お客様セミナー
8時半になりましたので、始めていきたいと思います。こんな時代の株式投資のあれやこれらを、本当のことしか言わない北尻さんに聞いてみよう。本日4回目の開催となりました。どうぞよろしくお願いいたします。よろしくお願いします。はい、お願いいたします。
それでは今回もですね、お話いただく私が師と仰ぐ北尻さんですけども、前回紹介の部分で一言で言うと「プロ中のプロの講師、本物の講師で、そして常に人の得になることを考えてられる人ですよ」。さっきも八百屋さんの時のね、あのご経験談をおっしゃってましたけども、そういうふうに紹介いたしましたけども、それに今回もう一言ですね、付け加えるといたしましたら、「難しいことを分かりやすく説明してもらったらもう右に出る人はいない」と、そんなふうに思う小山企画の代表者であり、ご自身の投資も30年超とベテランでいらっしゃる。そんな北尻さんの話を今日また1時間聞いていただいたら、また違う世界ですね、気づき発見を感じていただけるのではないかなと思います。
そして私は小山企画で証券外務員をしております木野と申します。本日もどうぞよろしくお願いいたします。ではまたいつものように冒頭に少しだけ、あの前回の振り返りをさせていただきたく思います。
で、前回ですね、株式投資を短期売買の投機的な要素で捉えて後悔してる人も多いようなので、ここは私が一番強調しておきたい部分にもなるんですけども、おっしゃってられたことは、「自分が働くことは尊いこと、もちろん尊いこと。そして株式投資を不労所得という人もいるけども、そうではなくて、人それぞれみんな得意不得意がありますので、自分ができないことを自分が選んだ企業に、自分が稼いだお金を託す。それは自分が仕事をして直接役に立てる人の数に限らず、自分が投資した企業の物やサービスを通して、世界中の何億人もの人の役に立つんですよ。そしてそれがもっと尊い、自分が働くよりもっと尊いものではないですか」と、おっしゃってられたことを前回の振り返りのポイントとして繰り返しお伝えさせていただきました。覚えていらっしゃる方もいらっしゃいますでしょうかね。
はい、ではですね、早速ですが本題に入っていきたいと思います。ではまず一つ目のテーマです。アメリカのシリコンバレーの一件から、世界的な金融不安の連鎖が起こるのではと心配されている方も多いようです。そんな、なぜ取り付け騒ぎが起こったかのお話から、投資のプロは暴落が大好きで、こんな暴落を待っているというこのお話をまずお願いできたらと思います。北尻さん、よろしくお願いいたします。
アメリカのシリコンバレーってすごいところなわけですよ。まあそうですね、平均年収で1000万超えてるんじゃないですかね。年収で7、800万以下やったらもう生活保護になるって言われるような地域でございまして。だから新興企業なんかそこから出るわけですよ。そこのガレージから出て行ったという、例えばマイクロソフトなんかもそうやし、Amazonとかですね、NVIDIAなんてのもそこから出ていくわけですよ。今の技術革新を起こしていく企業なんてのは、そのシリコンバレーに集まってるわけですよね。てか、いろんなところで「中国のシリコンバレーはここや」とか「日本のシリコンバレーはここや」なんて言われるんですけど、まあその代名詞になるようなそういう地域なんですよね。
で、そこにまあ新しく起業しようっていう人が集まってくるんですよね。で、実はね、シリコンバレーってアメリカ人ほとんどいないって言われてるんですよ。ですね。で、アメリカ人がすごいんではなくて、そのアメリカっていう風土がすごいんですよね。その土壌が。もともとそのアメリカ大陸を発見したコロンブスがいて、コロンブスがインドを探しに行って、「インドを見つけた、よっしゃインドや!」と思った。実はそこはインドじゃなかったっていう。だからその原住民の人のことをインディアンって呼んでるわけですよね。あのインドだと思ったから、そこに住んでる人インド人だと思ったから。それ違うかったんですよね。そういう新大陸をコロンブスが発見して、誰も知らんかったところを見つけて、そこへ新しい夢を求めてみんな移住していくわけですよ。イギリスとかスペインとかですね、ポルトガルとか、そういう人たちがこうオランダとかね、っていうのは移住していくわけですよね。だからニューヨークに行くとね、ニューヨークのマンハッタン島に銅像が立ってて、僕らが言ってるインディアンっていうその原住民の人たちにオランダ人がお金払ってる銅像がある。お金払ってそのマンハッタン島を買うっていう銅像があるんですよね。まあそうやってヨーロッパの裕福な国の人たちがアメリカで一旗あげようって言って、まあそういう土壌なんで、だからアメリカンドリームが生まれるんですよね。
で、日本との違いっていうのは、シリコンバレーってなんか優秀なやつが出てくるとみんな応援するんですよ。産官学みんなで応援するんですね。例えばNVIDIAって会社ありますよね。この会社すごいですよ、すごい伸びましたよね。半年前にNVIDIAの株価って言ったら、半年で2.3倍以上になってますからね。あの時「買っときや」って、みんな言うたのに半年で倍以上になってるんですよ。そのNVIDIAなんですけれども、GPUって言ってグラフィックプロセッサーの半導体の設計をする会社なんですよね。で、ここがそういう研究をしてるっていうのをスタンフォード大学が見つけて、「お、ちょっとそれうちも研究に参加させて」っていうわけですよ。そんないろんなところが「うちお金出させてーな」言うて寄ってくるんですよね。産官学みんなで応援するんですよ。だったらどんどん伸びていくんですね。ところが日本はですね、ちょっと出てきたらみんなで潰しに行くんですよね。例えば堀江貴文さん、ロケット打ち上げる上で何回も失敗すると、ロケット落ちたってみんな手叩いて喜ぶんですよ。これが日本っていう国なんですよね。で、アメリカはみんなで応援しよう。だからアメリカがすごいんです。アメリカ人がすごいんではなくて、みんなそういう優秀な人たちがそのシリコンバレーに集まっていくだからアメリカがすごいんだって、アメリカ人がすごいんではないよってことなんですね。
まあそういう新しく起業しようという人たちがシリコンバレーに集まってくる。そこにこう銀行ができたんです。銀行ですからみんなが預金するんです。集めた預金を企業に貸し出しをするんですけれども、今のね、新規で起業する人なんていうのはお金必要な商売じゃないんですよね。もう段ボール一つでガレージでできるような商売ですよ。マイクロソフトもそうやし、NVIDIAもそんな金なんかかかれへんわけですから、融資なんて受けないわけですよね。だから預金を預かったシリコンバレー銀行は、それをNVIDIAに「借りません?」って言ったら、「いや、うちお金はいらんで」って話ですわ。だって産官学が応援してくれてお金も出してくれるんで、「うち、貸していりませんよ」って話になるし、そんなにお金かかる商売がいない。でも銀行ってお金預かってしまった、預金を預かってしまった限りは、預かって払う預金金利以上にそれを儲けないといけないわけですね。例えば1%で預金金利払うんやったら、1%以上でのものを得ないといけない。それで貸し出す先がないから債券を買いよるわけですよね。世界中でいろんな債券を買ったんです。
