世界一のお金持ちになったということで有名な人なんですね。
さあ、今日本のウォーレン・バフェットと言われている方、孫正義さんですよね。今、孫正義氏っていうと皆さんソフトバンクの偉いさんやってるの、ご存知のはずでございます。ソフトバンクを作った人でございますが、ソフトバンクって何がした? 携帯電話の会社で皆さん思ってますよね。もちろん携帯電話もありますよ。ところが売上の半分以上、利益の半分以上、携帯電話じゃないですよ。孫正義さんがどっかの会社の株を買ってます。いろんな会社の株を買って、その会社の利益がソフトバンクの利益の半分以上を占めてるんです。つまり孫正義も株式投資をやってないと、ソフトバンクってめっちゃしょぼい会社なんですよ。ですね。日本一のお金持ち、この孫正義氏が何やってるかというと、ウォーレン・バフェットと同じように株式投資をやって一番のお金持ちになってると、こういうことでございます。ですね。
さあ、このウォーレン・バフェット、10歳の頃、株式投資やってますよ。10歳の頃ですから、今90歳過ぎやから約80年前ですね。80年前、80数年前に4万円のお金を投資して今10兆円ぐらいになっています。4万円が10兆円ですよ。ですね。すごい人でございます。このバークシャー・ハサウェイって会社の今一番偉いさんでございます。バークシャー・ハサウェイが毎年ですね、このオマハ市で株主総会をやるわけでございますね。で、この株主総会にウォーレン・バフェットの話が聞きたいと言って、全世界からこの小さな街オマハに毎年何万人もの人が集まってくるわけでございます。ここでウォーレン・バフェットさんは株主の人たちにいろんな話をする。それを聞きたいって言って集まってきはるんですね。
で、このウォーレン・バフェットさん、毎年チャリティーオークションに出します。自分とお昼ご飯を食べる権利っていうのをですね、オークションにかけて売るんです。毎年3億円以上で落札されるんですね。別にそのお金を自分の懐に入れるのではなくて、チャリティー寄付しはるんですけどね。で、この3億円で落札したから毎年言います。「元取った」って。ね、お昼ご飯を食べたいんじゃないんです。ウォーレン・バフェットからそれ以上元取ったって、何を聞いてやろうっていうことなんですが、そうです、株式投資の正しいやり方っていうのを教わってるわけなんですね。株式投資の正しいやり方、これをウォーレン・バフェットから教わった。そうすると3億円払った以上にお金が増えている。「元取った」っていうことになってるんですね。
さあ、ウォーレン・バフェットは何教えてるんでしょうね、ということですね。このジェフ・ベゾスさんがウォーレン・バフェットに会いに来たっていう面白い記事がありまして、ジェフ・ベゾスがですね、ウォーレン・バフェットにこんなこと聞いてるんですね。「自分の周りにも株式投資をやってる投資家の人ってのはたくさんいるんやけど、あなたみたいにお金持ちになってない。これどうしてなんや?」って言うと、ウォーレン・バフェットはこう言ってますね。「ほとんど皆さんはお金持ちになるのにお金を増やすのに時間をかけずに、時間をかけずにお金持ちになろうとするでしょ。お金を増やそうとするでしょ。だから増えないんですよ」って言ってます。お金を増やすっていうのは時間が必要なんですよ。お金を時間をかけずにお金を増やすということはありませんよ、ということはこのウォーレン・バフェットは言ってますね。「時間を味方につけろ」と言っています。
さあ、その一つのお話として、雪だるま式にお金が増えるという話をバフェットはしてますね。「最初に転がす雪の玉っていうのは小さい雪の玉でいいんだ。その小さい雪の玉も長い距離転がることによって大きな雪の玉になっていく。転がる距離が長ければ長いほど雪の玉は大きくなる。そして転がし始める時期は1日でも遅い、1日にしても早い方がいい」とウォーレン・バフェットは言っているわけですね。さあ、バフェットさん今10兆円ですけど、最初に転がし始めたのが4万円でございます。4万円という皆さんも今財布に入っているぐらいの4万円というお金でございます。時間がかかるんだということでございますね。最初に転がし始める時期は1日でも早い方がよくって、最初に転がす雪の玉は小さい雪の玉でもいいんですよ、ということです。
株式投資って言ったら何百万円必要なんですか? 100万円ですか? 500万ですか? 1000万ですか? 証券会社で言ったら1000万以上ないと相手してくれません。じゃあそんなんじゃなくていいんです。1万円でもいいんですよ。皆さん1万円から転がし始めたって良いんでございます。ですね。さあ、株式投資1万円からできますからね。投資信託1万円から買えますよ。そういう人でも転がし始める玉は小さな雪の玉でもいいんですよと、こういうことでございます。
このウォーレン・バフェットさんですね。そして三人目にご紹介したいのがロナルド・リードっていうおじいちゃんでございます。この人92歳で亡くなられた後でアメリカの新聞に出てきて有名になったおじいちゃん。約5、6年前に新聞で有名になったおじいちゃんでございますね。一躍話題になりました。92歳で亡くなられた。じゃあそれまでどんな人やっていっていうとですね、実は若い時はガソリンスタンドで働いているガソリン屋のお兄ちゃんだったんですね。ガソリン屋のお兄ちゃん時代は全然有名でもなんでもないんですよ。年いってから百貨店の掃除係、掃除のおっちゃんでございます。全然有名じゃないですね。掃除のおっちゃん、いっぱいいますってんで有名ちゃいますよ。
で、この人実はですね、ガソリンスタンドで働いてましたのでそんなに給料は多くなかったんですよ。給料非常に安かった。皆さんよりとも給料少ないと思いますよ。僕もさすがにガソリン屋のお兄ちゃんよりはこの人よりはたくさん今でも稼いでるかなと思います。まあ、百貨店の掃除のおっちゃんよりは、ようさん稼いでるかなと思いますよね。収入が少なかったんです。ところが収入は少ない、月給は少なかったんですけど、毎月株式投資をしてた。つまり株を買ってたんですよ。自分の少ない給料の中からちょっとずつだけど株を買ってたんで、昔はね、株を買うとその証書として株券っていうのを受け取るわけでございますよね。で、毎月ちょっとずつ株を買うわけやから、ちょっとずつ株券っていうのがこう溜まっていくわけです。92歳で亡くなられるまでずっと株を買っているわけですから、もうその株券がどんどん溜まっていくじゃないですか。92歳で亡くなられた時に、まあ家の片付けに親戚の人が行くわけですね。で、親戚の人が家を片付けに行くと、びっくり。
てたら、その株券がどさっと出てくるわけで、まあ、その株券の金額を合計すると、足し算するとなんと9億4千万円あったっていうわけでございますよね。そうなんですよ。僕よりも収入の少ない人が、僕よりも何十倍も何百倍も財産があるんです。皆さんより収入の少ない人が、あなたより何倍も財産あるって、これどういうことですか?
