コムジェスト 6月
お疲れ様でした。それから今、ミュート解除します。
こんにちは。
ここは大丈夫ですか?何かご質問は?
さあ、皆さんこんばんは。1ヶ月のご無沙汰でした。北尻和仁でございます。今日も楽しく勉強していきたいと思います。お付き合いください。
今からスタートです。6時スタートで、今日は90分、19時30分までの予定でございます。どうぞ楽しんで勉強してください。皆さんの姿は見えておりませんので、お食事をお召し上がりいただきながらでも結構でございます。寝転びながらでもいいですよ。お子さんを後ろで遊ばせていても全然大丈夫でございます。
さあ、それでは、今日は、えっと、小島さんからですか?高井社長からですね。はい、今日もよろしくお願いします。
コモンジェスト高井社長からのプレゼンテーションです。どうぞよろしくお願いします。
皆様、本日もご参加いただきまして誠にありがとうございます。本日はですね、いつもの通り3部構成で、まず最初にですね、私の方から半導体の話をさせていただきます。で、2番目にですね、小島の方からアパレル業界ですね。最近、あの、まあニュースでですね、ブームになっていると思いますが、そこのところですね、あのファーストリテイリングは投資先でもありますので、出来るだけですね、分かりやすく解説、何が起こっているのか、というところをお伝えさせて頂く予定です。
最後にですね、渡部の方から、コモンジェストの投資哲学についてお話しさせていただきます。おかげで、参加されてる方もいらっしゃると思いますので、まあ、改めましてですね、コモンジェストの投資哲学、そういったところを皆様にお伝えいただきたいと、渡部の方から最後お伝えさせていただきます。
まずは私の方からですね、半導体の話で、1年ぐらい前ですかね、半導体、半年ぐらい前ですかね、小島からですね、解説をさせていただきました。その時もですね、あの「よく分かったよ」と言っていただいた方もいらっしゃったんですが、まあ、いろいろ話をしているとですね、「実は、結局あまり分からなかった」と。あの、たとえ話でですね、あの話だけ覚えてるんだけど、結局中身は覚えてないというフィードバックもいただきましたので、今回は改めて私の方から半導体についてお話しさせていただきます。
すいません。えっとですね、コモンジェストへの理解を深める半導体の話ということで、お話しさせていただきます。あ、ごめんなさい。これは私の気分なんですね。一旦、ここまでにしました。いや、あの、伝わり方が雑駁化していると思ったら、話が手戻った、ダメですね。
半導体です。もう、あの、いろいろ投資先でも半導体の会社ということで、多分この会で一番たくさん話しているのはTSMC(台湾セミコンダクター)ですね。台湾の会社で、世界最大のですね、半導体の受託製造の会社です。コモンジェストの新興国株式ファンドでもですね、だいたいまあ、一番多く組み入れている会社になりますが、その話、繰り返しさせていただいております。
半導体と。他にもですね、例えば、サムスン電子。それ以外に、例えば日本の投資先、日本株ファンドの投資先で、信越化学ですとか、それからソニー、そういったですね、半導体関連の企業ですと、そういう話をですね、たびたびさせていただいています。で、それぐらいですね、半導体というのは我々の日常において欠かすことのできない存在なわけですが、多分、あの半導体ってですね、見たことも触ったことも食べたこともない(食べられないんですけどね)方がまだまだ多いということで、今日ですね、私の方からですね、ちょっとチャレンジをさせていただきます。
毎日、あの新聞ご覧になる方ですね、ちょっとここにも書きましたからピックアップしましたが、半導体という文字がですね、新聞に出てこない日はありません。これも直近の新聞ですけど、「半導体など国家事業に」、と。そもそも、あの、大昔からですね、「半導体は産業の米ですよ」。右下に何かね、お米のパッケージに半導体って書いてますけど、「半導体は産業の米。半導体は20世紀最大の発明」。こういったことを繰り返しお話しさせていただきます。真ん中の記事、半導体不足ですね。最近よくニュースで出ます。半導体不足。一番多いニュースは、自動車メーカーが工場停止とかですね、減産せざるを得ない、と。「半導体がありません」。これも最近はニュースでよく聞きますが、これ、解消のめどが立っていない。半導体がないと車が作れない。
それ以外にですね、例えばこの台湾セミコンダクター、TSMCですが、アメリカに20年ぶりに新工場、ということで、これがまた大きなニュースになるんですね。例えば、あのですね、僕でもいいんですけど、あの、今、今日大変話題になった東芝がですね、アメリカで新工場を作っても、多分、あまりニュースにならないと思います。これ、誰でも、まあ、そんなにならないんですかね、おそらく。でも、台湾セミコンダクターだと話題になるんですね。
なぜ、皆、半導体をそこまで注目するのか、というところですが、左側の半導体のコモンジェストのファンド投資先の企業になります。グローバル株式ですと、先ほど申し上げた信越化学、それから台湾セミコンダクター。あとは、この下にご参考までに、IT関連、特にあの半導体にですね、関連を持っている企業を挙げますが、日本株ファンドの方ですと、信越化学、それから浜松ホトニクスとかレーザーテックですね。先月は、あのディスコという会社、半導体のですね、関連の銘柄、これを売却しまして、代わりにレーザーテックという会社を入れておりますが、こういった銘柄、関連企業ですね。また、新興国株式ファンドの方ですと、繰り返しになりますが、台湾セミコンダクター、サムスン電子、こういったところに投資しています。
で、なぜですね、まあ、この半導体にコモンジェストはたくさん投資するのか、と。半導体そのものを作っている会社、それ以外に半導体の部品を作っている会社ですね。ここまで含めると、相当割合を半導体に投資している形になってます。
で、ええと、右の方のグラフはですね、高成長、高い成長を続ける半導体市場、というところで、これもあの最近はニュースでも出てましたが、だいたい半導体そのものですね、あの周りの周辺を含めずに、半導体の売上だけで見ても、50兆円くらい、年間に50兆円ぐらいの規模があります。これがだいたいですね、あの、まあ、10年で10兆円ですので、ざっくり丸い数字で直すと、毎年1兆円ずつぐらい増えているんです。もう多分、それだけの規模で成長する産業って、なかなか見いだすのが難しい。