そうすると、債券の値段の幅っていうのと金利の動きの幅ってのはこれ連動するんです。債券の価格変動と金利の変動幅というのは連動するんですよ。金利が上がると、債券の値段は下がるんです。金利が下がると、債券の値段は上がるんです。で、金利がちょっとだけ上がったら債券の値段がちょっとだけ下がるんです。同じ幅だけ金利が思いっきり上がったら、債券の値段思いっきり下がるんです。
で、今どういうことかっていうと、世界中めちゃくちゃ景気が良いわけですよ。それはそうですよ。いろんな技術革新が起こって、一番の技術革新を起こした半導体ですよね。これがものすごい技術革新を起こしたということで、半導体需要っていうのがすごい高まった。ところがコロナウイルスで工場へ行けない、半導体作れない。だから車も2年待ちとか、半導体がない。給湯器もないんです。僕頼んで給湯器1年半経って、やっと昨日届いたぐらいに「帰ってきたで」って言われたんですよ。給湯器で、っていうぐらい半導体がないって言われてるんですね。
で、性能の低い半導体はね、余ってるんですよ。ところがめっちゃ良い半導体、めっちゃ良いって何?小さいやつなんですよね。今一番小さい半導体、3ナノメートルってやつです。この半導体がどこでも作れるもんではなくて、作れる工場っていうのは台湾セミコンダクターとサムスンっていう工場でしか作れないんです。他の工場ではできないです。だから不足してるんですよね。こういう半導体が不足してる。それででも需要が高まる。半導体はない。値段がどんどん上がっていくんですね。「給湯器ちょっと高い値段でもいいから売って」って。だって凍えてしまうから。「車ちょっと高い値段でも買うわー」ってなるわけですよ。これで物価が上がっていく。でも生産ができないところでどんどん物価が上がった。「景気めちゃくちゃええで」っていうことなんですね。新しい、もうもっと欲しいですからね。
そうすると物価が上がったことによって、アメリカの銀行を始め世界各国金利を上げるんですね。で、金利が上がるとその分債券の値段下がりますから。さあ、シリコンバレー銀行いっぱい債券持ってますよ。金利が大幅に上がったんで、債券持ってる値段が思いっきり下がるんですね、その分だけ。これでえらいことになった。シリコンバレーにいる人なんてもういろんなとこで頭の回転が速いですから、ちょっと噂を流すんですね。「シリコンバレー銀行、債券いっぱい持っとるぞ」と。「で、債券の値段思いっきり下がってるぞ。あの銀行潰れるん違うか?」って誰かが言うと、「嘘やん、ほんま?」言うてSNSとかで流してるわけですよね。そうすると「我先に」と、自分だけ先逃げといたろか、預けてるお金さっき引き上げたということで預金おろしに行くんです。ほんならもう行ったらみんな並んでるわけですよ。「あれ、あんたももう知ってたん?」って。そうすると債券っていうのは、100万円で買った債券っていうのは満期まで待ったら絶対100万に戻ってくるんです。ところが途中は値段が上がったり下がったりしてるんで、100万円で買って満期まで待てば100万円戻ってくるのに、今は金利が上がったためにもし今売ろうと思ったら値段下がってるわけですね。で、預金下ろしに来たやつには返さなあかんわけですよ、預金を。そしたら現金どうするね?債券売るしかないんですよ。債券を売らざるを得ない。100万円戻ってくるって分かってる債券が70万円に下がってたら、70万円で売らざるを得ないんですよ。それでお金がなくなったって言って破綻したんですよね。
こんなことで未だにあるんですね。まあ昔もね、日本でも信用組合か信用金庫が潰れたの、女子高生がバスの中でなんかその信用組合か信用金庫の面接受けた女子高生が落とされてね。で、腹いせに「あの銀行潰れるで」って言うた。バスの中で聞いてたおばちゃんが広まりまして、それでその銀行にみんな「潰れるで」って聞いた人が預金おろしに行って、その銀行潰れたって言うんですよね。っていうようなもう昔の話だと思ってたのに、未だにそんなことがあったんですよね。ということでシリコンバレー銀行は潰れたんです、っていうことなんです。
じゃあ他の銀行は潰れるかって?そんなことないですよ。ちゃんと貸し出しもしてますしね。ということで潰れるってことはないし、まあ預金は保護しますっていうことで、アメリカの政府がですね、ちゃんと「預金はあんたが預けたお金は銀行が、ちゃんと政府が面倒見てあげるから心配せんと預けときや」、こういうこと政府が発表したんで落ち着いたわけでございます。なのでこれで連鎖でですね、何か景気が悪くなるとか、いろんな銀行が潰れるなんてことはもうないっていうことはわかったわけですね。
さあ、ここで何がわかるかっていうことなんです。めちゃくちゃ景気がええでってことなんですよ。その裏にあったのは、めちゃくちゃ景気が良かったんです。そして例えばこのシリコンバレー銀行がですね、債券の値段が下がってる。預金預けてくれた人に返さなあかんって言ったら、債券売ったって足りないってなった。今度どうします?まあシリコンバレー銀行は株を持ってたかどうかっていうのは別にしていろんな金融機関、全世界の金融機関も債券持ってますので、その値段が下がったらその下がったものを穴埋めする。穴埋めするのに何をしたらええねんって言うと、値段が上がってる会社の株を売るわけですよ。本当は売らない方がいいってわかってるんやけれども、売らざるを得ないんですよ。そのへこんでるとこ埋めないといけないですから。ということでいい会社の株がどんどん売られてしまった。これで株の値段が下がったんですね。
例えばまあ僕もAppleの株持ってますけど、僕が1人売ったってAppleの株下がりませんから。そんなもんですね。大きくその需給のバランスで株の値段っていうのも相場があるもんですから、大きくたくさん売る人がいたら大きく下がるんです。たくさん買う人がいたら大きく値上がりするんです。僕みたいなちょろちょろ売ったり買ったりしたって何の変動もありません。つまり値段が大幅に下がったっていうことは、僕みたいなやつが売ったんではなくて、たくさん売ったやつがいたんですよ。それ誰かっていうと機関投資家やったんですね。機関投資家がもう損得関係なしに売らざるを得なかったんです、利益を出すために。それで売られた、売られるから株価は下がった。でも本来の価値は上がってるんです。なんで物価が上がってる?なんで物価が上がってるの?その会社の半導体を欲しいっていうやつがおる。たくさん買う。値段が高くても買う。だからその会社っていうのは利益がどんどん前より利益が出てるんです。前より利益が出てるのに、そういう事情で株価が下がっていたということですから、ここを待ってたやつがいるんですよね。ここを買ったやつがたくさんいるんです。
まあ僕もその一人でしたけど、まあ僕が買ったってそんなに変わりませんよ。メタプラットフォームで10万とかって買ったくらいですから。ちなみにメタプラットフォーム、すごいですね。Facebook社のことですけども、もうこれも僕も「買っときや、今こんな安い値段でありえないよ」って言ってたんですよね。それから半年足らずでまた倍以上になってますよ、これね。