つまり、お金を増やす、財産を増やすというのは、いかに自分が働いて収入を増やすかっていうことではなくて、いかにお金に働かせるかということであった。まさにウォーレン・バフェットの話そのものだったんですよね。
人間は、自分を財産を増やそうと思って何をするかというと、自分が一生懸命働いてもね、自分の稼ぎなんてガソリンスタンドのお兄ちゃん並みでいいんですかね。会社の社長は何をしますか? もっと稼ごうと思って、もっと売上を上げる。売上を上げるためにちょっとごまかしてね、嘘をついたり、変なものを売ったり、社員に嫌なことを言ったり、もっと働かせろと圧力かけたりね、そんなことをするわけでございます。
でもね、社長に言いたいんです。売上なんかガソリンスタンドのお兄ちゃん並みでいいんですよ。会社の売上なんて。お金に働かせればいいんですよ。経費をもっと抑えるか、ね。経費を抑える。材料ちょっとごまかして、変な原材料を混ぜたりとかね。そうやってうまいことごまかして嘘ついて原材料をごまかして利益を上げる。そんなことしなくていいんですよ。利益率なんか低くても良かったんですよ。どれぐらい? ガソリンスタンドのお兄ちゃん並みでいいんですよ。そのお金に働かせる。ね。言いたいわけでございます。
人間はね、働かないと罪悪感がある人がいます。自分が働いてないと罪悪感があるんですよ。例えば、皆が働いているのに自分だけ働いていないっていうか、すっごい罪悪感があるんですね。でもね、違うんですね。株式投資っていうことをちゃんと分かれば、その罪悪感も消えます、ということなんですね。
さあ、このウォーレン・バフェットの話そのもの、ウォーレン・バフェットさんじゃないや、ローラ・ルードリッドさんの話でございますよね。いかにお金に働かせるか。だから税金をね、安くするために節税とか皆考える人いるじゃないですか。だから節税なんかもしなくていいんですよ。税金なんかいくら払ったって構わないんです。それよりもお金に働かせろと。こっちの方が大事。
だから、投資をするのでもなくて、お金に働かせると。こういうことでございます。
さあ、もう一つお話しましょう。うちの近所、滋賀県の村田製作所という会社の、まあ、方が。村田製作所はどんな会社ですか? 携帯電話の中に入っているコンデンサーっていうのを作っている世界一の会社でございますよね。何回も倒産しかけてるんですよ。昔からありました会社でございますので。滋賀県の野洲というところにこの村田製作所の工場があります。そこの工場で18歳から勤めてらっしゃって、60歳で定年退職したっていうわけでございまして。定年したので退職金をもらったので、これ、お金を運用したいっていうのがあったわけで。だからちょっと相談に乗ってやって、まあそんな話なんでございますけど。
定年で60歳。退職金ってどれぐらい? 700万、800万、そんなぐらいと思ってたんですけど、持ってきたお金が皆さん、なんと7億円ですよね。700万、800万と思ってた。7億円を持ってきた。「え、7億円なんていう退職金あるんや」と思いましたけれども、「いや、これ退職金じゃないで。退職の時にもらったお金やけど、退職金とは違うねんな」と、こういう話があるわけでございます。
実は、入社した時から毎月給料天引きで持ち株会っていうのをやっていまして。自分とこの会社、村田製作所の株をちょっとずつ買うっていうのをやっていまして。自分も忘れててんけど、退職の時に「これあなたが積み立ててきた分の株券ですよ。はい、どうぞ」って言うて渡されたんで、今日それ持ってきたんや、って話なんですね。その金額を合計すると7億円だったんですよ。ね。まさに、お金が働いた。つい最近僕の近所であった、ほんまの話でございます。
さあ、こんな話、この人の話だけじゃなくて、他にもたくさんこういう話は聞いてます。例えば、武田薬品に勤めてたらとかね。武田薬品に勤めていらっしゃった。持ち株会やってて、株だけで、すごい金額になってたんだね。それは結局、その会社の株価が上がったから、ということにもあるわけでございます。ね。
さあ、皆さん、ここでもうお分かりですね。株式投資をやれ、ということでございます。
さあ、次にご紹介したい4人目の登場人物は、本多静六さんでございます。本多静六さん、日本の歴史上最もお金持ちになったっていうことで有名な人なんですね。この本多静六さん、明治の中期から昭和の初期にかけて生きてた人で、東京大学の先生なんかもやってました。造園でね、有名な教授なんですよ。明治神宮のあの森を設計したのもこの本多静六さんですね。こう有名ですね。それから日比谷公園の設計者もこの本多静六さんなんですよ。だから、造園の偉い先生方がいた、では非常に有名な方なんですね。
私たちの間では、日本の歴史上最も財産を増やした、ということで有名な方なんです。自分が歴史上最もお金持ちになったんや、っていうことで、この人、お金持ちになる方法っていうのを本に残してあります。「私の財産告白」っていう本で残ってますね。これをやれば誰でも億万長者になるって書いてあるんですよ。「ほんまかいな、誰でもって、僕でもですか?」と思いながらこの本読んだんですけど、「当たり前やん、こんなにあったら」という一人ツッコミ入れてしまいましたわ。
誰でも億万長者になれるって、本田静六さんは言うてはるんです。誰でもできますよ。何? 4分の1貯蓄法でございます。自分の収入の4分の1をちょっと避けて、いや、それを貯めていけ、って話があるわけですね。4分の3の収入の4分の3の中で生活やっていける。だからそれで生活やって、4分の1を避けていくんやで。4分の1を避けて貯めていくと、どんどん積み重なっていくでしょ? そこから金融収益が生まれるじゃないですか。貯金してたら金利が入ってくる、当たり前。株式投資やってたら配当金が入ってくる、値上がりの利益がある、当たり前ですよね。それを毎月ちょっとずつ貯めていくわけやから、どんどん増えていくわけですから、金融収益もどんどん増えていきますよね。当たり前じゃないですか。その株券が値上がりするのも当たり前ですよね。そうすると、いつか自分の給料を逆転する時が来ますよね。それ当たり前じゃないですか。
え、そうするとお金の通りに働かなくていいでしょ? そりゃそうですね。さらに良い仕事ができます。さらに収入も増えますし、この金融収益だけで十分やっていけます、って当たり前やないかと思いますよね。「そうか、これは誰でもできるじゃないか」と思いました。
毎月10万円貯金しろって言われると、給料10万円の人は10万円貯金できません。給料10万円しかないから。ところがですね、4分の1はできるんですよ。給料10万円だったら2万5千円です。給料1万円だったら1500円です。給料100円だったら25円でございます。誰でもできるんですよ。4分の1を避けていけよ、ということです。
つまりそうですね、分かりやすく言うとですね、働いて受け取るものが現金、お金ではなくて、鶏や、っていう風に想像してください。皆さん、鶏を4匹受け取るんです、毎月。その4匹共鶏食べてしまったらダメですよ。3匹は食べてもいいわ。一匹は避けていくんやで、ってわけですね。一匹ずつ余計にしていったら、鶏を余計にしていったらどうなるんです? その鶏は卵を産みよる。その卵が雛に孵って、また鶏になって、また卵を産む。それ一匹ずつ毎月避けていったら、もう食べきれないくらいの鶏の量になりますよ。もうそりゃそうですよね。独立もそういうことなんでしょ。で、そうすると一匹ずつ避けていったらいいやろ、とこういうことでございますよね。
さあ、昔バビロニア帝国っていうのがあったわけでございますね。大きな国があったんだそうでございます。発掘調査をする歴史学者がいて、このバビロニアって発掘調査をしてたんだそうでございますよね。そうすると石碑が出てきた。石のね、象形文字が書いた石碑が出てきたんだそうでございます。それをその考古学者がですね、解読をしていくわけですね。象形文字っていうと今の文字から全然違う、分からない文字でございます。そんな偉い先生じゃないと分からない。その文字を解読していくと、なんと、お金持ちになる方法っていう風に書かれていたそうでございます。