なぜ今、不可欠です。上でも、皆さん、スマホとか、愛用しているもの、たくさんあるかと思います。この、あの、基礎になっているのが、デジタル化。デジタル化の場合は、半導体の不可欠な要素に読み替えてください。ですので、半導体市場ですね、我々は、つぶさに見て、その半導体、高成長の中でもですね、さらにどんどん伸びていく会社に投資をしている、というところになります。
じゃあ、そもそもですね、半導体も、繰り返し繰り返し、もう本当に耳にタコができとるわ、とね、いう方がほとんどと思いますが、半導体って何ですか、というと、どなたか、私は自信を持って皆さんに分かりやすい説明できる、という方がいらっしゃいますか?どうぞ?来ました。導体の半分じゃないですよ。もうはっきり言っちゃいます。中身は中身で、多分分かる方と分からない方がいらっしゃると思いますけど。
え、半導体で、これ、あの、そもそも私、半導体、なんであの理解が難しいのかなと思うと、その半導体、導体と絶縁体の真ん中の半分で、と語って説明するんですよね。そういう説明から言っちゃうから多分分からない、と。それ置いといて、半導体っていう、あの、ネーミング悪いですけど、あの、半導体、正確に言うと、半導体集積回路なんです。
こちらを見ていただくと、多分少し理解が深まると思います。集積する回路、あの基板ですよ、コンピューターのね、チップ。その上に中に集積している。何を、集積しているんですか、というと、右下にちょっと書いてますけど、トランジスタとかですね、あのダイオードとか抵抗とかコンデンサとか。ちょっと難しい話になっちゃいますので、この少しはこの後ですね、後半の方に、あのトランジスタって何やってるのかな、という話をしたいと思います。が、あの、まず半導体ですね、集積回路とちょっとイメージを逆転させてください。半導体集積回路、つまり、半導体と言っているのは、集積回路なんです。こういう部品をいっぱいちりばめた、そういうふうに考えていただくと良いかもしれません。
ちなみに、あの英語でも、あの、まあICと言いますけど、一般的なこの半導体集積回路、セミコンダクター。台湾セミコンダクターですね。プラス、コモンジェストもセミコンダクター、という名前を忘れてました。多分英語とか西洋ヨーロッパの方でもそういう形しているので、あの、うちのあのパリの人とちょっと雑談したんですけど、「あ、そういえば確かにね、ネーミング悪いよね」と。今更それを言っても仕方ないんですけど、ちょっとそんな雑談をしてました。
じゃあ、あの半導体ですね、実際に今のいろんなものに使われていると、お話ししました。まず、あの、朝起きて皆さん何最初にしますかね?多分スマホ見る方多いと思いますが、スマホ。スマホが動くのは半導体です。皆さんのスマホの中身、ほとんど半導体です。パソコン。会社のパソコン使われる方も、どんどん半導体、半導体の塊なんですよ。皆さん、半導体の塊で、本当に半導体の塊で情報収集している。テレビ、皆さん、半導体で見てるんです。半導体の塊で見てるんです。これもそうですね。冷蔵庫、半導体。全て半導体が生かしているんです。
車、社会の、あのね、インフラ系、水が出るようにちゃんと管理しているのも半導体です。電力もそうですね。エレベーターから自動車、電車。今日、車でここに来られた方、皆さんが乗ってきたのは半導体の塊なんです。電車で来られた方ね、半導体で動いているんです。もう、がんじがらめに半導体に縛られて、皆さん生活してます。我々の、これが、あの、我々の今の生活なんです。半導体がないとどうなるかというと、まあ、こういう感じ。まあ、これが半導体がない世界。まあ、良いか悪いかは別としてですね、あると。
ええと、ではですね、この半導体、まあ、半導体、半導体と繰り返し言っていますが、ちょっと簡単に説明するとですね、あの、多分皆さん、真空管って聞いたことあると思うんですが、あの真空管ですね、今も、あの一部、まだ使われている所もあります。機能によってはですね。昔は、あの真空管、ご存知の方は、もう我々が多分物心ついた頃はほとんど使われなくなってたと思うんですけど、ええ、なんか昔のテレビとかラジオとか、それからね、あの、アンプとかね。まだまだ、あの、実は、アンプはまだ使っているのがあるんですよね。それで製造されているんです。
また一部。ただ、あの、もう大昔、これは、あのエジソンが、あの白熱電球を、えっと、発明したのがきっかけですね。あの、エジソンが発明したわけじゃないんですが、そのそれがきっかけで、今から120年くらい前に発明されている。その後、真ん中のトランジスタですね。この真空管は、真空管って、あのね、なかなか真空管の、ちょっと脆いんで、それを、あの、大きく、あの、発展させたのはこのトランジスタですね。
で、そのトランジスタの発明の、まあ少し後にですね、このトランジスタと集積回路。トランジスタも実はですね、えっと、もともと中身作っているのは半導体なんです。なんか分解するとですね。で、あの、この真空管、トランジスタ、さっきのコンデンサとか色々出てきましたけど、これ何やってるのか、というと、私、どう説明するかをすごく悩んだんですが、今日ですね、本当にあの前回全く分からなかったという方のために、あえて丸く説明すると、では、電気、電線から電気を送ってきますよね。で、それそのままバーッと流してもテレビつかないんですね。壊れます。電気、バーッと流れてしまいますよね。だって、あの、めちゃくちゃ大量の、あの、電流が、一切コントロールせずにバーッと来たら、パソコンも壊れましたよね。
それをしっかりと調整してくれる。トランジスタというのは、一番分かりやすいのはスイッチングということで、付けたり消したりする。電気を入れたり、付けたらこう動く。これらをやってくれるのが、トランジスタの機能です。昔、トランジスタラジオってありましたよね。それって、そのトランジスタが使われているんです。トランジスタがちゃんとオンオフをやってくれる。だから、あの、スイッチボタン押したら声が出る。これ、トランジスタの働き。トランジスタが電流を流してくれて、ちゃんと声が出るようになる。