で、今年に入ってから株価が下がらないっていうのは何かっていうと、結局機関投資家、ヨーロッパとかアメリカの機関投資家が決算があるから、値段が上がってる会社の株を売ったわけですよ。売りたくないけど。で、値段が、利益が出てる会社の株を売った。そもそも利益が出ない会社の株なんか売ったって意味がないって、クズみたいな株って売ってないんですよ。だからインデックスの株は下がらなかった。インデックスファンドは下がらなかったんですよ。反対にアクティブファンドでいいものを選んでるコムジェストのとかですね、TCWのファンドなんかは下がったわけですね。あれ、いい会社の株、利益が出てるから売られたから。だからインデックスみたいなクズは売る意味がなかったんで下がらなかった。
さあ、決算が終わったら今度はもう売る、もう利益をここで埋めないといけないって、赤字を埋めないといけないっていうのはありませんので、売るっていうことしなくてよくなってるんですね。反対に過去に売ったものを買い戻しに入るわけですよ。だからいい会社の株は今年に入ってから上がってますよね、下がらないんですよね。
で、さらにこの6月ぐらいにはですね、金利をもう上げるのやめようかなんていう話がおそらく出てくるんじゃないかと言われてるんです。というのが、物価がどんどんどんどん上がってきたって、いつまでも上がり続けるわけではないんで、そろそろ落ち着いてきとるん違うかと言われてるわけでございます。ですね。で、そうすると物価が上がらなくなってくると、もう高止まりしていくと。上がってはいけますけど緩やかになってくると、「金利を上げんでええやないか」ってなるんですね。で、金利もどんどんどんどん上げていく時にもうこれでもかっていうぐらいまで上げて、上げすぎるぐらいまで上げた後で、調整してちょっと下げようということになりますので、おそらく6月以降に金利がいわゆる上げ止まりではなくて、下がる方向に行くんじゃないかっていう風に機関投資家、プロの投資家は読んでるわけなんですね。そうすると一気に株が上がっていくぞということで、6月以降はちょっともう下がるっていうより上がる場面に入ってくるんじゃないかっていうのが、大方のプロの投資家の見方なんですよね。
だから皆さんも、あの今年のNISAは使い切ろうって思ってらっしゃる方、早く買っときや。5月中ですよ。今4月の末ですから、もう5月中に買っとかんと、「あの時買っといたら良かった」みたいになってしまいますからね。ということで、いい会社の株、今ちょうどまだバーゲンセールやってますということですので、今ちょっと買い時かなと思います。はい、はい、ありがとうございます。今もちょっと物価の話が出ましたけども、物価の件でちょっとご相談がありますので、それを読み上げていきます。今年に入っても止まらない物価高で、4月からさらに鉄道運賃も値上げされました。でも巷ではなかなかこう給料が上がらないとおっしゃってる方も多いですし、私の会社でもなかなか給料は上げてくれないです。こんな状況下だったらもう節約しかないと思うんで。
ですけども、それはどう思われますか?というご相談が入っております。こちらについてお願いいたします。
物価が上がる時に節約したら最悪なわけですよ。実はですね、僕の友達、まあ知り合いでですね、20年ぐらい前に就職してですね、彼のお母さんがめっちゃ怖いおかんで、「給料の半分貯金しなさい」と言われたんですよ。実は彼はね、その時買いたいものがあったんです。車なんですよ。車を買いたかったけれども、おかんが「金貯めろ」と言う前から車買うの我慢したんです。
で、ちょうどね、最近おかんがちょっとボケてきたわけですよ。だからもうおかんに車買ったって、預金、今まで貯めたお金引き出したって怒られへんなと思って、お金引き出して車買おうと思って、あの時欲しかった車買おうと思って買いに行った。買えないわけですよ。なんで?値段上がってるからですよ。つまり、お金の量っていうのは減らなかったんですけど、物価が上がってしまったためにお金の価値が下がってしまったんですね。ということで、欲しいもの買えなかったんです。でも彼は何て言ったと思います?「あの時買っとけばよかった」って言ったんですよ。
そうなんですね。だから物価が上がっていく時っていうのは、絶対節約ってしちゃダメで、欲しいものは買っとかないと損なんですね。上がっていくんだからね。反対に、必要のないものは買ったらダメですよ。だからかなり吟味してですね、欲しいもの、絶対に必要だとか欲しいというものは今のうちに買っといた方がいいです。はい、物価上がっていく時ですね。で、我慢なんかしたらあかん。
まあ、それより物価が上がっていくっていうことは、企業は利益が上がっていくはずなんですね。で、物価が上がって利益が上がっていくと、企業の利益が上がると株価上がるんで。で、結局ですね、そのものの値段が上がっていくという方、株価、株っていうのもものですから、その値段っていうのは物価に連れて上がっていくわけですよ。債券はダメですよ。債券は物価が上がったからって上がるわけではない。債券が上がるのは金利が下がると債券の値段上がるんであって、物価が上がったからって債券上がりませんから。だから債券は物価とは連動しません。で、反対に物価が上がると金利が上がって債券値段下がるってことになってしまいますので、これはダメで。株の値段っていうのは物価が上がって上がっていくんだ、っていう風に理論的には考えられてるわけなんですね。
で、実際僕らも20年前から持ってる会社、上がってますよ。よっぽど変な会社じゃない限り。野村證券とか、その変な会社って上がらないですけど、普通の会社はちゃんと上がってるんですよ。あれだけボロボロやってた長谷工の株でさえ、めっちゃ上がってますからね。90円だった株価が今1,500円ぐらいになってるんですよ。あの長谷工です。僕が上がってから株価が上がったっていうのはどういう意味だと思います?辞めたからね。僕が辞めたら株価下がらないといけないはずなんですけどね、と思いましたけど。
そんな感じで、物価が上がると株価上がるんで、こんな物価上がっていくときはやっぱり成長資産を持つってことが大切であって、物価が上がるっていうのは何かがやっぱり成長してるんですね。経済が成長してる。成長資産を持つってことが大切なんですよ、っていうことです。不動産は成長資産ではありません。債券も成長資産ではありません。保険も成長資産ではありません。成長資産も唯一株式だけなんですね。いい会社の株を持つっていうことが、物価が上がっていくときに大切なことなんです。
それからね、この方、給料上がってないとおっしゃってるの。給料上がってる会社、いっぱいありますからね。例えばキーエンスと思いっきり給料上がってますよ。まあいろんな会社給料上がってます。どこやったっけ?あのユニクロも給料上げるって言ってたんちゃう?給料上げてるんですよ。で、いい会社って何かっていうと、どうして給料上げれるんですか?粗利幅が大きいからなんです。利益率が高いから給料を上げれるこの幅があるんですね。その原資を持っとるわけですよ。そもそも利益が出てない会社っていうのは給料上げれないです。ないんですからお金が。なので、給料上がらないっておっしゃってる方は、物価が上がっても給料上がらないってことは、もうね、そこの会社は要するに、いい社員が取られても仕方ない。もう仕方ない。うちがもっと給料高いって言ってどんどん取られていても、もうそれは仕方ない。だってうち払えない、つまり利益が出てないんですよ。そういう会社の株っていうのは上がらないんです。
