セミナー文字起こしライブラリ

医療保険

ペンネーム、ウルルさん31歳女性からです。マニーママ、ジェニーちゃん、こんばんは。 今は入院したら1日5千円もらえる入院保険に入っています。でもこれじゃ少なすぎるかなぁと思って増やそうと思っています。1日いくらもらえる入院保険に入った方がいいですか?ちなみにマニーママはどのくらいの保険に入っていますか?

確かに入院って心配だよね。お仕事も行けなくなるし、それに食事代だって自己負担だって聞いたわ。

そうね、ウルルさん。実はね、私、医療保険って入ってないのよ。医療保険を考えるときに、この2つのことを考えないといけないのね。一つは投資対効果、もう一つは必要性。この2つのことを考えるわけね。

保険っていうのは、そもそも投資よ。投資っていうのは、今持っている自分のお金をどこかに預けて、必要な時にそれを取り返すということよね。預けたお金、それが必要な時に増えて戻ってくるんだったら、これは投資対効果があったということになるんだけれども、預けたお金が減って帰ってくるんだったら、これ、投資対効果マイナスということになるわよね。ここを考えないといけないのよ。

まず、入院したら心配だからといって医療保険に入る。医療保険、ただじゃないのよ。お金払わないといけないわよ。払った掛け金、保険料を取り返すためには、一生のうちに何日入院したら元を取るの?って、この計算をしないといけないじゃない。

だいたいね、今の医療保険でいうと、だいたいどこの保険会社も同じよ。そうね、一生のうちに、まあ一生って言ってもね、いつまで続くか分からないから、だいたい平均寿命くらいで計算しようかしら。80歳ぐらいまでに何日入院したら払ったお金取り返せるかしら?この計算してみるわ。

けどね、まあウルルさん、あなたも入院保険入ってると思うんだけども、月々いくら払ってますか?それの月々の掛け金に12をかけてください。これは1年間に払う掛け金ね。それかける80歳までの年で、保険に入った時から80歳までの年数ね。だから80引く契約した年齢を引けば、払う年数が出てくるじゃない。年間払う掛け金に払う年数をかけたら、80歳までに払う掛け金がいくらかという合計が出てくるわよね。

今度はそれを割る。入院したら1日あなた5千円っていう医療保険に入っているとおっしゃったんで、割る5千円ってやってみればわかるじゃない。そうすると、何日入院したら元を取るかという答えが出るわね。だいたいね、どこの保険会社も同じだと思うんだけれども、200日からね、250日ぐらいかしらね。それぐらい入院すると、やっと払ったお金を取り返すわよ、っていう計算になるわね。

でもね、そんなに長く入院しないって皆さんおっしゃるんだけど、それは分からないわよ。250日入院するかもしれないんだから。その入院するかしないかの問題ではなくて、250日入院したら保険会社が250日分お金払ってくるんだったら、投資対効果ありっていうことになるかもしれないんだけれども、1入院の限度日数というのをつけてるのよね。だいたい今の主流になっている医療保険だと、1入院で60日っていうのが主流になってるわね。

っていうことは、要するにウルルさん、あなた1日入院したら5千円の保険に入ってるってことは、60日以上入院しても出ないわよね。まあ1入院ということだけどね。そうすると、1回の入院で5千円かける最高60日だから、いくら?30万円よね。それ以上は受け取ることはないってことじゃない。

ウルルさん、計算してみなさいよ。だいたいね、そうね、100万円ぐらい払っちゃうんじゃないかしらね、80歳ぐらいまでにね。そうすると、100万円払ったとしても、1入院で最高30万円以上取り返せないということだから、これどう考えたってあなた勝てないわよ。だから保険会社が儲かるわけよね。あれだけテレビコマーシャルバンバンやるっていうことはどういうことよ?儲かるからやってるわけじゃない。だから医療保険、私入らないのよね。まず投資対効果で勝てないってことよ。

それともう一つはね、必要性ってことね。まあ日本国憲法っていう法律があるじゃない。これは日本の法律の根幹になる法律だけど、日本国憲法25条って、なんて書いてある?「すべて国民は、文化的で健康的な最低限度の生活を有する」。まあそういうふうに書いてあるわよね。どういうことかというと、私たち日本に住んでいる限り、どんなにお金に困ったとしても、最低限の生活ができるだけのお金は、国があなたに差し上げますわよ、っていうこういうことよ。だから、健康で文化的な最低限の生活だから、もし病気したんだったら、病気を治して元気になるためのお金を国があなたに差し上げますということだから、そうよ、困らないわよ。だから入院したとしてもね、お金がかからないようになっているわよ。この憲法25条があるからよね。