他に、あの、えっとね、ダイオードとか、その、一方向で電流を制御する仕組みのものとか、あとは抵抗とかですね。いろいろ、あの、さっきも出たコンデンサとかありましたけど。要は、その電気がバーッと流れてくるわけですね。それを、この集積回路の方でしっかりと受け止めて、例えば、このモニターがちゃんと映る電流を、必要なだけ正確に送ってくれてる。光が出るように。光が出るような、あの、今度、半導体、電気を光に変えるという仕事もしてます。光ってるから動く。消えてしまう。昔のテレビは、どんどんやったことがつきましたけどね。LEDから多分今は、誰にでもそれって映ると思うけど。
まあ、あのね、ざっくり言うと、半導体というのは、まず、スイッチ、オンオフ。それから、電気を光に変える。だから、皆さん、あれですね、分かりやすい話で、LEDですね。あれは、ダーッと流れてくる電気を、この半導体が光に変えてくれてる。あと、有機EL。あのね、テレビ、ご覧になっている方もいると思います。有機ELも、全く同じです。電気を光に変える。あとは、あのね、今日、こんなレーザーポインターのレーザーです。レーザー、あんな光、バーッと出るでしょ?あれも半導体が電気の信号を光に変換している。じゃあ、逆もありますよね。光を電気に変える。太陽電池。これも半導体の仕事なんです。
あの、いろんな仕事をしてくれている。その回路の設計によってですね、これが、あの、半導体で。えっと、これ、あの、日本の話ですが、今、あの、今もう、なかなか日本のですね、メーカー、名前が出てくることないんですが、実は、1980年代までは、日本は半導体の、もう世界でも半導体トップの国だったんです。
なぜかというと、この左からの電卓ですね。1964年に早川電機(シャープ)が電卓をですね、世に出して。電卓っても文字通り計算機ですよね。計算機、半導体の仕事なんです。電卓がどんどん小型化していく。この、あの、歴史と半導体のですね、歴史って、またかぶってるんです。で、日本はですね、それ以外、まあ、あのシャープ以外にもNECとかですね、富士通とかも、そういう、あの、大手の企業がどんどんどんどんこの日本の技術を高めることによってですよ、半導体で、世界、もうトップの地位を取ったんですね。
で、あまりにもですね、強くなりすぎてね、例えば、日米半導体協定というものが、アメリカからですね、大きく押さえつけられたんですね。あと、もう一つ、あの日本の場合、半導体は、あの、ちょっとスペックに凝りすぎてですね、あの、昔なんかでも、携帯電話のガラパゴスと言われてましたよね。あの日本の場合、本当にその高機能にあまりにもですね、ちょっと、あの、こだわりすぎて、その世界的なこの普及ニーズですね、これにどんどん取り残されていったんです。で、結果的に、その台湾セミコンダクター、台湾とか韓国企業に、あの、ガッツリとシェアを取られてしまった。日本は技術立国、もう技術立国って言ってもおかしいこともありましたよね。技術を海外に輸出する。その技術なんですから、半導体だったんです。実は、車、車も半導体で動く。半導体の技術は、まさしく日本の強みだったんですね。これ、どんどんどんどん劣化していって、日本の技術立国としての地位がですね、どんどんどんどん低下してきた、というところも、ぜひですね、皆さん、今日、覚えておいていただければなと。
まあ、あの、さっきですね、半導体の仕事を、ざっくりと説明しましたね。スイッチング、オンオフ、トランジスタの仕事ですね。あと、流れを制御するダイオードとかですね。あと、光を電気に変換する、電気を光に変換する。えっと、ちょっと、あの、まあ、これは、さっきも言いましたが、車は半導体が走らせているものです、とお話ししましたけれども、あの、右の方にですね、これは、今話題のその東芝提供の絵なんですが、まあ、半導体、何やってるか。パワーステアリング、エアバッグ、エアコン、ワイパー制御、ETC、それから、もう全て、レーンキーピングからカーナビからね、キーレスエントリーからパワーウィンドウまで、全部半導体なんです。
分かりますね。皆さん、本当に半導体に乗ってるんですよ。今度ね、あの運転するときは、「ああ、全部半導体だな」と。見えませんけどね。中身分からない。でも、半導体なんです。あの、そういうふうに考えていただくと、身の回りのものですね、全てにおいて、我々はその半導体にお世話になってて、逆に言うと、半導体に支配されている。で、これがどんどんどんどん、次から、あのね、そのAI。
とか自動運転。先日テスラがね、あの、新しいモデル発表しましたよね。で、どんどんデリバリーも始めてるっていう、つい最近ニュースでしたと思いますけど、あれも、あの、中にですね、あの、モニター、車乗ったままですね、ゲームとかビデオも見れて、テレビを見れてですね、ゲームもできる17インチぐらいのインチ液晶でしたかね、パネル。あれも、まさしくその高機能の半導体によって統制が可能になったというのが、あの、ちょうどね、テスラのニュース出てましたね。
テスラとそのニュースとね、ほぼ同時に何か株価がガンガン上がってきてるんで、あの、昔、テスラの話しもしましたね。去年の8月ぐらいでしたですかね。あの、「大バカ理論」というのでは、「おバカさんがどんどんどんどん後で買ってくれるから、大バカがいるから、あの、バカが買うんです」ってテスラの話ししましたね。また、今指数も示されましたけれども、あの、またどんどん上がってきてるんで、そのうちにまたね、700ドルを超えてね、確か900ぐらいまで行ったんでしたっけ。なんかまた、今度ですか、またその水準に上がっていくのかな、みたいなね。私も興味本位で見てますが。テスラなんてのはまさしく高機能半導体、もう最高機能、最高級の半導体の塊がテスラ。ぜひそういう目で見てください。
あの、これ実は従来のエンジンじゃなくてモーターですからね。モーター駆動なのはこの半導体。えっと、何でしょう、新しい中で最高最高機種、最新車種かなんか、もう、だいたいそうなんですね。もう、ほぼ半導体だけです。お話をですね、ええ、させていただければと思います。その前に、あの、もう一つですね、今日は、あの、大丈夫です。あの、今までの話で、なんとなく半導体、ふわーっとなんか、あの、理解できてなかったのが、なんとなく「ああ、そうなんだ」とかね、気づいていただけると、とても嬉しいですね。