反対に、給料が上がる会社っていうのは利益の幅がありますから、利益が大きいわけですから、株価も将来上がっていくということは考えれますので、あなたが給料上がらないんだったら、それを嘆くんではなくて、自分の会社に給料上げてって言ったって無理ですから。反対に、給料上がってる会社の株を持てばいいんですよ。そういう会社の株を買えばいいんですよ。そしたらその会社は利益が上がっていってるってことは、株価が上がっていく。あなたの財産も増えていくという理屈になるんで、給料上がってる会社の株を持てばいいということでしょうかね。自分の会社の社長に「給料上げて」っていうよりも、そんなどうせできへんやったら、あんたが株買った方が早いね、ということでございます。
はい、なるほど。ありがとうございます。では次のテーマなんですが、今日もIFAの方が何人か入ってらっしゃるので、同じ質問をお客様からされることもいらっしゃるのではないかなと思うんですけども、私が時々聞かれることです。これは2024年から新しいNISA制度がスタートするに当たって、「それだったら来年からNISAを始める方がいいんでしょうか?」と聞かれる方がちょくちょくいらっしゃいます。それについてですね、お考えを教えていただけたらと思います。
あのね、NISAとかiDeCoとかってようみんな騒ぎ立てはるんですけれども、これは何かというと「税金がちょっと安くなるで」ってやつなんですよね。例えばNISAっていうのは、利益が出た時に本来であれば税金かかるけれども、税金かけないよっていう、ある一定の金額まではね、っていうのがNISAっていう制度なんですね。つまり税金負けてあげるよ、ということなんですよ。で、みんな税金が安くなるんやったらなんとかっていう話になっていくんですけど、実はもっと大事なことは、税金をいかに払わないかっていうことを考えたって意味がなくて。
こういう人がいたんですね。東京の方でですね、「ご相談なんです」って言って。「何ですか?」と。「20年前にお父さんが貸金庫に5000万隠したんです」こういうわけですね。で、「このお金どうしたらいいでしょうか?」っていうんですね。で、僕もアホでしたね。「5000万隠したんですか?そのお金今いくらですか?」って言ったら、「5000万貸金庫に入れてた」って言いましたよね。「今いくらですか?」って「5000万に決まってるじゃないですか」って。聞いた僕はバカでした、って話なんですね。20年前に貸金庫に入れた5000万は今も5000万です。増えることも減ることもありませんでした。
で、なぜお父さん隠したんですか?って言うと、相続税がかかる家やったんですよ。で、相続で半分、50%近くかかる家だったので、5000万の現金があればですね、それに対して2500万相続で持って行かれるんで、さすがにね、一気に2500万円のお金が消えるってなると、隠したくなる気持ちもね、わからんではないですよ。でお父さんを隠したんですね。さあ、それがお父さんの実は大きな間違いで、あの時お父さんが税金を払ってたらどうなってたかっていうと、5000万円のお金は2500万円税金払って、2500万円の手元に残るお金があったんですね。その2500万円のお金を、例えば僕らが20年前から持ってたグローバルフランチャイズっていう商品で運用してたら、いくらになってたかっていうと、20年間で2500万は3億近くになってるんですね。今でも。今そのお父さん隠した5000万、5000万なんですけれども、2500万は3億なんですよ。どっちが良かったんですか?って。それやったら税金払ってても3億円が全然手元に残るお金多かったんですね。
さあ、このお父さんの失敗は、税金を払うのが嫌だって思って運用機会を逃したことだったんですよ。大切なことは、いかに税金を払わないかっていうことを考えるんではなくて、いかに運用機会を逃さないかっていうことが大事なんですね。ここがポイントなんですよ。まあただ、どうせ税金払うんでいいよってわざわざ言ってくれるんやったら、それはそれで使った方がいいです。それは使った方がいいんですけども、そうではなくって、大切なことは運用機会を逃さないことですよ、っていうことなんですね。
だから積立NISAとかiDeCoはダメやって言ってるんです。積立NISAやiDeCoっていうのは運用機会を逃してしまうんです。クズみたいな会社の株がいっぱい入ってるんですよ。積立NISAでしか買えないファンドとかiDeCoでしか買えないファンドなんていうのは、もうクズみたいな株がいっぱい入ってるんで、利益が上がらない会社の株ってのは上がらないわけですよ。そんなところに投資したってお金が増えないんです。「税金は安くなりました」言うたってお金が増えてないんだから意味なかったんです。さっきの5000万隠したお父さんと同じことになってしまうわけです。だから積立NISAもiDeCoもダメですよ、っていうことになるんですが、まあまあただ使えるっていう言うんやったら使った方がいいので。
今年まで120万の枠があります。投資信託であれば販売手数料が3%と消費税の3.3%かかるんやったら、123万9600円はNISAの枠ですから、これは使わんと損ですよね。今年使ったら来年その分減らされるんやったら来年まで待ったっていいかもしれませんけれども、今年は今年で使ったって、来年は来年でまた別にあんねんで、って。それも使わんと損でございますね。ということで、「来年からNISA枠が広がるから今年は使わずに来年まで持ち越した方がいいんですね?」これはダメですね。今年は今年で使って、来年は来年で使う。じゃあ来年もそんなお金ないやん。じゃあ今年中にやっといた方がいいということと、もう一つですね、せっかくこれだけ今株価が安いという状況になってるんです。バーゲンセールやってるんですから。どうせ買うんやったら来年まで待つより、バーゲンセールの今買っといたらいいやないかと。こういうことでございますよ。6月までに買っときや。来年まで待ったら「あの時買っといたら良かった、税金の話なんかどうでもよかった」って話。今のうちに買っといてください。
それから子どもNISAですよね。子どもNISA、つまり18歳未満の人です。0歳から17歳11ヶ月30日までの方。来年からもうNISA使えなくなりますんで、今のうちであれば子どもNISA使えますから、今年中に80万と販売手数料3.3%、82万3400円だっけ?80万と販売手数料の分、これはNISA、子どもNISA使っておかないと損ですから。17歳、0歳から17歳の子供、特にちっちゃい子供ちゃん、0歳、もう今年生まれたんやったらもう使っとき。18歳まで非課税ですよ。18年間非課税になるから、これはもう使わないと損でございますんで、今年逃してしまうと0歳の赤ちゃん、18年間ずっとせっかく使えたNISA制度使えなくなる。もったいないんで、今年中に必ず使った方が得やと思います。税金にこだわらん方がええんだけれども、ただあるもんは使わんと損や、ということでございます。
はい、はい、ありがとうございます。一つ質問があるんですけども、NISAを使ってインデックスファンドを貯めてられる方がいらっしゃるんですか?銀行でインデックスに組み入れられて入ってらっしゃるようなんですけども、まあそれならばもう特定口座であってもアクティブファンドで運用する方がいいという、そういう考えでOKでしょうか?