え、ほんまなんですか? 何百年も何千年も前のバビロニア帝国ですからね。さあ、お金持ちになる方法。7分の1。収入の7分の1を毎月貯めていけよ、って書いてあったそうでございます。その古代からですね、自分の収入のちょっとずつ避けていくんやで、それがお金持ちになる方法やで、と伝えられてきた、というのがこのバビロニア帝国の発掘調査からも分かるそうです。その歴史学者、そのね、石碑に書いてあった通り、毎月7分の1ずつ避けていったんですけど、億万長者になったって書いてありました。ね。すごい。もう発見者だったな。「え、そんな遺跡を発掘するよりも、その石碑だけ見て、その文字だけを見てよかった、この人」って思いましたね。
さあ、この本多静六さんの話から分かるように、毎月続けてやっていくんやで。辞めたらダメですよ、ということを言ってるわけです。昔ね、藤田田さんという人がおりました。日本マクドナルドの最初の社長でございます。藤田田。藤田っていうのは藤に田んぼの田で、デン、田、って書きますよね。ヒデタ、みたいなね。藤田田さんって言うんですけど、その人が書いてました。「若者よ、貯金せよ。毎月貯金せよ」って書いてあるんです。その本の中にね。「自分は苦学生やって、学生の時はもうお金がない時もあったからしんどかったけど、毎月5000円の貯金は止めなかった。ずっと5000円の貯金続けてきたんで、今もやってるって言ってたんですけど。だから自分は裕福になったんだから、若者も毎月5000円ずつね、少額でもいいから貯金は続けて、辞めたらあかんで」と、藤田田さんって言ってました。
本多静六さんも言ってます。「毎月続けるんやで」。バビロニア帝国でも言われてるんです。「毎月続けるんやで」。さあ、この4人の話から何が分かりますか? 株式投資をやるよ。それを毎月続けていきよ。そしたら億万長者になるんやで、ということを言ってはるんです。ね。
さあ、株式投資、皆さんやりましょうね。じゃあ皆さんの周りで株式投資で大損こいた人って、いませんか? 私の周りにもいます。株式投資で大損こいてしまった人、何人もいますよね。まあ、まず株式投資で損する方法。ここから今日はまずご説明しておきます。これをやったら損しますよ、っていうことなんですね。さあ、どういうことかというと、そうですね。
例えば10万円でどっかの会社の株を買う。まあどこにしましょう? 関西電力にしましょうか。関西電力の株を10万円で買う。で、値上がりする。そうすると証券会社も「してやったり。これはもう儲かってるから、一旦売りましょう。利益確定しましょう」ね、って言ったわけの分からんこと言います。「利確、利確、って聞いたことないですか、皆さん?」デイトレーダーって毎日パソコン2台に置いて株を売り買いしてるんです、っていうような人がやってる。やらないのがこれでございます。あのパソコン何台置いてもカッコよくないですからね。
はい、10万円で買った株、20万円で売ります。はい、20万円現金。あ、もう儲かったんでしょ? 関西電力の株で儲かったら次、中部電力の株買いましょう。この20万円で買ったら20万円で買いましょう。今度は20万円から30万円に値上がりしました。「ほら、言った通り儲かったでしょ? 一旦売りましょう。利益確定や。儲かったら嬉しいでしょう? 30万円で売ってください」。売ったら儲かったよ。あー、30万円の現金手元にありますよね。これで東京電力の株買います、って。「よし、上がります」って。で、買います。今度、発電所とか爆発して、乱高下して、東京電力の株一気に下がります。はい、これで終わり、ということなんですね。
このように売って買って、買って売って、ってことを繰り返していくと、いつかどこかでハマる時が来ます。今まで儲かってても、もう一回下がったっていうだけで、過去の利益がこの1回の負けで全部飛んでしまうんですよね。なので、売り買いを繰り返して、株式も売り買いを繰り返してお金が増えた人は、過去に誰もいなかった、ということでございます。売り買い繰り返したらあかんで、ということなんですね。
さあ、ウォーレン・バフェットが言いました。「10万円で買った株、20万円に値上がりした。売らない。30万円に値上がりした。売らない。なんで売るんですか? だって持ち続けてた方がいいじゃないですか。なんで売るんですか? 10万円で買って20万円に値上がりし、20万円が30万円に値上がりした。持ってた方がいいじゃないですか。売る必要がないじゃないですか。じゃあいつ売るんですか? 現金が必要になった時に売ればいいんでしょ? 今現金が必要じゃないんだから、持ち続けてた方がずーっと上がってるからいいじゃないですか」。ウォーレン・バフェットは言うわけでございますよね。
はい、もうこれね、売り買いを繰り返してたらお金が増えないと、小学生でもちょっと分かりますよね。そうですね。昔、平成元年の頃、すっごい不動産値上がりしたんですよ。不動産屋でしたね。バブル経済なんて言われていました。1000万円で家買った、自宅買った、という人が不動産屋さんにうまいこと言われて、「今なら3倍で売れるで、3000万円で売れるで」なんて言われたんですね。売る人が増えたんです。すごい値上がりしてるからね、こう言われるわけです。で、「え、3倍で売れるの?」って売るわけですよ。この時、家を売る人、すごい増えたわけでございますよね。
さあ、この人は喜びます。1000万円で買った家を売った時で、3000万円の現金、見たこともないような大金、3000万円を持って喜ぶわけでございますね。ところがこの人、気づきます。「家売ったから家ないんです」。あー、「帰る家ないやんか。どこに帰ったらいいんやろ?」。そっか、「家買わなあかんわ」って。じゃあこの3000万円、今手元にあるから、いくらの家が買えますか、皆さん? はい、3000万円の家が買える。その3000万円の家ってどんな家ですか? 昨日あなたが売ったこの家と同じものですよ、っていうことじゃないですか。つまりね、値段が上がったからって売って、そのお金で買ったとしても、実は財産また増えてないんですよね。そうなんですよ。財産全く増えてなかったんですよ。株も同じです。値段が上がったからって売ったお金で買ったって、財産増えてなかったんですよ。持ち続けてた方が良かったんですね。
さあ、この方は実は3000万円の家は買えませんからね。なぜ? 1000万円で買ったものが3000万円に値上がりして売ったということは、儲かってる。税金払わされます。そして不動産屋さんに買った時、売った時に手数料払いますので、これ、もう2300万円ぐらいの家しか買えないということになってしまう。それを繰り返していくと、税金と手数料でどんどん財産減っていく。小学生でも分かるわ、そんな話。株も同じでございます。値段が上がったから売る、買う。売った時に手数料、はい。またこれで買った、買った時に手数料。これが証券会社がそれで儲ける。だから売り買いを繰り返させられるんですね。そして税金も払わされる。持っていたら税金も手数料も払わなくて良かったじゃないか、っていうことなんですよね。だから売り買いを繰り返すと、お金が増えない。誰でも分かる、という理屈だったわけでございます。だから売り買い繰り返したらダメですよ、ということですね。
さあ、それではどういう会社の株を買えばいいんや、ってことなんですけれども。株の値段が上がればあなたの財産増えます。株の値段が下がればあなたの財産減ります。株の値段、株価と言います。株価って何? どっかの会社の株を買うわけやから、会社の値段のことを株価、というふうに言い方を変えてるだけの話であります。会社の値段って何? その会社の価値のことでございます。その会社の価値っていうのは、その会社がいくらの財産を持ってるんだ、っていうのがこの会社の価値でございます。
例えばですね、最初にですよ、この会社が資本金って、お金を入れて会社作るんですけど、100万円でお金を入れて会社を作ったとしますね。この会社の銀行口座に、まあ100万円、現金持ってるんです。じゃあいくらの価値がありますか? 100万円の価値がある。100万円の価値があるということは、株価は100万円である。簡単でしょ? 1年に商売やったら100万円利益が出ました。利益が100万円出ました。そうしたらこの会社にいくらあるんですか? 200万円ある。じゃあ株価いくらなんですか? 200万円やっていうことになるわけですよね。つまり利益が出た分、株価は上がる、ってこういうことになるわけですよ。