でも、高井さんも「搬送されて見えへん」というか、ああ、流れですから。僕もさっきのコンデンサーとか「あっても」って言ってるじゃないですか。それは半導体にはないんですか?あの、乗っかってる部分ですね。そういうのを組み合わせて半導体というのを作っているとか。半導体の、その、今、よく言ってる7ナノメートル、10億分の1メートル。あれは、その、線幅ですね。あれが、その、今、量産している7ナノ、10億分の5メートル。それぐらい、あの、精密で、ちょっと、その、それに関しては、この後、話ししますので。
で、あと、私の方から、もう一つだけですね。あの、半導体、何やってるか。とりあえず、あの、めちゃくちゃ皆さんのために働いていると。皆さん、半導体なくして実はもうね、生活できないと分かっていただけたと思いますが、これ、どうやって作ってるのかっていう、この後半ですね。なんとなくぼんやりでいいから理解いただきたいんですけど。まず、左側に「設計」って書いてます。設計、あの、デザインですね。英語で言うと「デザイン」というところ。その右側、「前工程」「後工程」とありますけれども、まあ、実際製作、製造する方ですね。
で、繰り返しで説明している台湾セミコンダクターってのは設計をやらないんですね。受託製造ですので。製造するのは後工程。設計するのは、例えばNVIDIAとかですね、ソニーとか、いろんなそういう設計をやる会社があって。設計図をもらって、その設計書に基づいて作る。この後ろの工程だけをやるのが台湾セミコンダクター。サムスンというのは両方やってます。両方。あの、インテルなんかもそうですね。IDMという、あの、言い方を、まあ、あの、しますけれども。これ全部やっている会社に対して、あの、受託製造というのは、この半分、右二つしかやらない、製造しかやらないと。そこで強みを発揮している。
もう少しですね、あの、細かく見ると、この、まあ、今、デザインはいいですね。デザインはOKで。その前の工程の前半分、何やってるかというと、シリコンですね。シリコン。あの、一番、まあ、一番よく使われる半導体って、なんで半導体というかというと、このシリコンが半導体なんです。電気をですね、中途半端に、中途半端に電気を通しますよね。導体、金属です。全部電気を通す金属導体と、全く通さないゴム、絶縁体。この真ん中ぐらいにあるのが半導体、シリコンなんです。
真ん中にあるので、なんのこっちゃっていうと、要は、ちょっと、ちょっと圧をかけると電気流してくれる。電熱線みたいですね。すぐ通さない絶縁体は、もう「だめよ」と「通しません」と。そうじゃなくて、ちょっとですね、ちょっと、あの、あることをしてあげると電気を通す。これが半導体。真ん中にいる。これ、まあ、だから距離、距離的にね。絶縁体だったら思い切り離れてるんで、あの、日本の、なんかね、があってですね、こっちに電子がやっぱり溜まってますね。で、金属、鉄なんかも、そのレールがピタッとくっついてるから、電気も「うわーっ」と行ったり来たり、すぐ流れちゃうね。
で、絶縁体だったら離れてるから、もう、動ける電子が移らない、移れないぐらい離れている。半導体は真ん中くらい。これぐらい、金属ほどとは近くないんだけど、ちょっと、ちょっと、あの、圧をかけると、電子がパッと移動できる。こういう特徴を持っている。これを使っているんで、半導体、半導体って言ってるんです。半導体で、一番、一番使われているのは、このシリコン、ケイ素。このシリコンをですね、まあ、溶かして、で、皆さんも見たことあると思うんですけど、ウェハー、ウェハーというのは丸いやつ。これを作っているのが、あの、信越化学とか。
これ、あの、さっき話したように、10億分の1メートル単位の設計をしないといけないんで、極めて純粋。不純物とか当然混ざったらダメですし、あの、綺麗っていうか、7ナノに耐えられるぐらい綺麗な、その分子構造にしないといけない。こういう技術をですね、持っているのが、その信越化学なんですね。これを、まあ、色々な工程、あの、これ、シリコンを磨いたりとかですね、洗ったりして。で、「フォトレジスト」と書きます。で、「フォト」って写真ですよね。あの、これは、要は、あの、設計図、設計図を大きいやつを照射するわけです。その基板の上に焼き付けるんです。写真みたいに。
その機械、製造装置を作っているのは、例えば、ニコンとか、あと東京エレクトロンとかですね。そういう会社。(ニコンはちょっと違うんですけど。)フォトレジストを焼き付けて、そのね、大きい大きいね設計図を基板の上に焼き付けるわけですけど、何がこれいいかっていうと、大きいのを小さく縮小して焼き付けるんですね。ですので、要は、いっぱい焼き付けられるんですよ。同じものを一つ作るんじゃない。この一つの円盤の上に、たくさんの、ええ、設計図、同じね、チップの設計図をバーッとたくさん作って、で、それを焼き付けて加工して、で、ダイシングで切る、切り分けるんですね。
全部だから大量生産ができる。で、その後ね、検査をして、大丈夫だからパッケージをして。で、こういうですね、車とかね、タブレットとか、スマホとか、いろんなサーバーとかですね、そういった、ね、それぞれ収容されるところに送り出されると。この工程、ね、全部をやっているのが、製造をやっているのが、台湾セミコンダクターとかサムスン電子とかですね。このそれぞれ、今ね、あー、ずーっと話しましたけど、例えば、その信越化学であれば、このウェハーの部分ですね。これに特化してる。誰にも負けませんと。ここの部分だけ、もう技術的にですね、誰もなかなか、です、参入できないぐらいの高い技術を持っている。
で、その他のフォトレジストの部分ですね。先ほどニコンもそうですし、えっ、本当にその微細加工のための技術なので、これは、あの、もう一朝一夕で得られる技術ではないんですね。すでに、すでにも、あの、持っている技術や、その信頼。こういったものが生きてくる。ですので、我々はですね、このさっきも話した巨大なマーケットで、さらにこれからも成長していく。そこでいかに高い参入障壁を持っている企業を見つけるかというところで、先ほど話したような会社に投資をさせていただいている。
私の方からですね、あの、コモンズ投信の話ですね。あの、いつもいつも話せるときに、あの、個別の企業をですね、しっかりと選別して投資します。決して、その、なんかテーマで投資するわけじゃないんですが、結果ですね、いろんな企業を選別して投資をした企業、全部並べて見てみると、トレンド、トレンドというものがですね、あの、浮かび上がってきますと。まあ、我々メガトレンドと呼んでいますが、とても生産性の向上とかですね、デジタル化とか、マーケットリーダーとか、新興国へのエクスポージャーとかありますが、これ、あの、半導体、全部絡んでるわけですね。