そんなん、なんか杉ちゃんのネタになるよね。でもインデックス、何の意味があんねん。実は計算したんですよ。インデックスファンドを選んでしまって、それで税金が得したっていうのと、利益に対して税金かからないというのと、ちゃんとした僕らが投資しなさい、っていうような良い投資信託ですね、インデックスファンドじゃないやつです。そういうものを買って、結局値上がりしたのに税金かかったで、って言ったって、税金払ったってそっちの方が手元に残ってるお金多いんですよ。たくさん増えてて。だから税金いかに払わないかってことを考えるって言うよりも、たくさん、いかにたくさん増えるかってことを考えないといけない。なので、インデックスファンドでNISAを使うぐらいだったら、もうそんなやめてしまって、インデックスもNISAもやめて、税金かかってもいいからちゃんとしたファンド買った方がいいです。もういつまでそんなクズ持ってんねん、って話になりますんで。はい、はい、どうもありがとうございました。
はい、それではちょっと今からですね、AIのお話になります。で、前回お話しされたチャットGPTについては、あれからですね、耳にする機会が増えたのではないかと思いますが、そのAI関連の進歩の話などがあれば、またあのお願いできたらと思いますがいかがでしょうか?
その半導体なんですよね。やっぱり半導体で、NVIDIAの半導体っていうのは画像処理の半導体なんです。こう文字を読んでいくとかじゃないんです。計算するとかで。実はその画像処理のその半導体がAIのところで、すごくこう活用できるっていうのが分かった、ってのがNVIDIAの新しい発見で。その文字を絵みたいに捉えるわけですよ。で、これフロンティオっていう会社もこういうことやってて、この間聞きに行ったらまさにそのフロンティオの話がこれやったんですよね。文字を絵のように捉えていくってやつで。これで、なんて言うんですかね、こうビッグデータとAIでできなかったと思ってることが何かできる、って。その理由もわからへんけど、なんかできんねん、っていうのになってですね。これでNVIDIAが新しい発見をした。これで多分NVIDIAの株価が上がってるんですよ。で、それがチャットGPTにこう生かされていくんですけれども。
チャットGPTすごいよね。こないだね、あの証券仲介業やってる人と保険屋さんが集めて勉強会して、「チャットGPT使ってる人?」って言って、15人ぐらいのうち2人だけやったんですよ。そのうちの一人僕ですから。ということはほとんど使ってないんですよ。ところがですね、今全世界でチャットGPTって10億人以上の人が使ってるんですね。で、全世界で、まあインターネット繋がってる人っていうのは、全人口で今世界で70億人。男の数知ってる?35億やから、かける2やから70億。ここからまた増えてるんで80億弱なんですね、世界人口が。そのうちの半分がインターネットに繋がってるって言われてるんで、世界中で40億人くらいの人はインターネットに繋がってるんですよ。その40億人インターネット繋がってる人のうちの10億人はチャットGPT使ってるってこと。4人に1人はチャットGPT使ってるんですよ、世界中で。であれだけ金融のなんか、とか言いながら15人のうちの2人ということは、全然日本人ってダメなんですよね。まだまだね。
で、そのチャットGPTを提供してる会社、オープンAIっていう会社なんですけれども、オープンAIに投資をしてるのがマイクロソフトなんですよ。マイクロソフトがそこに投資してるんで、言ってみたらMicrosoftがチャットGPTやってるような感じなんですよね。で、普通そうなったらチャットGPTってこんなにたくさんの人が使われてるってことになると、今後どんどん利益が出る。Microsoftの株価上がるって誰でも想像するんですけれども、全然マイクロソフトの株価に反映されてないんですよ。そらそうですよ。ここに投資機会があるんですよ。だってあれだけ世界中の人が使ってるのにまだ知らないっていうやつがいるっていうのはですね、これはすごい投資機会なんです。このギャップが投資機会、ってやつなんですね。なのでMicrosoftの株なんか僕いいと思うし、で、このオープンAIがやってることをまた真似して出てくるやつが出てくるんで、まあそういう会社もいいと思うんですよね。
で、結局は何かというと半導体なんですよ。で、半導体とあとそういうことを追っかけてくる会社、アルファベットとかですね、まあGoogleですよね。それがメタプラットフォーム、Facebook。まあこういう会社も追いかけてくると思うし。で、半導体なんで、その半導体に関連する会社っていうのは、このAI技術、AI技術の進歩っていうのはですね、絶対投資機会がある会社だ、っていうことになりますので、その辺ちょっと注目かなと思います。半導体関連ですね。半導体の会社って日本はダメだって言われたんですけど、全然そうではなくて。実はiPhoneってどこで作ってますか?って言うと、みんなアメリカやっていますよね。iPhone、Appleやからアメリカで作ってる。それはAppleが作ってるのはそのiPhoneの半導体の設計はApple社がやってるんですね。ところが半導体を作ってるっていうのは台湾セミコンダクターの工場の工場ですから。じゃあAppleの中に入ってる半導体は台湾で作られてる。じゃあその台湾で作ってる半導体の原材料何やって言うと、シリコンウェハー。これ日本の信越化学ですよ。で、信越化学の作ったシリコンウェハーに線を書いていくわけですね。その線を書くのに露光装置という機械を使うんですね。その露光装置がオランダのASMLっていう会社の露光装置を使うわけですよ。これシェア90%ですからね、90%超えてるんです、世界シェア。ASML。で、そのASMLの露光装置で線を書くときにレンズを通
すね。そのレンズが日本のHOYAっていう会社のレンズを通すわけですよ。で、そこに書かれたシリコンウェハーを今度小さく切っていくんですけども、その切る機械を作ってるのが日本のディスコっていう会社ですね。これも日本ですよね。それから今度その半導体が正常に動くかどうかっていうのを検査しないといけない。その検査する機械を作ってるのが日本のレーザーテックという会社。これ世界シェア100%なんです。これも日本の会社ですよね。
で、工場は台湾セミコンダクターの工場で作るんですけれども、3nmって言ってウイルスとかホコリとかよりもっと小さいものですので、もうウイルスより小さいわけですよ。だから工場の中に埃が入っちゃいけないんですよね。埃が入っちゃいけないってことは人間はその中に入れないわけですよ。その中で機械が動きよるんですね。その機械を作ってる会社、台湾セミコンダクターの中で半導体を作る機械、それが日本のダイフクっていう会社の機械なんですよね。なんやねん、半導体って日本の会社が作ってたんやないかということなんですよね。
そしてAppleのiPhoneの中に入ってるその半導体、ほとんど日本の会社が作ってたもんやし、iPhoneを12万円で買うと、そのうちの3万円ぐらいはですね、1/4は村田製作所の部品ですから。12万円でiPhone買ったら3万円村田製作所に入ってるってことですよ。それからアプリなんか押したら、例えばPayPayっていうところのアプリ押したら、同時にですね、auPayも開いたりとかしないんですよ。その押したとこしか開かない。なんか不思議ですよね。なんでそれを認識できてっていうのが、その部品を作ってるのがデクセリアルズっていうところも日本の会社なんですね。だからあのiPhoneの中には日本のメーカーの製品がもういっぱい入ってるんですよね。