そして毎日株の値段っていうのは、あんなに上がったり下がったりして、どういうことかというと。さあ、ここで想像するわけですね。1年で100万円儲かったっていうことは、この会社毎年100万円ずつ儲かるんじゃないか? じゃあ10年後には、10年経ったら1000万円になるじゃないか、1100万円になるじゃないか、ってなるわけですね。1000万円儲かるんやったら、元々の100万円足したら1100万円になる。じゃあ今は200万円やけれども、10年待てば1100万円になるよ。じゃあ安い買い物じゃないか、いうことになるわけでございます。いやいや、これ毎年100万円じゃなくて50万円しか儲からへんで、って。
ということになると、50万、500万、いや600万。10年で600万しか儲からへんから、じゃあこれは500万で買ったってそんな儲からへんから300万で買わないか、っていう株価が下がったり上がったり、ということを繰り返していく。つまり未来の利益を創造して予想してですね、株価ってのは上がったり下がったりするっていうことになるわけでございます。
では、株の値段が上がる仕組みっていうのをちょっと皆さん知っておきましょうか。これ、一年経って利益が100万出ました。これ、利益が出た場合ではなくて、じゃあ反対に赤字になった場合ですね。最初に100万円入れて会社をつくったけれども、一年経ったら赤字になった。20万円赤字だった。赤字ってのは、そもそも売り上げ、つまり入ってくるお金から出て行ったお金を引いたお金が儲けなわけでございます。
赤字っていうのは、入ってくるお金より出ていくお金の方が多いということでしょう? 例えば、売り上げが100万だったけど、必要経費120万かかった。だから20万赤字ですって、こうなるわけでございますよね。入ってくるより出ていく方が多いから赤字なわけです。でもね、そうすると100万しか入ってきてないのに120万実際に払ってるよね。この20万余分なお金どこから出したの?っていうと、元々持ってたこの100万を20万削っているわけですね。で、この元々持ってた100万の中から20万円出してきて、この売り上げ金の100万と合わせて120万払った。じゃあこの会社持っているお金は、もともと100万だったけど20万減ったから80万持っている会社。80万の価値があるから株価は80万円です、とこうなるわけですね。
つまり赤字が出た分株価は下がるということになるわけです。利益が出た分株価は上がり、赤字が出た分株価は下がる。もう簡単な話ですね。足し算と引き算だけでございます。ということは、この利益が大きければ大きい程、利益の額が大きければ大きい程、株価は大きく上がるし、赤字になれば株価が下がるし、来年利益が出ても再来年赤字になるとまた株価下がって、利益が出続けないといけない。そしてその利益の額が大きければ大きいほどいいんだ、ということになるわけですね。
じゃあ利益が出るっていうのはどういうことですか? その会社の売ってる物が売れるから利益が出るんですよ。売れるから利益が上がる。売れるっていうのはどういうことですか? 買う人がいるっていう意味なんですよ。売れ続ける。で、その利益の額が大きい方がいいっていうのは、買う人がたくさんいるということですよ。それだけ価値のある者であって、買う人もたくさんいるんです。だから利益が大きく出るんです。たくさん売れるんです。しかも毎年売れ続ける、ずっと売れ続ける、買い続ける人がいる。なぜなら、それだけ人の役に立ち続けているということです。なんで人がモノを買うかっていうと、自分の役に立つからですよ。自分が必要とするもんだから買うわけですよ。ということはね、利益が出続ける会社ってのは、人の役に立ち続けるということですよね。これが株式投資の醍醐味でございます。
だから不労所得ではないというのは実はこういうことでございまして、例えば一例を申し上げますと、僕もこの金融サービスの仕事を皆さんにアドバイスをするお仕事をしております。そして保険を見て差し上げたり、そしてこの投資信託であったり株式の売買ですね、こういうものも扱ったり、投資のアドバイスをして仲介を差し上げると、こういう仕事をしている。これは僕の仕事でございますが、皆さんは僕に価値があるじゃないかって思っていただいてね、僕とお取引をいただくということになってるんですね。僕はそれでまあ小さなお金を得てる。そんなボロ儲けしてますよ皆さんね、ちっちゃな金額しか儲かってません。ガソリンスタンドの店員さんとか。なぜかというとその日、僕が得るお金は小さい。でも、そのお金を働かせるわけです。
どういうことかというと、例えば僕はAmazon、いや、Appleという会社の株主でございます。自分のこの仕事で皆さんのお役に立って得たお金を、このお金でAppleの株を買ったんですね。そうするとAppleはこの僕から入ってきたお金を使って何をするかというと、そこで商売する。Appleって何してます? iPhoneを作ってるんですね。iPhoneってこれどんなところで役に立ってるんですか? どういうふうに使われるんですか? まあ皆さんはiPhoneがなくても生きていけると思っているかもしれませんけど、これね、何年か前あったんですけど、アフリカで、ある日あったんですけども、小学校に通うわけですよ。そんな日本みたいにね、小学校が20分圏内にありませんよ。もう、もう3時間かかるんですよ。そのアフリカで2時間歩いて小学校に通うんです。2、3年生ぐらいの女の子の少女ですよ。
その途中でサバンナの中、チーターが襲ってきたり、途中では蛇が通っていくんですけど、細い橋を渡っていくんですよね。その橋の両側からワニが飛び出してくると、飛びかかってくるんですよね。それを避けて小学校に行って、またそのワニが飛び交う水辺を通って、またチーターが襲いかかってくるそのサバンナを通って家へ帰る。毎日それを繰り返してでも学校に行くんですよ。もうあの時にね、あのテレビ見て思いました。『なんでこんな危ない目して学校へ行かなあかんねん。iPhoneがあったら家で授業を受けれないか』と思いました。iPad、いや、iPhoneがあったら。iPadみたいな贅沢なもんじゃなくて、iPhoneでも、カメラ、ちっちゃいもんでもカメラ。だから僕はその子にiPhoneをプレゼントしてあげた。
今でも僕にはiPhoneを作る能力はないんです。でもAppleの人たちは寄ってたかって、僕とは違う能力を持ったAppleの社員は、なんとiPhoneを作ることができるんですね。そしてその女の子の役に立つんですよ。iPhone作ってね。僕にはできません。でもAppleの社員には、今僕がこうやって話しているように皆さんの前でお話をするという能力はないんだと思います。すごいでしょ、この機関銃のように喋るね。多分Appleの社員にこんだけ喋ったらクビになりますからね。ずーっと喋り続けてる。これがすごい能力でございますよ。他の人にはできません。僕にしかできない能力でございますよ。もうね、これだけ連続で喋らしたら、僕か、いい年こいて、どっちかぐらい言われているぐらいでございます。
ええ、これなんですけど、その自分の能力を使って得たお金で、Appleにそのお金を渡して、Appleがそのお金を使って僕のできないことをやって、僕が人の役に立ちたいっていう思いを、役に立ってくれてる。これが株式投資ということなんですね。だから不労所得ではないんです。皆様。僕は働いてないけど、僕よりもっと価値のあるやつ働かせるんです。そのお金を預けて。でもあいつらは働くことはできるにしてもお金が必要なんですよ。研究をするにも、あの材料を買うにもお金が必要なんで、そのお金を僕が出してるんですね。だからiPhoneを作るという共同作業をしているわけです。Appleの社員の知恵と、そして僕が出しているお金とでiPhoneができてるわけです。
もちろんそのAppleにお金を出しているのは僕だけではありません。多くの人々がAppleにお金を出しているので、何十億何兆円というお金を使ってAppleがいろんなものを作ると、こういうことになっているわけです。ですので株式投資をするときにね、皆さん儲かればいいんじゃないんですよ。株式投資で儲かればいいんじゃないですからね。あなたのお金がどうやって人の役に立つか。ここを考えないと株式投資の醍醐味がないんですよ。マネーゲームじゃないですからね。だから毎日売ったり買ったりして儲かった、損した、損したも取り返す。それは株式投資とは言わないって言ってる。それはマネーゲームなんです。
だからもう売りたくなるような会社の株なんか最初から買っちゃだめですよ皆さん。こうやって自分のね、お金が人の役に立ってもらいたいと思う会社じゃなきゃダメだ、ダメだということなんです。