例えばの新興国へのエクスポージャーって言いましたが、台湾セミコンダクター、それからサムスン電子、両方とも新興国の会社ですね。あと、例えば、あの、ヘルスケア、関係ない?いやいや。今、その、ワクチンを開発するのに何が必要ですか?半導体なんです。計算するコンピューター動かしているのは半導体ですよ。要は、半導体の、その、高機能。いかに高いものをですね、使えるかと。そこが勝負のカギになってくるのかなと。5G、AI、それからEV、電気自動車、IoT。全て半導体なんです。ベースにあるのは。
ということで、繰り返しですね、この半導体関連の企業ということでお話しさせていただきましたが、今日ですね、今まではなんか半導体ってね、わけわからなかったけれど、今日の話で少しでもいいからですね、あの、半導体大事だと。もう無くてはならない。全て、全ての道はローマに通ずじゃないですけど、全てのこの企業というのは半導体の恩恵を受けているんですね。我々も、我々のビジネスも、半導体がなければもう動かないです。資産運用も。そういったところでですね、ちょっと、あの、今日、少しでも、あの、理解いただけたら、と思います。
私、半導体、半導体の、まあ、半導体なんで、半導体というテーマファンドみたいなのがある。あれば伸びるかもしれないんですけど、ダメな会社も実はいっぱいですね。例えば半導体商社、半導体を流通させる会社もあるんですけど、テーマファンドに投資をすると、そこに限ってしか投資しないわけですね。これをテーマファンドの悪いところです。我々は半導体の中では、半導体の中でもさらに良いところ、ここを選んで投資をしていく。半導体の中の勝ち組です。半導体の中で負け組があるんです。実際に負けていったのが日本の企業。80年代まで世界トップ。どんどんどんどん劣後してる。その後を投資していいんですか?ダメですよね。それが答えです。
はい。ええと、どうぞ。はい。私も、あの、別のファンドマネージャーとですね、実はそれを話したんですけど、うーん、と、ですね、何かこれを劇的に変えるものというのは、とりあえず今は見当たらない。その可能性はありますね。ただ、その電気を、まあ、あの、制御する。要は、電気を自分たちの使う、あの、いいように使うということで、半導体のそのパーツ、パーツが変わっていく。なんかトランジスターに代わるものとかですね、そういったものができるかもしれないけど、半導体そのものが丸々なんかそっくり他のものに変わるというのは、とりあえず、あの、現在の技術水準から考えると、あの、なかなか見えてこないかなと。
量子コンピューター。あの、量子コンピューターも、要は、計算機。計算機を動かす。だから半導体となりますので。というご質問でよろしいでしょうか。
では、次にですね、小島の方から、ええ、アパレルのお話をさせていただきます。はい。エンゼルスの2番バッターは大谷翔平選手。コモンズ投信の2番バッターは小島さんです。それでは、小島さん、お願いします。はい、小島です。ありがとうございます。
はい。本日は、あの、皆様が毎日着ている服を作っている会社について、あの、取り上げたいと思います。アパレル業界の環境問題ですとか、抱える問題が多くて、まあ、投資対象として的確なのか、そういうふうに思われる方いらっしゃるかと思うんですが、コモンズ投信ではユニクロですとかザラに投資をしています。その理由や、各企業の取り組みなどについて、今回はご紹介したいと思います。
まず、あの、アパレル業界と言いますと、このユニクロのシャツが、新疆ウイグル自治区の強制労働の疑いがある綿花を使用したことを理由に、アメリカの税関から輸入を差し止められたというニュース。これ、5月くらいに出たかと思います。これ、皆様の記憶に新しいかと思います。で、ユニクロとしては、まあ、あらゆる情報提供し、中国産の綿花ではないことを説明したんですが、結局認められなくて、措置は解除されませんでした。
で、その後、ユニクロ、改めてこの措置に対する見解を発表してます。ホームページにも出てますが、ね、あの、ウイグル綿使用していないこと。あと、強制労働が発覚した場合には取引をやめることと、あと、引き続きアメリカの税関とは協議を続けることなどを表明しています。まあ、こういう報道がありました。で、まあ、これであのウイグル問題、あの、非常に皆さん注目したかと思うんですが、まあ、ちょっと長くなりますので、あの、深掘りしないんですが、この問題何かと言いますと、まあ、欧米諸国がウイグル族に対する、あの、中国政府の統治について、まあ、民族迫害であると非難している、人権に関する問題になります。人権侵害に関する問題です。
アメリカによりますと、100万人規模のウイグル人が、強制収容や拷問などの人権侵害を受けていると言われています。まあ、ユニクロというと、まあ、グローバル企業として高いレベルでこういった問題に対処できているというふうに思われていたかと思うんですが、まあ、日本ではこの「降って湧いたようなニュース」に、衝撃をもって皆さん受け止めたかと思います。こういうニュースなんですが、まあ、このニュースのポイントとしては、もちろんウイグル問題、人権問題というのは問題なんですが、さらに大きな背景として、世界的に人権リスクがビジネス上で非常に重視される状況になってきているということが浮かび上がった点。ここが、まあ、ポイントといえるかと思います。
で、まあ、世界的に、あの、人権問題が重視されるようになった背景なんですが、アパレル業界で言いますと、ファストファッションの流行が一つの要因として挙げられています。ファストファッション。まあ、皆さんよくご存知かと思いますが、高品質で高級のハイブランドと同じファッションを安く早く提供するというビジネスモデルで、若者を中心に急成長したビジネスモデルになります。で、これ裏返しますと、ファッションに流行というものを作って、買い替えを促すための戦略になります。流行のサイクル、低価格で大量生産して大量販売するのが特徴です。