ということで日本の会社なんかでもいい会社あります。結局何やったかって言うと、そういう電子部品であったり半導体、コンデンサを作ってる会社やったっていうことですから、こういった会社も注目ということになりますし、先ほどのNVIDIAとかね、そういった会社もAI関連として注目かなというところになってくるかなと思います。ファンドで言うと、TCWが運用してるAIファンドありますよね。これやっぱりいいですよね。どんどんどんどん中身を入れ替えて、その時代をキャッチしてですね、AIに関連する会社、時代がもうガラッとChatGPTの登場でガラッと変わってしまいましたので、そういう会社をうまく捉えてですね、こう銘柄を入れ替えたりして投資をしてますので、TCWのAIファンドなんかも非常に良いと思います。というところで、非常にこのChatGPTっていう言葉一つとっても、投資機会がすごく、投資チャンスが増えたなっていうのはもう感じるところですよね。
はい、どうもありがとうございます。では今のお話の中でも結構個別で推奨される会社の社名なんかもね、いっぱい出てきましたけども、他に北郷さんがいいなと思われるような会社の株、結構皆さんね、あのそういう話も聞きたいのではないかなと思いますので、もしあればお願いできますでしょうか。
そしたらまずね、ヨーロッパの株で言うと、ちょっとね、最高値更新してるんで今高すぎるかもしれませんけれども、毎日毎日最高値更新していくぐらいの勢いで伸びてる会社、株価が上がっていってる会社、LVMHですね。僕の株、僕もずっと持ってますけれども、4年ぐらいで倍以上にやっぱりなりましたよね。LVMH、ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシーですよね。10万ちょっとで買えますので、ヨーロッパ株に関しては店頭取引っていうやり方を使えば、若干手数料は若干だけ高くはなりますけど、10万円あれば、10万円以上であればですね、買い付けできますので、ヨーロッパ株おすすめです。まずLVMHですね。ちょっと今高いかもしれません、上がってきてます。ただいろんな指標を見てもですね、まだそれほど割高ではないかなとは思ってます。
それから先ほど言いましたオランダのASMLでございますね。露光装置で90%以上のシェアを持っているということですから、半導体のダサい半導体じゃなくて、その小さい半導体を作る露光装置がこのASMLじゃないとできないんですよね。なので今後必要とされる希少な半導体ですよね。これはASMLの機械が必須っていうことになりますから、その機械がですね、どんどん売れるっていうことにもなると思いますので、ASMLこれおすすめです。オランダの会社です。ヨーロッパ株ですね。
それから興味がある方であれば、この会社の売れ続けます。売れ続けるってことは利益が出続けます。景気関係ありません。何ですかってお化粧品を作ってる世界一の会社でございます。景気が悪いからお化粧を止めるとかそんなないですからね。ということでロレアルっていう会社です。これ化粧品で世界一の会社、ヘアケアでも世界一の会社でございます。これもヨーロッパ株で一つおすすめかなと思います。
それからですね、ヨーロッパ株で言うともう一つはですね、メガネのレンズ、メガネのレンズとかメガネのフレームで世界一の会社、メガネレンズで世界2位の会社っていうのが実はHOYAっていうさっき紹介しましたけれども、メガネレンズで世界一の会社っていうのがフランスにあるですね、エシロールルクソティカ、エシロールルクソティカという会社。これメガネレンズで世界一です。高齢化っていうことになるとメガネかける人も増えてきますので、今後メガネが減るって事はないと思いますから、このエシロールルクソティカっていうのもですね、あのメガネのシェア世界一っていうことですからいいかなと思います。ヨーロッパ株ではそんなところで。
アメリカ株ではですね、これ絶対外したくないですね、マイクロソフトですよね。やっぱりChatGPT、マイクロソフトがやってることを考えると、まだまだ株価安いところにいると思います。なのでマイクロソフトやっぱおすすめですよね。それからNVIDIAなんかもいると思いますし、この辺は店頭取引で買えますから、10万円以上あれば買えるものになりますですね。
それからね、日本株で言うと、この会社の株がこんなに安いのおかしいでっていう会社がですね、まず日本電産です。もうこんな株価ありえないですよね。日本電産、元々はパソコンの中に入ってるモーターなんか作ってた会社なんですけれども、今後はですね、電気自動車モーターなんですよ。電気自動車でやっぱり今世界一進んでる、数がたくさん売れてるのがおそらく中国じゃないかなと思うんですけれども、中国の電気自動車メーカーたくさんできてます。その中国の電気自動車メーカー、モーターをどこから買うかっていうことになると、これがもう日本電産にいっぱい注文が入ってます。ということでこの電気自動車関連で言うと、その電気自動車のメーカーを買うというより、それはもうメーカー競争するんで、どこが勝ち組になるかわからないんですよ。ただそこに入ってるモーター、みんな日本電産から買うやないかってなると、日本電産一人勝ちってこういうことになるのかもしれませんので、日本電産おすすめです。
そして信越化学ですね。これ株式分割しましたので、4分割したんで200万円ぐらい出さないと買えなかった株が40万円で買えるようになってますので、これも非常に今割安になってます。信越化学ですね。信越化学は半導体のシリコンウェハーでシェア33%で世界一ですね。であれも世界一なんですよ、塩ビ。あの台所のキッチンの下の扉、ポンって開いたらグレーの管がありますよね。あれ塩ビ管なんですけれども、あれは信越化学ですね。だから道路の中に入ってる管もですね、最近は昔は銅で作ったとか鉄で作った管だったものをどんどん塩ビに変えていってます。塩ビは熱に強くて加工がしやすいで非常に強いでということでどんどん塩ビ管に変わっていくんですが、これで世界一の会社が信越化学ですね。壁紙なんかもそうですし、床材なんかも塩ビが多いんですけれども、というところ。非常に今バーゲンセールになります、安くなってるなと思いますんで、これはちょっと狙い目かなと思います。
そして住友金属鉱山。日本で2番目に古い会社なんですよ。住友金属じゃないですからね。あれはもうあの新日鉄に合併されてしまったんで吸収されたんで、住友金属ではなくて住友金属鉱山です。もともと住友グループっていうのは愛媛県の新居浜っていうところが出身なんですね。そこで別子銅山という銅を掘る山だったんですね。そこからスタートしたのが住友グループなんですけれども、その一番住友の元になった会社がこの住友金属鉱山。日本で2番目に古い会社。一番古い会社は松井建設という会社、なんか作ってる会社。2番目に古いのがこの住友金属鉱山なんですけど、1560年ぐらいでしたね、できたのが。そのあたりですよね。1560年って言うと、豊臣秀吉が北条氏を滅亡させて、小田原の北条氏を滅ぼし、全国統一に成功って言ったのが1560年ですから、豊臣秀吉が全国統一を果たしましたっていう時ぐらいにできた会社でございます。この会社ですから地味な会社のように思うんですけれども、銅掘ったり、それから金属、金とかですね、鹿児島県に金が出る山なんか持ってたり。それから今後はですね、実はリチウムなんですよ。電気自動車の電池がこのリチウム電池を使うんですね。ということでこの住友金属鉱山、住友金属鉱山が掘るリチウムがですね、今後電気自動車の電池に使われる。電気自動車だけではないです。いろんなこの蓄電池にリチウムってのが使われるようになっていくんですね。この環境のことを考えて石油ではなくて電池に変わっていく。それにこのリチウムが使われるっていうことで、住友金属鉱山非常に今割安です。ずっと割安な会社なんですけども、今後ものすごい方向性が変わるぐらいの可能性を持ってる会社です。