ではよく最近ね、インデックスファンドがいいなんて言うね、あのキャスター、いつものあのグレーのコートのあの子が言うてますよ。『アクティブファンドがダメでインデックスファンドがいい』って言うんですけれども、ちょっと考えてください。で、利益が出れば株価が上がる、あなたは儲かるということなんですけれども、今ね、すっごい利益が出る会社あるんです。
例えばね、レイセオンって会社ありますね。よう儲かりますよ。なんでこの会社クラスター爆弾作ってるんです。クラスター爆弾。それは儲かりますよ。だって戦争してる。戦争してたらクラスター爆弾よう売れますよ。よう儲かりますよ、その会社。そうしたらその会社の株を持っている株主よう儲かりますよね。そのクラスター爆弾どこで使われるかというと、何の罪もない子供の頭の上でそのクラスター爆弾が破裂して、子供を何人も殺していくんですね。これが許されていいんですか?ということなんです。
つまりあなたのお金を使ってクラスター爆弾が作られて、そのあなたのお金を使って作られたクラスター爆弾が知らないところで子どもを殺していってるんですよ。こんなことが許されていいんですか? あなたがそこに投資をしなかったらクラスター爆弾できなかったんじゃないですか?って言いたいわけでございますよね。だから何でも儲かればいいんじゃないよねってことなんです。
そうするとね、インデックスファンドがいいって言ってる人。S&P 500って言ってね、スタンダード&プアーズ社が選んできた500社。その中にこのレイセオンという会社が入ってます。インデックスファンドの中に入ってます。そうするとあなたのお金の一部がその投資信託、S&P 500という投資信託を通してレイセオンにお金が入って、それでクラスター爆弾が作られて、そしてそのあなたのお金で子供を殺していってる。これはダメだよね、ということなんですね。だからインデックスファンドがいいんですよって言ってる人に言いたいです。『クラスター爆弾、どうなの?』って言いたいわけでございますよね。だから何でも儲かればいいんじゃない、こういうことでございます。
さあそしてね、株式投資で最大の敵。これもしっとかないといけないですよ。感情に振り回されたらダメです皆さん。株式投資最大の敵っていうのは感情でございます。この感情が最大の敵なんですね。人類の歴史上最も頭の良かった人。この人が実は株式投資で大儲けして大損している。人類で最も頭が良かった人誰ですか? うん、えっ、その人、よくみんな言うよね、アインシュタイン。違う違う違う。実は違うんです。ニュートンなんですね。
皆さん、ニュートンという人が人類の歴史上最も頭が良かった人らしいですよ。ニュートンが昔ですね、イギリスに行った時に住んでいた時に、イギリスでですね、イギリスという国が国債をたくさん発行してしまって、つまりたくさん借金してしまったんですね。この借金返せないってなった時に、イギリスの国も賢い、ずる賢いんちゃうか、えげつないことしましたね。イギリスの政府がサウスシー社という会社を立ち上げてね、南の海、South Seaっていう会社をつくって、株式会社なんです。その会社何の目的で作ったかというと、債券を買い取る目的の会社なんですよ。
つまりそこの会社が債券を全部買っていくと、イギリスの政府は借金返さなくてよくなる。これでしたっていうのをなくしてしまうと。そんな悪いことを考える。ここにニュートンは目をつけましたね。サウスシーの会社の株って絶対値上がりするんですよ。ですね。当然債券を買っていくんで、絶対に買いです。皆がそこにお金を投入していきますから。ニュートンはこれだけは、このサウスシーの会社の株が上がる計算するんですね。それは天才や。もうあの人、万有引力の法則ってリンゴが落ちたってやつですからね。そんだけ頭のいい人ですから。計算したらもうその通りサウスシーの株価が上がっていくんです。ニュートンの計算通りでございます。
どんどんどんどん値上がりしていく。で、ニュートンは『よっしゃ、思った通りやなぁ。これだけ値上がりするって俺も思ったの計算通りやろう』と思って、そこで株を売ってボロ儲けしました。ところがその後もですね、ニュートンが計算した以上にまた株価が上がっていくんですよ。ここでニュートンも焦ったんですね。『まだ上がるわ、まだ儲かるやろ。もっと買おう』と思って、飛び乗ってまた買い増したんです。でも、もう我慢できず、もっと買おうと思って、また飛びついて買った。で、最終的にはこの会社事業をしてなくて債券を買い取るだけの会社ですから、まあねずみ講みたいなもので、最後後ろを振り向いて誰もいなくなったババ抜きで最後ババを引いた人が損をするという仕組みの会社でございますので、どんどんだんだん下落していくんですね。
これでニュートンは『どうしよう、下がってきた。いやでも損したくないからもうちょっと値段が上がるまで待とう。』また下がる。『でももうちょっと待とう。上がるに決まってる。』そんなニュートンの計算ではそんなならないはずだ。そうやって感情に振り回されてしまったんです。最終的にニュートンはその会社の株一文無しになってしまいました、ということだったんですね。
さあここで何が分かるか。冷静に計算すればちゃんとニュートンは儲かってたのに、その後感情に振り回されてしまったんですね。世界の人類の世紀の大天才、そのニュートンでさえ感情に振り回されると株式投資で大損をしてしまうんです。当然普通の凡人の僕らなんて、ニュートンが損するぐらいなら僕らも損してしまう。つまり感情に振り回されたらダメですよ、ということなんですね。
さあこの感情を消してしまわないといけないんです。この感情を消す。これが必要なんですね。例えば一つ感情を消すやり方とすれば、銀行口座振替。これも文明の利器でございます。毎月銀行口座から給料が入ってきた。そこから自動的にお金が引き落とされて株式投資に回っていく。自分が『いや、もっと買いたい』とか『買いたくない』とか思っても、もう自動的にその金額しか買わないですね。しかも自分が知らないところで、見えないところで買っていってる。さっきの村田製作所のおっちゃんですよ。買ってることすら忘れてる、気づいてないってことですよ。
ですね。デイトレードさんのように自分でルールを決める。毎月いくら買うんだって。お金があったら、いくら買うんだっていうルールを決めてしまうということなんですね。感情に振り回されないルールさえ決めてしまえば、マイルールを決めてしまえば簡単に振り回されません。例えば僕の場合で言うと、普通預金に10万円以上貯まったら、それはすぐに株式投資する。自分のルールを決めたんです。『もっと株価が下がるんちゃうか』とかそんなことを思うが、『いやもっと上がるからもっと買おう』と思っても、いや、それは10万円を超えたんだから、下がり目だとしても絶対に今買うって決めてある。で、10万円以上普通預金に入ってきた場合は、自動的に、もう自動的にというか、絶対に、もう証券会社に振り込んで株を買うんだって決めてありますので、もう自分ルールに従ってやってるだけです。感情は一切働いていません。
まあ2つの方法、ぜひ皆さんもお試しいただいたらいいと思います。銀行口座振替っていうのと、マイルールを決めるということですね。こうやっていけば感情が消えます。最大の敵をやっつける方法でございました。
で、最近ね、株価がすごい下がったんですけれども、株価が下がるって皆さんどういうことか分かります? 昨日200円だったものが今日100円に下がった。これ株価が下がるということなんですよ。で、今日100円だったものが200円に上がった。これ株価が上がるということなんです。200円だったものが100円になった。下がってる。でも、物の売買っていうのは、売る人と買う人がいるからこれ値段というのがついてるんですよ。今日100円になったっていうことは、100円で売る人と100円で買う人がいたってことですからね。買う人がいるから値段がついてるんですよ。
さあ、値段が下がっているとき、誰が買ってるんです? 誰かが売ってて、誰が買ってる。どういうことか分かります? 値段が下がるということは、売る人の数が多くて買う人の数が少ないから値段っていうのが下がるんです。値段が上がるという時は、買う人の数が多くって売る人の数が少ないと値段が上がるんですね。この需給バランスって小学校で習いましたよね? 物の需要と供給といって、これで値段が決まるんじゃなかったですか?