その結果、この右側の図のように、90年代以降、消費者のアパレル購入は倍増しています。はい。それに、あの、反比例して、購入価格というのは下がっています。で、この低コストのしわ寄せですが、結局はこの東南アジアとかアジアで生産する製造現場が受けることになります。結果的に、劣悪な労働環境ですとか、低賃金労働を強いられることになりました。で、多くの労働者が、まあ、賃金、1日1ドルとか2ドルで働き続ける。はい。で、現地の最低賃金も支払われていない状況です。
で、あの、支払われていたとしても、生活費の5割にも満たないということで、非常に苦しい状況になっています。あと、怪我とか、健康障害の発生率も高くなっていまして、まあ、ファストファッションの場合、障害率がスポーツ用品メーカーの2倍以上になっている。まあ、非常に危険な労働環境で働かされているという状況になっています。で、これの、ええ、象徴的出来事として二つありますが、97年にアメリカのナイキが、東南アジアの工場で、まあ、児童労働をしていた、はい、あの、事実が発覚しまして、これも世界的に不買運動が起こりました。これ、5年間で、まあ、この不買運動で約1.4兆円の損失が出る結果となります。
さらに、2013年、バングラデシュのダッカというところのラナプラザビル崩落事故というのが発生します。これ、ご存知の方も多いかと思いますが、死亡者がもう1000人以上、負傷者も2500人以上出るという、ファッション史上、あの、最悪な惨事を招くこととなりました。耐震性を無視した違法建築を繰り返すなど、ずさんな管理が原因でこの事故起こってしまいました。で、一説には、あの、ミシンの振動で建物が非常にもろくなっていたそうなんですか?はい。そうなんです。ミシンの振動で。このビル、縫製工場がたくさん入っていたんですけど、はい。で、事故の前日も「建物にひびが入っているよ」っていう通報があったそうなんですが、これも「無視の安全です」って無視して稼働。
で、この、あの、ビルには、まあ、縫製工場たくさん入っていまして、主に欧米のファッションブランド、約27ブランドの縫製工場が入っていました。で、犠牲になったのは、ここで働く労働者だったということです。この、あの、事故を取り上げたドキュメンタリー映画があるんですけど、「ザ・トゥルー・コスト」という。はい。YouTubeで無料で見れますので、もし、あの、ご興味ある方いらっしゃったら見てみてください。で、まあ、こういう事故が起こりまして、欧米ではアパレル企業に対する人権問題への徹底した対応を求める圧力というのが高まってきました。
次、またそうですね。皆さん、あの、自分が買っている服、どこで、どんな素材で、誰によって作られたかというのを知っていらっしゃるんでしょうか?知ることないですよね。なかなか、あの、知る機会ないですし、考えることもないと思うんですが、あの、服の製造工程というのは、こちらにありますように、原材料調達、紡績、染色、縫製、まあ、色々な
作業、いろんな業者が分担して行なっています。例えばメーカーなんですが、生地を買ってしまえば服を作れてしまいます。で、これあの非常に効率的な仕組みなんですけれど、その一方で、この記事がどこで誰が作ったのか、例えばどんな農薬を使ってどんな労働条件でこの記事が作られているのかっていうところまでは、メーカーも把握してない状況です。これ知っているに越したことはないんですが、追求すると、あの手間とコストがかかってしまいますので、どうしても優先順位が低くなってしまいます。このように服を作っているメーカーですが、生産者を把握できないのが現状になっています。ですので、まあ消費者の私たちもこれ知る由がないっていうことですね。
(相槌)そうですね、食べ物はもうあのトレーサビリティが進んでいるんですけど、まあアパレル業界はまだ全然そういう仕組みで。まあラナプラザのような悲惨な惨劇が起こった背景には、まあアパレル産業のサプライチェーンの複雑さですとか、不透明さ、こういった構造的な側面もあったということをご理解いただければと思います。
さらに、あの人権問題と並んで、ファストファッションのもう一つの大きな問題、環境負荷の大きさです。はい。で、まあ国連ではアパレル産業を世界で2番目の汚染産業として指摘しています。これ大量生産され、まあ購入された服の半分以上が廃棄されている事実があります。はい。
(相槌)ね、あの買っても一度も着られることなく捨てられる服もたくさん。安くて手軽に買えてしまうので、その時の気分でたくさん買ってしまう。で、まあ着たくないから捨てちゃうっていう状況が起こっています。なので、この廃棄というのは、まあアパレル業界の大きな問題になっています。
はい。アパレルは製造に今、水たくさん消費します。はい。例えば、まああのシャツ、綿のシャツを1着作るのに、まあ人が3年半飲める分の水を消費するんだよ。
(相槌)これぐらいシャツ作るのに水そんなに使うの?って思われるかもしれないんですけど、1650ガロンの、人が3年半分飲める水の量に相当するんです。これジーンズになると、10年分の飲める水の量に相当するぐらいの水を使う。
あとはですね、この右下の、まあ赤い点滅の図なんですけど、写真なんですけど、これはあの染色による水質汚染の状況です。染色して、まあお水が出たものをそのまま垂れ流しにするので、川が汚れたり、こういうひどい状況になっています。
手間知るのも見るのも非常に心苦しいと思うんですが、これがアパレル業界の現場で、私たちが着ている服の背景にある状況になっています。まあこの状況を踏まえて、次にアパレル企業への投資についてお話ししたいと思います。
コムジェストでは、長期的に持続的な利益成長を高めると考えられる企業に投資することを、投資哲学として、クオリティグロース企業への投資になりますが、その条件下で、まあアパレル企業も対象になるということが、実際投資をしています。なぜかと言いますと、まあこういった長期的に持続的な利益成長を高める企業というのは、人権問題ですとか社会問題の解決に真摯に取り組んでいる企業が多くて、その結果、そうすることが持続的な利益成長を達成する可能性が高いと考えているからです。はい。
いや、アパレル業界なんですが、まだまだ問題山積で、道のり長いんですが、このアパレル企業自身がサプライチェーンの人権問題ですとか環境問題に取り組む流れというのは、もう当たり前の状況になっていますし、過去に比べれば数段、改善、着実に進んでいます。はい。