それからですね、株価が安いところで言うと、デクセリアルズですね。携帯電話を押した時に、なんでそこだけ反応するの? ATMでガラスを押すとかね、いろんなところでこのガラス画面を押す。そこだけうまいこと反応しよるの何?って言うと、このデクセリアルズの部品なんですね。これで世界シェアトップです。もうニッチな産業で世界シェアトップですので、そういった部品がどんどん今後も買われるようになっていく。で、他の会社ができないという技術を持ってる会社ですので、非常に安く買えます。25万円ぐらいで買えるものですので、これもおすすめかなと思います。個別のところで言うとこんなところ、ちょっと今僕はおすすめかなと思います。
で、投資信託で言いますと、投資信託では一押しは2つありますね。TCWのAIファンド。それから今値段がすごい下がってる、バーゲンセールみたいになってるコムジェストの日本株ファンド。これが半導体の会社いっぱい入ってますよね。半導体の会社が入ってたり、それから村田製作所も入ってますから、携帯電話iPhone持ってると、あれコムジェスト持ってるんちゃうかっていうぐらいの、これってコムジェストですよっていうぐらいiPhoneの中に入ってる部品のほとんどの会社に投資してます。ディズニーランドなんかもいいですよね。今後またディズニーランド、今年また伸びる違いますか? 何周年とか言うて40周年ですか? またどんどんもうね、新しいところもできてますので、ディズニーランドなんかも入ってますよ、東京ディズニーランドね。まあそういうコムジェストの日本株ファンドこれおすすめでございます。このトップ2ですね。
あとはTCWの宇宙ファンドであったり、コムジェストの世界株ファンド。そして長らく注目されなかった新興国ファンドですね。これもおすすめですね。新興国で言うとコムジェストの新興国ファンド。それからTCWの新興国テクノロジーファンド。これかなり値下がりしてて、多分今年一番値上がりしてるんじゃないかと思うぐらいの値上がり幅が今年すごく大きいですね。下がりすぎたもんですから反動が大きいんですよ。ということでTCWの新興国ファンドこれもおすすめですね。それはもちろんベビーファンドなんていうのもおすすめでございます。ファンドではそんなところでしょうか。
はい、はい、ありがとうございます。個別株だけでなく投資信託の銘柄もありがとうございます。じゃああの次最後なんですけども、ちょっとお客様からですね、質問を受けておりました。北郷さんは長期投資を視野に入れてということで、それがベースになってられるかと思うんですけども、そこに行き着くまでのもう金融の経験談ですね、遍歴、失敗とかも含めてそういったことを教えていただけたらなということでお声がありましたので、最後入れさせていただきます。はい、お願いいたします。
僕は株式投資を始めたきっかけっていうのが先輩に勧められてやったんですけど、そのお金がどっから出てきたかということなんですね。まあ大学を卒業して22歳で長谷工という会社に入りました。で、長谷工に入ったのが7月ですよね。もう5月にはすでにマンション、新宿マンション買ってたんですよ、僕22歳で。その22歳の5月に買ったそのマンションがですね、実はもう10月に売りました。10月に売ったら5000万で売れました。2600万で買ったマンションが5000万で売れたんです。その22歳のね、社会人になりたての何もわからんやつが急に2400万のお金を手元に持つわけですよね。それは狂いますわね。お前そんなもん金持ってる、株買えとか言われるね。買って儲かるとこう言われてですね、やったんですよ。言ってそれがね、あの日魯漁業っていう会社の株でして、株やったんですよ。仕手株っていうのは本来そういう価値がない、価値があるもんではなくてマネーゲームの道具にされてた株なんですよね。で、これで大損こきました。マネーゲームですから丁半かみたいなやつなんですよ。で、僕は上がるそうやと思ったら反対に下がる方に動いて、半狂乱みたいになってしまって大損こいたんですよね。で、そうか株式投資ってのはこういう丁半みたいな博打でやるもんやなって思ってたんですが、実はその日魯漁業も今はマルハニチロっていう会社に変わってますかね。あの時の株価よりもっと上がってるんじゃないかなと思うんです。あのまま持ち続けてたら。あれが22歳、今僕57歳ですから35年前の話でございました。35年間持ち続けてたら全然そんななんかしてなかったんですよね。ということです。
で、どういうことかって言うと、そうですね、僕もその不動産を売って儲けたって話をしましたけれども、2600万で買って5000万で売りました。2400万のお金、もう一瞬にして消えましたね。はい。あんなんで儲けたお金を一瞬にして消えねえなと思いました。何の知識もなかったからなんですよ。で、結局また儲かるん違うかと思っていろんなとこ突っ込んでいくんですけど、そんなうまいこと行くわけないんです。そんなね、1回ボンが丁半かってかけて、丁って言ったら丁が出たからたまたま当たっただけで、それがずっと丁半で全部当たり続けるなんてありえないわけですよ。で、そういう賭場に行ったらね、あのテレビなんかでも時代劇出てきますやん。畳の下からこうやって札をひっくり返したり。悪いやつ引っかかるんですよ。だからそういうところに出入りする、つまり回転売買を繰り返すと、そういうところによってくる悪い奴がいるんです。そいつらにうまくやられます。あの最後の下から針でひっくり返すみたいなやつがいるんですよ。そういうやつに引っかかってしまうとやられてしまうんですよね。
で、当時はですね、バブル経済って言って不動産がすごい値上がりしたんですね。僕は22歳の時、平成元年が63年ですよ。当時ね、1000万円で買った自宅をですね、3000万円で売れるよって不動産屋さんに言われて、家売るだけで2000万も儲かりますよなんて言われてですね、その時家売る人がすごい増えたんですよね。1000万円で買った自宅、いますんで家が3000万円で売れるんです。売ったら3000万円入ってくるんです。喜ぶんです。すごいこんな現金見たことないで。2000万も儲かった、家売っただけで働いてもないのに2000万も儲かった。ね、今手元に3000万あるわ。その瞬間その人気づくんです。うわ、しまった、家売ってしまった。買える家なんやん、どこに買ったらええねん。家買わないといけないんですよね。さあその3000万円で買える家はいくらの家だっていうと、3000万円の家が買えますよね。それってどんな家ですか? 昨日あなたが売った家と同じもんですよねって話なんですよ。つまり1000万で買った家を3000万円で売って、それでまた新しい家を買ったら、もともと持ってたものと同じものの価値のものしか買えてなかった。財産は増えてなかったんですよ。で、この人は3000万円の家が買えると思うんですけど、実はそうではないですね。3000万の家買えないんです。なぜなら利益が出てるんで税金払わないといけないんですよね。税金払わされます。そして不動産屋さんに買った時、売った時2回手数料取られますので、手数料と税金でめっちゃ金減ります。だいたい2300万ぐらいの家しか買えないってことになるんですよ。これを繰り返していくと税金と手数料でどんどん財産が減ってくるんですよ。だから値段が上がったから売ってそのお金で新しいものを買ったって財産が増えるどころか減るしかないんです。株式投資も一緒です。10万円で買った株を20万円に値上がりしたからって売る。売った時点で儲かってた税金取られる。証券会社に売った時、買った時2回手数料取られて、またこの20万円で買った株が30万円に上がったって言ってもまたここで税金と手数料取られてしまう。これを続けていく