っていうことは値段が下がっているということは、そうなんです。買う人の数が少ない。でも買ってる人たちはちゃんといるということなんです。さあ世の中には皆さんどうですか? 裕福な人と貧しい人の数、どっちが多いですか? 裕福な人の数のほうが少ないんですよね。貧しい人の数の方がどうしても多いんですよ。そうすると売ってる人っていうのは誰ですか?っていうと、値段が下がっているときっていうのは裕福ではない方の人ですよね。その人たちが売ってて、買ってる人ってのは数が少ない裕福な人が買ってるんですよね。なので、後でその人たちは財産を増やしていく。まさにと、まあ、富の再分配、というか。
が言ってるのは、そういう人たちが買っていって、売らない。ずーっと値段が安いとかって言ってるからでしょうね。
まあ、モノの値段、相場があるものを、株式でもそうです、為替なんかでもそうですね、不動産なんかもそうです。必ず値段の上がり下がり、動きがあるものというのは、理論的な価格というのは必ずあります。正当な金額っていうのは、「だいたいこういう金額やな」って理論的に計算して分かるわけでございます。理論じゃなくて僕らが計算しても分かります。これが正当な値段なんやね、と。
でも、必ずその適正な価格っていう、その上には絶対ないんですよ。必ずその適正価格、理論的な価格の上にいるか下にいるか。ここはなぜかというと、人間に感情なんかがあるんですよ。本来の理論的な価格、「これもっと上がる」という感情が働いていると、その上に入って、反対に「もっと下がる」と思ったら理論的な価格の下にいるんです。
今どんな時ですか、皆さん? この理論的な価格の下にいる時ですよ。ということは、必ずこの理論的な価格に近づいてるんですね。で、理論的な価格に近づいて、今度はこの理論的な価格で止まるんですよ。その感情の勢いに押されて、今度はその上を突破してしまいます。今度、理論的な価格の上にいったものは、今度は下に下がってきます。理論的な価格に従っていきます。そこでまた止まらず、また理論を逸脱しても行ってしまうんです。必ずこの理論的な価格の上を上がったり下がったりしている。これは見極めることがとても大切だと思うわけですね。
どう考えても今は理論的な価格の下にいるなっていうのは分かります。利益が上がれば株価が上がると分かりましたよね。今すごい株価が下がっている会社いっぱいありますけれども、その会社だって未来に向かって、じゃあ赤字になっていくんですか?というと、そういう会社ではないんですね。どう考えても未来に向かって明るいという会社なんですよ。今以上に利益が上がっていくっていう、そこの経営者も言ってるし、いろんな専門家もその会社って「もっと儲かるようになっていく」っていうことを言ってるのは、その会社の株価が下がっているとおかしいでしょ? どう考えてもエラーを起こして間違いを起こし、間違いは必ず正されるということで、株価っていうのは上がっていくんじゃないかと、こういうことになるわけでございますね。
さあ、そこがポイントでございます。皆さんもそういうところに目を付けていたら、今後利益が上がれば株価が上がる。どういう会社が利益が上がるんだってことを考えていけばいいんですね。
例えば時代の波みてください。今後、人工知能ですよ。AI、こんなにどんどん発展している。冷蔵庫がしゃべるようになりますよ。冷蔵庫の中にね、画像分析をしてですよ。「牛乳が減ってきたら牛乳が減ってますよ」。画像分析してるからね。「注文しますか?」こう言うとですね、「注文して」って言ったら牛乳が届くようになってるんですね。それをAIスピーカーが注文したりしておるわけでございますよね。それからドローンがものを運んでくるとか。
最近は自動運転の車、こんなのすごいでございますよね。テスラ自動車なんて自動運転。これは僕もこれ試乗しました。びっくりしました。これ、あの、ちょっとあの車を駐車させた後、車から降りてですね、iPhoneで車を呼び寄せたんですよ。これもすごかった。急に車が止まるから、「どうしたんですか?」って言ったら、「2台前の車がブレーキ踏んだからです」って。ええ、で、「2台前の車がブレーキ踏んだのがどこで分かったの?」って思いますけど、これ人工知能でございますよね。
まあ、そんな時代になってきてるわけでございます。人工知能、今後も大きく発展していった分、皆さんの周りにまだ人工知能を取り入れた機械がそんなにないっていうんであれば、まだまだ発展していきますね。はい。電子レンジなんかも人工知能でございますし、家の鍋も人工知能ですよ。鍋が人工知能なんですね。あのヘルシオって鍋なんですけど、人工知能の鍋でございます。これもすごいものでございます。
さあ、それともう一つの課題とすれば、宇宙開発なんていうのもそうですね。宇宙関連開発、そうですね。人工衛星のサイズがどんどん小さくなっていてね。これ技術革新なんですよ。小さい人工衛星を地球のより低いところに打ち上げられるようになって。昔も高いところに大きい人工衛星打ち上げていましたから、めっちゃお金もかかるし、回収も遅いわけです。で、この地球全体を人工衛星を飛ばしてですね、インターネットで全地球を包んでしまおうなんていう、こういう今計画があります。今インターネットに繋がってる人たち、35億人。世界の人口の半分ですね。これを全部包んでしまうと、70億人、全世界の人間がインターネットに繋がるということになるんです。いろんな利便性ができますよね。
例えばAmazonでモノを買う。例えばね、僕らやったらその辺にスーパー行ってすぐ買い物できますけど、アフリカの人なんかは行くのも大変です。インターネットなんかあったらね、家までドローンが運んできてくれるじゃないか、っていうことになってるわけでございますよ。これも宇宙関連の一つということになるのかもしれません。
衛星もそうですよね。今、あの人工衛星からですね、データを吸い上げる。まあ、いろんな画像分析をして、動画であったり静止画であったりということで、地球の行動を写真を撮ったりしてですね、情報を吸い上げて、またそこでいろんなものを加工して、また地球上に還元している。そういうことになってきている。
そうしてね、ロケットも面白いですね。イーロン・マスクの作ってるロケット、スペースXという会社でございますけど、イーロン・マスクっていうのはテスラという自動車、自動運転の車の会社でございます。ここの創業者、イーロン・マスクが今ロケット、このロケットを作る、そしてロケットを飛ばすという、そっちの仕事にもう自分の人生の8割ぐらいそちらに持っていってるって、ネットでは言ってたと思いますけれど。もうイーロン・マスクのロケットは、普通ロケットっていうと宇宙に行ったら行きっぱなし、使い捨てなんですけど、イーロン・マスクのロケットは往復するんで、何回もしてるんですよ。なので1回の打ち上げの費用がすごく安くできるっていうことなんですね。
で、この間実験してました。このファルコンっていうロケットなんですけども、ニューヨークを飛び出して宇宙へ行きます。宇宙に入ったままじゃなくて、今度地球に降りてくる。3階に到着するんですね。実験成功者、はい、25分とかで成功って言っています。これを「全世界どこからどこでもこのファルコンXで旅行できるようにします」と。それも「エコノミークラスの料金で飛ばします」と、こう言ってるわけですね。日本からハワイまで25分くらいで行けるんですよ。皆さん、こういう時代が10年以内来る。こういうことなんですね。
ですから宇宙開発、宇宙関連というのは非常に注目すべきところです。ちなみに来年ですね、人類が50年ぶりぐらいに月に行くんです。またあの月に行ったなんていうのは、もう毎日テレビで出てくるようになると思いますので、宇宙関連ですね。