健康保険の制度なんかもそうじゃない。健康保険の制度で、治療費って自己負担、だいたい3割になってるわよね。じゃあ100万円の治療費がかかったら30万円払わないといけないのかっていうと、そうではないよね。高額療養費っていう制度があるから。高額療養費で、例えば平均的な収入のサラリーマンの方だったら8万円ぐらいね、1ヶ月の上限が8万円くらいになるし、私たちのような会社の経営者ということになると、だいたいまあ5万7千円ぐらいね。まあそれ以上かかったお金は払わないで戻ってくるわよ、ってこういうことになってるわけよ。

そうするとどうなの?もういらないわよね。それだけ保証されているということは。まあちなみにね、大きな会社に勤めている方だと付加給付っていうのがあって、それだいたい平均で見てみると2万5千円ぐらいかしらね。2万5千円以上払った医療費なんてもう帰ってくるってことになっちゃってるのよ。だから必要性で見たってこれいらないわってことになるわね。

投資対効果で見てもダメ、入らない。必要性で見ても入らない。ということで、医療保険っていうのは入る価値がないものじゃない?って私思うわけ。

それとね、さっきジェニーちゃん、あなた食事代ね、入院したら食事代かかるって言ったけど、ジェニーちゃん、あなたね、入院したら食事代って病院でいくらかかるか知ってる?いくら?1食あたりね、今460円よ。

ジェニーちゃん、あなたね、入院してない日頃の食事代って1日いくらぐらいかかってる?そうね、学食でも500円ぐらいだし、友達とカフェ行ったりランチしたりすると余裕で1000円超えちゃうし、コンビニでおやつ買ったりするし、おうちで自炊する場合もなんだかんだかかるわね。

そうよね。っていうことはどうよ?あなた、入院した方が食事代安くなってるわよね。しかも入院したらコンビニでスイーツ買わないし、お惣菜も買わないわよ、あなた。それに友達とお酒飲みに行くってこともないわよね。余分なお金もかからないわ、入院している時は。だから医療保険屋さんがね、「入院したら食事代も自己負担よ」って言うけど、入院してなくても自己負担よね。そっちの方が高いわよ、あなた、入院してない時の方が。そう考えると、やっぱり必要性もないわね。

まあそうなるわけ。ただね、ウルルさん、私ね、入院した時の保険は入らないって決めてるんだけど、先進医療の保険って入ってるのね。先進医療を受けたときの保険会社が全額お金を払ってくるわよ、っていう保険があって、それは私入るわよね。なぜかというと、そうよ、投資対効果で勝てるから。払った掛け金に対して受け取るものを計算すると、これは勝てるっていう計算になるのね。だから私、先進医療の保険は入ってるわ。私が入っている先進医療の保険ってすごいわよ。その病院に行くまでの交通費まで全額保険会社が払ってくれるってやつだからね。これは勝てるわっていうことになるのね。

ただ保険会社もケチなこと言ってきて、その先進医療の保険の掛け金、すっごい安いの。230円とか、その230円の掛け金を払って先進医療を受けたときに全額と交通費まで出す。いや、それは勝てるわ。その保険だけ入るわーってなると、ケチなこと言ってきて、入院保険っていうのがね、保険会社が一番儲かるわけだ。だからその入院保険もセットじゃないと売ってくれないのね。じゃあその部分は最低限にしちゃうわよ、っていうことで、入院したら1日3千円っていうのも最低限だけつけて、本当に必要ないの。本当に必要ないんだけど、この先進医療の保険が欲しいためにそれに入ってるっていうことなのね。だからそのいわゆるまあ保険会社に多少の保険料みたいなものだよね。入院保険のところはもう最低限だけにしておいて、この先進医療の保険を買うっていうのが私は効果はあると思うよ。

そっかー、なるほどね。なんか前聞いたら、ジェニーの医療保険、実家のお母さんがお金払って入ってくれてるみたいだから、それはやめた方がいいってことだね。その浮いたお金は貯金だね。

ね、必要のないお金を払うのはやめて、ジェニーちゃん、お母さんに教えてあげなさい。「貯金ではなくて運用と投資に回しなさい」ってことね。必要のないお金を払わないで投資に回した方がいいんじゃないかしら。