と、どんどん財産が減っていって、いつかどこかではまります。ずっと当たり続ける、ということはなくて。じゃんけんも一緒ですよね。じゃんけん、無制限でやったら、僕と無制限でじゃんけんやったらですね、絶対僕は勝つんです。なぜなら、あなたが負けるまで僕は続けるで、ということになります。で、絶対あなたが負けるまでやり続けますから、あなたは絶対に負けます、ということなんですね。
やり続ければ、絶対にハマります。どこかではまります。ずーっと勝ち続けても、1回負けたら今までの利益が全部飛ぶんです。なので、株式投資も儲かり続ける、当たり続けるってことはありませんので、いつかやられてしまって、過去の儲けは全て飛んでしまう。だから、株の取引で売り買いをしてお金が増えた人、一人もいないですよ、過去に。「いや、俺増えてるで」。いやいや、これからもあなたそれ続けるんでしょ?いつかやられますよ、って話になるんですね。
だから、FXでお金増えた人いないでしょ?それから、あれなんやっけ、ビットコインでお金増えたっていう人もいないですよ。もちろん、宝くじでお金増えた人なんか絶対いないですよ。一瞬は増えるかもしれませんけど、必ず取り返されて、それ以上のマイナス。
結局何かっていうと、博打なんですよね。マネーゲーム、お金をもてあそぶわけですから、それはバチ当たります、ということになります。投資っていうのは、結局短期でやるものは投資ではなくて、博打、投機であって。そもそも「株式投機」って皆さん言わない、っていうことは、投資っていうのは長期のものを投資って言うんですよね。
だから、「株式投資」っていうのは、「短期の株式投資」なんて言葉、そもそもないんですよ。「長期の株式投資」って言葉もないんですよ。「株式投資」って言ったっていうことは、長期なんですよ。だから僕は思いました。利益が上がれば株価が上がる、ということを考えるんであれば、で、1日2日で利益なんか出ないですよ。今日買った株が、明日倍になるなんてことはないんです。
成長するには時間がかかる。例えば、よう聞かれます。「1年で倍になる会社の株教えて」。それね、あなたね、3歳の子供連れてきて、「明日170cmになる方法を教えてください」って聞いてるのと一緒ですよ、って。ならないって。3歳の子供、明日170cmにならないんです。大きくなったりね、グレたり、なんやかんやして170cmになっていくんであって、時間がかかるんですよね。会社が成長するっていうのも時間がかかります。
だから、時間をかけずにお金を増やそうと思ってること自体が、そもそも間違ってて。「1年で倍になる株を教えて」って言ってくる時点で、あなたもお金を増やすセンスのない人ってことになるんですね。必ず時間はかかるんです。時間をかけずに儲かる方法を教えてください?ないです。もうその時点であなた、もう負けてます、ということになりますね。
ということで、必ず時間がかかるんやで、僕は思いました。売りたくなるような会社の株、そもそも買わない。だから僕も不動産もそうですけど、「買った不動産いつ売るんですか?」と。売らないです。売りたくなるようなもの、最初から買いません。株もそうですよね。売りたくなくなるような会社の株なんか買う意味がないじゃないですか。だから絶対売らないですよ。コレクションとして持っておきたい会社の株を買うわけですから、愛着があるんですね。
ちなみに僕は5年前にテスラという会社の株を買いました。テスラって会社が好きだったんですね。話を聞いてですね、誰もその当時はテスラなんか知らなかった。で、日本にテスラのショールームができたり、実際に行ったんです。「この車、この車見たら絶対トヨタの車なんか誰も買わなくなるよね」と思いましたよ。あれ、見た瞬間にかっこよかったですね。「絶対テスラの会社、この会社良くなるに決まってる」、そう思いました。
で、テスラの会社の株を買ったんです。テスラの車を買わずに、テスラの株を買ったんですね。37万円で買いましたよ。今なんぼや?350万ぐらいですよ。一旦600万ぐらいまで上がりましたよ。17倍になって、今10倍まで減ってますけど。でもだいたいの人はね、一旦37万円で買った株が17万円まで値下がりしてます。で、みんな多分「しまったな」と思って売る人もいたんでしょうし、で、37万円に戻ったらそこで売った人もいたやろうし、2倍になったら2倍で売った人もいたやろうし。
僕はそんな、倍になろうが下がろうが売らないんです。コレクションとして欲しいから買っただけであって。例えば37万円で買った株が今350万円ですよね。じゃあ10万円になってから売りたいかっていうと、売らないですよ。だって350万円の価値のあるもの、僕は37万円で買ったわけですから、売るわけないじゃないですか。でも僕が「350万円で売るで」って言ったら、買うやつがいるんですよね。
なんで350万でその人は買おうと思うんです?もっと値段が上がると思って買うわけでしょ?それだったら売らないですよ。「上がる」とあなた思ってるんでしょ?僕もそう思いますから、売らないです、ということになるんで。じゃあそのお金いつ使うんだ?って言うと、どうしても現金が必要になった時です。どうしてもこの株を売らないと明日生きていけない、っていうようになったら売ります。でも今、この株を売らないと生きていけないっていう状況じゃないんだったら、売る必要がないので、僕はコレクションとして持ち続けるよな、ということになっております。
ということで、これはもう僕は経験してきたことですんで、皆さんがもうわざわざね、僕と同じようにして株に手出してとか、売り買いを繰り返して大損こいて、そこで勉強して「ちゃんと売り買いするのやめよう」なんて、もうそんなことせんでいいです。あなたがやろうとしてる失敗は、僕がもう先にやってやります。なので、僕の経験はうまく使っていただいて、あなたの経験とすり替えていただいて、あなたも正しい投資をしてください、ということですよ。
はい、さっきにせっかくね。はい、ありがとうございます。まあ、そもそも株式投資っていうのは、そもそも長期、というそれがもう絶対的なセオリー、ということで、ということですね。はい、ありがとうございます。
では、いかがでしたでしょうか。新たな気づきとか発見とか得られた方もいらっしゃるのではないかと思いますし、気になってた注目の銘柄とか投資信託なんかも教えていただきまして、ありがとうございました。今日はですね、北原さんの話にもありましたように、こう物価上昇に唯一ついていけるのが株式投資で、まだやっぱりこう今いいものがバーゲンセールです、というね、そういったことが伝わったかなと思います。