それから遺伝子解析、遺伝子編集、ゲノムっていうところであったり。それからあとフィンテックですね。今、現金なんかもう使わないじゃないですか。ピッてやるんですよ。クレジットカード使うんです。現金は使いません。Amazonでモノを買う時に現金払わないんですよ。現金は、先にクレジットカードでお金を先に払ってるからものが届くわけですからね。まあ、そういうふうな取引をする。これもフィンテックということになるわけでございますね。これも一つ今後大きな、まあ、革新的なイノベーションが起こる分野ということになるでしょうね。
それからね、もう一つ私たちの生活と切り離せないのが半導体なんですよ。皆さん半導体、名前は聞いたことありますでしょ? 半導体がないと私たち人間って生きていけないんですよ。例えばお米がなかったって明日死なないでしょ。1週間お米がなかったって誰も死なないですよ。生きてますよ。ところが、1週間半導体がなかったら、やっぱり死にますからね。
さあ、半導体。例えば、えっとですね、精密機械とかですね、家電製品の中に全てあります。照明、これ半導体入ってますね。半導体がないと電気つかないですよ。水道、これ半導体ですね。半導体がないと水道出ないんですよ。水道ひねったって水出ないんです。半導体がないとガスもつかないですよ。車なんて半導体の塊です。だから半導体不足ということで、車の納期が遅れてるっていうのありますよね。今問題になってるのは半導体不足で、半導体がないから給湯器がないって言うんですよ。給湯器故障したら今大変ですよ。給湯器なかったらお湯が出ないんですよ。皆さん、お湯が出ないってことはもう明日お風呂入れない。もうお湯が出ないで、かじかんでしまいます。どこからお風呂か、もう人間どんな生活になってしまうんですよね。これが問題になってるぐらいです。もうね、給湯器がないから故障したらえらいことなんで、テレビでも言ってますよね。
半導体がないと電車は走りませんから。どういう生活になるかというと、半導体がないと電車も車なども動かないんで、馬で来てくださいね。明日、水道でキュッキュって回しても水道から水は出ません。バケツで川に水汲みに行って、ガスひねっても火はつかないですから、マッチで火を起こしてってなりますし、当然お湯なんか出ないですからね。火打ち石で火を起こしてお湯を沸かしてなんて話になります。電気はつかないですから、提灯やろうそくで勉強したりします。当然携帯電話も使えないですから、連絡も取れない話になるんです。つまり、原始人みたいな生活になるわけですよ、半導体がないっていうことがあると。
なので今後も私たち人間の生活と切り離せない、生活に必ず必要なものっていうのがこの半導体ということになるんですね。これがないと生きていけないんですよ。
じゃあ半導体を作ってる会社、こういう会社って利益が上がり続ける。なんで?だって私たち人間みんなが必要としてるからじゃないですかね。つまり、私たちの生活の、生きていく役に立ってくれてるから、この半導体を作ってる会社っていうのはどんどん利益が上がってるってことになるんですが。
じゃあ半導体を、まあ世界で一番たくさん作ってる会社っていうのがどこだって言うと、これが台湾にある台湾セミコンダクターという会社なんですね。世界一の半導体受託会社、台湾セミコンダクターでございます。半導体もですね、この大きさがポイントになってて、えっと3年ほど前ですかね、10ナノメートルという大きさの半導体を作ってるわけですよ。10ナノメートル。『17』って聞いたら『17号』じゃなくて『10ナノメートル』です。1億分の1メートルなんですよ。肉眼では見えないじゃないですか。ああ、そうです。ホコリより小さいんですよ。だからホコリより小さいから、その作る部屋、工場にホコリが入っちゃいけないんですね。なのでクリーンルームって言って、真空状態の部屋を作らなきゃいけない。これにも1兆円くらい、部屋を作るのにですね、お金、設備投資が必要だということなんですが、この台湾セミコンダクター、毎年この設備投資をしよるわけですね。
で、世界で2番目にこの半導体作る会社がサムスンっていう韓国の会社です。すごいでしょ? いわゆる先進国じゃないんですよ。新興国っていう、台湾であったり韓国のこの会社が最先端の半導体を作ってるっていうんですから、すごいもんでございますよね。3位がインテルってアメリカの会社でございます。
で、この10ナノメートルがだんだん小さくなっていきます。7ナノメートルの半導体、これの製造に成功したのが台湾セミコンダクター、サムスン、インテル。ところがインテルは量産化ができないということになったんですね。それ以外はみんな脱落でございます。今度5ナノメートル、今では3ナノメートルのここまで小さくなった半導体が、台湾セミコンダクターはもう、そしてサムスンも作れるということになっているんですね。
これが中国がですね、何を言い出したかっていうと、「中国と台湾は一体だ。台湾にある台湾セミコンダクターの工場にミサイルを撃ち込もうか」って言い出したわけです。これにアメリカがビビったわけですね。「台湾セミコンダクターの工場にミサイルを撃ち込まれてしまうと、半導体が入ってこなくなるじゃないか。戦闘機作れない、人工衛星も打ち上げられない。もう何にもできなくなる。アメリカで生きていけなくなる」ということで、これでアメリカが焦ったわけですね。全世界に台湾セミコンダクターの工場を作るように言い出した。その時ですよ。だから日本でも話題になってますよね。熊本に半導体工場ができるっていうの、今話題になってますよね。これが台湾セミコンダクターの工場なんですよ。熊本に台湾セミコンダクターの工場、7000億円かけて作るって言っています。その半分を政府が出す。そしてその残り半分をソニーとデンソーという会社が出すって言っています。7000億円、約やっぱり1兆円。これだけクリーンルームを作るのにお金がかかるということなんでしょうね。
ちなみに台湾セミコンダクター、台湾での工場で作ってる半導体は3ナノメートルですけど、熊本でつくる半導体は30ナノメートルから40ナノメートルの大きさって言ってますので、まあまあ、ちょっと台湾で作るより性能が悪い、落ちるものを作るということなんでしょうね。まあ、ここからスタートということなんでしょう。まあ、熊本の工場で作るんですけれども。
じゃあそもそも半導体ってどういうふうに作られてるんだ? まあまあ、工場はそこで作ってるのは分かったけど、原材料って何なんだ?って話なんですね。原材料の一番の大元になるのがですね、シリコンウェハーって言うんです。皆さん、シリコンウェハーっていうですね、その大元の原材料があるんですね。シリコンウェハーって、この半導体の原材料の一番元になるものを作っている世界一の供給をしている会社っていうのが、これがなんと日本の信越化学という会社なんですね。日本はもう半導体は、日本はもう絶対、昔は東芝が作ってましたよね。で、東芝もソニーも半導体から撤退って言って、「日本はもう半導体なんかできない」って言ってますけども。だから台湾に変わった。でもね、材料、大元の材料を世界で一番作ってるのはこの信越化学、日本の会社ですからね。だから信越化学、それだけみんなの急所を握ってるんですよね。
この信越化学、もうすごい会社でございまして、例えば私たち、信越化学に囲まれて生きているようなもので、この会社、塩化ビニール、塩ビっていうやつでも世界一の供給をする会社で。例えば壁紙、お部屋の壁紙、これあの信越化学ですね。塩ビ。それから塩ビで一番使われるのが給排水管なんですよ。昔は給排水管、銅を使ってましたよ。そう、銅が錆びてくるんですよね。で、なんか管がだんだん錆びて狭くなってきた。破裂したら一大事で、またもう交換もできないわけでもないんですよ。ところが塩化ビニール、塩ビっていうのは加工しやすくて、また熱にも強いんですね。なので錆びたりしないわけですから、だから給排水管って、もう全部塩化ビニール、塩ビになってくるわけです。これが信越化学、世界一なんですよね。なのでキッチンの扉を開けてください。排水管ありますね。奥に塩ビ製のグレーの塩ビ、信越化学のものです。外から水、給水が来る。水道のきれいな水が飲めるのも、信越化学が動かないとおかげです。私たちは信越化学がないと生きていけない、こういう状況にもなっているわけなんですね。