コムジェストでは、こういった企業を見る際に、このような変化ですとか課題に取り組む姿勢、対応力などが、長期的な利益成長に欠かせない要素として、まあ重視しています。なので、まあ今ひどいアパレル業界なんですが、その中でも、まあ真面目にあの社会問題に取り組んで、ちゃんと長期的に利益を出していける会社があるということで、アパレル企業にも投資しています。
で、その方法なんですが、まあ企業アナリストの調査に加えて、ESG専任のアナリストによる分析を活用しています。具体的にはこちらにありますような、インテグレーション、エンゲージメント、プロモーション、この3つのアプローチを行っています。
インテグレーションですが、ちょっと難しく聞こえると思うんですが、企業アナリストの分析に、財務諸表に現れない非財務情報であるESG情報を分析に統合した形で企業を評価する手法になります。で、まあこの過程を通じて、各企業のESGへの取り組み具合を図ることができます。その一方で、具体的にその企業が改善すべき弱点をあぶり出すことをします。例えば、まあ人権問題に関する開示が少ないとか、そういうあの各企業で弱点っていうのが出てくるかと思います。
次に、そのあぶり出した改善ポイントを実際に企業に提案する形で改善を促すこと、これをエンゲージと言います。エンゲージメントと言いますと、まあアクティビストのように高圧的に改善を要求するイメージがあると思うんですが、コムジェストの場合はあくまでも投資先企業パートナーですので、まあ彼らによりそう形で対話を通じて、まあ一緒に改善を進めるという姿勢を重視します。
そして、あのインテグレーション、エンゲージメントで得られた活動報告ですとか、業界団体を通じた啓蒙などを通じて、プロモーションを行っています。で、そうですね。ESGアプローチの事例を一つご紹介させていただきますと、先ほどのユニクロのウイグル人問題の報道の時、コムジェストとしてどのようなアクションをとったかというのをご紹介したいと思います。
まず、あのこの報道が出た時に、企業の担当アナリストが、まあ電話で取材確認をしました。で、まあここでは公開情報以上の情報は得られなかったんですが、まあこれまでの調査を通じて蓄積してきた情報ですとか前提をもとに、投資判断の根拠を固めていきます。例えばユニクロなんですが、もう人権侵害を許さない方針を、もうホームページ上ではっきりと開示もしていますし、コミットもしています。次に、あの4月の決算説明会の際に、あの柳井会長兼社長からも、その方針変わりませんということを、はい、確認しています。
で、それに加えて、まあ同様なケース、あの欧州のアパレル企業でも経験があるかと思います。ZARAですとか、H&Mといったあの企業の事例を、欧州の担当チームが確認し、ユニクロの今回とっている対応というのは、今までとあまり変わりがないということで、まあこれらの結果を総合して、投資判断ですとか見通し変わりはないという判断に至っています。このように毎回何かが起こった際には、事象をちゃんと深く分析して、投資判断にブレがないようにしています。
でもアパレル企業には課題が多くて、まあ投資対象として不適切なのではないかという疑念を抱く方、たくさんいらっしゃるかもしれません。
(相槌)その疑問、ごもっともだと思います。はい。
で、今はあのそういう状況なんですが、個別の企業を見ていって、その課題の改善への具体的な取り組み内容、あとは経営者、経営者の方がその課題に対してどう思っているのかっていうところを、もう取材を通して情報収集をして、その間に会社の考え方を把握することで、まあそういう悪い状況でも投資していい会社かどうかというのをしっかり詰めていて、確信度が高くなった時点で投資をするということをしています。
(質問者:お洋服を作る会社なんだから、一番いいのはお洋服を作る数を減らすのが一番いいとか、そんなんではないんですか?) それはあの課題ですし、皆さん、もうすでに服買ってますよね。今のビジネスモデルでは、どうしても廃棄がたくさん出てしまうモデルなので、そのビジネスモデル自体を変えていかなきゃいけないっていうのは、アパレル企業の課題です。はい。各企業の経営者含め、会社の方はその課題にどう取り組むかというところを、やはり考えています。
(質問者:ユニクロに古くなった服、ここに入れてくださいってありますけど、それもその一環ですか?あれはリサイクルしてるんじゃなくて、それはもう1回違う服に作り変えるんですか?) ああ。
(質問者:さっきあの色つきの池みたいなのありましたけど、あれをそのまま川に流すからああなるんだったら、そしたらもうあの色つきの服やめようみたいなのもあるんですか?全部白い服にしてとか?) あの色は多分、消費者のニーズがあるので、それが白い服にしていい、もうみんな白白もある、あ、そうか、真っ白もなくなりますし、ちょっと茶色い世界になっちゃうじゃないですか。そこについても環境負荷のない染色の技術とか、そういうのもどんどん開発してますね。もう日々努力している、そういう会社を見通しを立てて、投資しています。はい。
(質問者:白い服ばっかりだとね、ほぼユニクロがもうかってるのか)
次に、まあちょっとあのご紹介してしまったんですが、投資先企業の課題解決に向けた取り組みの事例をご紹介したいと思います。まずユニクロですけど、そうですね、人権問題については今サプライチェーン方針ということで、ホームページにかなりあの、もうしっかり情報提供していろんな情報を掲載しています。ちゃんとあの、そうですね、縫製工場とか、まあ生産現場で働く従業員の方の労働環境の改善とか、そういったところも注視しながら経営をしています。約束を、この生産パートナー向けの行動規範、コンタクト契約書みたいなものなんですけど、発注先の経営者にサインさせます。で、これを守らなかったら罰則、最悪の場合はもう取引を停止するというような、もう取り決めをちゃんとしています。
あとはそうですね、取引先、先ほどわからないという話をしたと思うんですが、どの工場と取引があるか全部リストアップして開示しています。で、これ毎年あの更新をしてウェブサイトで公開しています。あとはですね、その労働環境ちゃんと守って運営できているかというモニタリングもちゃんとやっています。取引先工場の評価ですね。で、この評価結果というものもちゃんとウェブサイトに載せてまして、そうですね、最近のを見てみますと、A段階からE段階で評価してて、Eが悪いんですけど、E評価の工場もやっぱりありました。そういう悪い会社があるっていうこともちゃんと開示して、その悪い会社に対しては改善するように促している。はい。もうそういうことを全部開示しています。