ええ、まず半導体のところはシリコンウェハー。そしてこのシリコンウェハーの上に部品、材料、小さな細かい部品を置いていくんですけれども、その部品にコンデンサーというものがありますね。例えば電気を蓄える、電気をそこで止めてしまって蓄える役割なんですけれども、それをコンデンサーと言います。そのコンデンサーを世界一作る会社っていうのが、村田製作所という会社なんですね。さっき言った村田製作所のことですよ。だから村田製作所がないと皆さん携帯電話はできません。半導体ができないんですよ。
で、例えばね、iPhoneってありますよね。iPhoneいくらぐらいするんですかね。まあ結構性能よくなって12、3万するでしょうね。買ったら12、3万で、携帯電話ショップの皆さん、あるいはインターネットでAppleから買いますよね。その12、3万のうち4万円ぐらいは、プロセッサ、つまりあなたの携帯電話の頭脳を作るので、世界一の会社がNVIDIAという、これアメリカの会社でございます。このNVIDIA、画像分析の半導体を作っている会社で、設計する会社でございます。例えば自動運転の半導体なんていうのも、これも画像分析をしますし、今後どんどん需要は上がってきますよね。そしてゲーム機ですよね。昔と違って今のゲームってすごい滑らかに動きますよね。これはこのNVIDIAの画像分析の半導体、GPUっていうののおかげなんですね。任天堂Switchの中に入っている半導体も、このNVIDIAの設計した半導体だと思いますね。
そして設計をするっていうのは、いろんなこの線を書いているわけですよ。半導体、つまりシリコンウェハーの上に線を描く。人間の手では引けないですよ。だって1億分の1メートルですから。人間の手で線なんか引けないわけでございますので、これをですね、機械でやるわけですね。光でパシッと、光で光を当てて線を描いていくんです。その光を当てる機械、露光装置と言いますね。この露光装置を作ってる世界一の会社、これがASML。
というオランダの会社なんですよ。世界中の90%以上がこのASMLの露光装置ですね。だからASMLの機械がないと私たち生きていけないということになってますね。うん。露光装置を作ってる会社、その露光装置が今度レンズを通すわけですね。で、レンズを通して焼き付けているんですけど、そのレンズで世界一の会社っていうのが日本のHOYAさんなんですね。これまた日本の会社ですね。
今度その半導体、シリコンウェハーを小さいサイズに切っていくんですよ。1億分の1メートルに切っていく。その切る機械がディスコっていう日本の会社でございます。ディスコの機械で切るんです。
そしてその半導体が正常に作動するかどうかっていう検査しないといけないです。この半導体の検査をする会社が日本のレーザーテックという会社。これ世界シェア100%だから、レーザーテックがないと半導体ができないんです。世界シェア100%ですからね。もしレーザーテックがへそを上げて「やーめた」って言うと、私たち生きていけなくなるんですよ。
で、その最後に台湾セミコンダクターの工場で組み立てているんだって、こういう流れでおるわけでございますね。そして台湾セミコンダクターの工場で作られた半導体を一番たくさん買ってる会社がAppleという会社なんでございますね。それがiPhoneの中に入ってるんですよね。
昔皆さん、Apple製品を売ったら儲かっていたんですよ。その前はApple Computer、いわゆるMacってコンピューターを売ってましたよね。今はiPhoneでもね、iPhoneを売ったら、それでもう懸命にやっても、年間でまあ売れなくなる。1回買って毎日毎日、いや、毎月、いや、3年間は買わなくなりますから、このなかなか儲かり続けるっていうのは、まあそりゃ大きく儲かり続けるということはなかったんですけど、今はどうなっているかと言うと、皆さんiPhoneの中にアプリケーション入ってますよね。アプリケーションを作っている会社は、iPhoneの中に入っている、そのiPhoneを作っているAppleに毎月お金払わないといけないんですよ。「アプリ入れてくれてありがとう」ですね。だから僕はAppleの株主なので、Appleが利益が上がると僕の株価が上がって、お金が増えるというこういう仕組みでございますけれども、皆さんがたくさんアプリを入れていただけるとAppleに入ってくるお金が増えますので、僕の株価が上がって僕は喜ぶ、こんな仕組みになっているわけでございます。アプリのそこからお金が入ってくるっていう、そのがっちり儲かり続ける仕組みではないですね。
それからね、Microsoftっていうのは、昔はあのWindowsを売ってたんですけど、まあWindowsパソコンも売れなくなりますからね。今は何かと言うとね、ええ、もうね、Azureっていうですね、クラウドなんですよ。クラウドにデータを預けますよね。そうするとクラウドにデータを預けてしまうとですね、止めることできないんですね。「やめた」っていうことになると、データが、過去のデータ全部消えてしまう。止めることができないんですよ。ずーっとお金払い続けないといけないです。で、しかも分からないうちに値上げしてくるんですね。「値上げするんだったらやめるよ」。「やめてもいいけどデータ全部消えるよ」。止めれなくなってしまう。ずっとお金を払い続けないといけない。まあMicrosoftはお金が入り続けてくる仕組みということになってるんです。
昔のですね、ExcelとかWordなんていうのも、1回CDを買ったらずっと使えたんですけど、今ではもうですね、サブスクリプション。お金が入り続ける、がっちり儲かる仕組みができているということです。まあこういう風にして利益が出る仕組みもどんどんどんどん考えるようになってきましてですね、そういうところに投資をしていく。ここを一つポイントかなと思います。
さあ、それでは先ほどの半導体を作っている同業の中での会社の株を全部買おうと思ったら、1000万では足りません。もう何千万も必要になってきますので、そんなの全部買えない。「あんた1万円から投資できる」って言ったじゃないか、ということでございますので、そういう会社の株をたくさん集めたものが投資信託っていうものでございます。1万円の中に村田製作所もレーザーテックも、そして信越化学も、そしてASMLも、台湾セミコンダクターも、いろんな会社が入ってるというのがその投資信託という仕組みでございます。
そしてまあNISAという制度もありますので、このNISAの制度も絶対使ってくださいね。間違えてもつみたてNISAというのは絶対やったらだめです。NISAで積立っていうのはいいんですけど、つみたてNISAはだめ。そしてiDeCo、これもだめです。私たちが計算した中で、iDeCoは全く意味がないとか損でしたね。iDeCoは損ですよ。それからつみたてNISAも損ですよ。そしてNISAはいい。そうですね、子どもNISA、ジュニアNISAですね。これは絶対使った方がいいです。今年と来年でジュニアNISAはもうなくなってしまいますので、今18歳未満のお子さん、これはジュニアNISA、今のうちにやっておかないと損でございますので、お子さん、お孫さんで18歳未満の方がいらっしゃるところは、もういいなと思っていただいたらよろしくお願いいたします。
それでは本日の講義はここまでとさせていただきます。