そして、環境負荷を減らす製品づくりということで、まあデニムの生産、これ水のあの消費量最大99%減らす、そういう製造技術を開発しています。これも2020年までにユニクロの全ブランドでこの製造方法でデニムを作るということになっています。
あと、先ほどおっしゃった廃棄を減らすというところで、去年からRE.UNIQLOプロジェクト始まりました。はい。これユニクロのダウンを店頭で回収して、その回収したものをそのまま生かす形で新しくこのダウンを作って販売するという、廃棄を減らす試みというのを始めています。今第1弾でダウン始めたんですが、今後ほかの製品も、廃棄を使ったものから新しい製品を作るというプロジェクトを進めています。
(質問者:フリースの服も入れてくれるんですか?) あれは昔から流れてたんだ。あれは回収して、あの、まあリユース、再利用なので、新興国の服が買えない方にお配りしたり、寄付したりするものです。はい。
で、そうですね、フリースも、その後このリサイクル製品に変わるんじゃないかと思われます。
でもう一つ、これ世界株でちょっと投資してないんですが、ヨーロッパ株ファンドで投資している銘柄で、スペインのインディテックスという会社です。
(相槌)ZARAは売上高3兆円を誇る、世界最大の最先端のアパレル企業です。ユニクロが2兆円なので、まだ1兆円ぐらい売上高に開きがあります。で、まあZARAですとか、ZARA HOME、ベルシュカというブランドを展開しています。まあ日本にもですごい人気なので店舗たくさんあります。今、世界96カ国で展開しています。あとこれは店舗スペースなんですけど、今オンライン販売も注力していまして、それ含めると202カ国で販売しています。はい。
この会社は非常にテクノロジーを駆使して効率経営をしている会社になります。1週に2回、あの48時間以内にスペイン本国から新作を世界各国の店舗に送る、もう早いサイクルで新しい製品、ファッションを提供するというビジネスモデルを使っていまして、この背景にはテクノロジー、ITをすごく非常に取り入れた効率経営をしています。
必要な分だけ作るモデルになりますので、まあ値引き販売は少ないです。ZARAってあんまり値引きでセールとか、そんなに他のGAPとかと比べてないと思うんですけど、ZARAはほとんど値引きしない。なので、利益率も高いです。はい。
この会社なんですが、まあヨーロッパの会社ということでもう、サステナブルな取り組みというのは非常に進んでいます。例えば、あの業界で初めてCEOや従業員のボーナスを、サステナビリティの目標に連動する形の報酬体系にしたりですとか。あとは、取引先の開示というのはすごく進んでいて、しかも監査までしているそうです。1万2000社くらいサプライチェーンあるんですけど、全部監査して開示しています。
で、廃棄を減らすというところ非常に力入れていまして、先ほどのあのリサイクル、回収した製品でまた新しい製品を作るというプロジェクト今進めています。で、まず2025年までに素材を100%リユースできる素材に置き換えようということをやっていまして、まあこれもうほぼ達成可能だということです。で、この素材がリサイクル素材が開発できると、もうそこからどんどん製品が作っていけるという次の段階に入ってきます。ですので、まあこれ本当に完全なリサイクルシステム、まあサーキュラーエコノミーという言われ方をするんですけれど、それはもう自社の製品を回収して、それから新しい服を作る、完全にそれを実現するということを始めていまして、徐々にその取り組みが実際に進んできています。この再生素材で作った製品ラインがジョインライフというブランドラインがあるんですけど、もうその販売比率25%ぐらいになってきてるということです。
で、このサーキュラーエコノミー、これ実現するのにもう技術が非常にいるので、オランダ政府では実現に25年かかるという風に言っているんですけど、まあZARAは果敢にもここにあの挑戦して、廃棄をなくすアパレル企業を目指していて、非常に取り組みも進んでいる企業になります。
(相槌)ZARAの創業者、ユーロ圏で一番のお金持ちですね。バフェットの次ぐらいにお金持ちになりました。はい。
最後なんですが、企業の取り組みご紹介しました。で、私たち消費者も、まあアパレル業界を持続可能なものに変えるべく行動をすることができるかと思います。今、環境省もサステナブルファッションということで、あのいろんな情報提供してるんですが、できることを5つ挙げています。で、この中でも、まあ個人的に面白いなと思ったのが4番目の「服の作られ方をしっかり見よう」っていうところですね。これ今後もぜひ意識したいと思います。
で、これあの服の作られ方をしっかり見ようと言われると、サステナブルファッションのブランドって検索しちゃうかと思うんですけど、そうではなくて、まあそういう特別なことをしなくても、例えば今普通に自分が買い物に行っているお店に行って、店員さんにこの服どこで作られてますかとか、どういう素材で作られてますかとか、そういう質問をしてみることでもできるんじゃないかと思います。はい。
(質問者:ユニクロの店員さん、気の利いた答え返してくれるのかな?) 得られる方もいらっしゃるかもしれないですけど、多分与えられない方が多いと思います。はい。
で、まあ答えられない可能性あるんですけど、まあそこでも知らなかった話ですとかストーリー聞ければ、まあ今まで普通にただ服を買っていただけの服っていうものの見る目がちょっと変わるんじゃないかと思います。
(相槌)はい。
で、まあまた店員さん、その時わからなかったとしても、質問されたことで店員さん自身も気づくと思うんです。こういうことを。で、まあこれがお客様からも声ということで、まあこういう質問がありましたということが本社に吸い上げられたら、まあそれが顧客のニーズということでもしかしたら製品タグ、QRコードで読み込むと全部あの、誰が作ったかの情報が見れるような状況になるかもしれません。はい。なので、まあ無駄なように思えるこの小さな自分の行動の積み重ねで、世の中を変えるきっかけを作ることができるかと思います。
(質問者:3番ですね、買う前に本当に必要か考えよう。ほとんど買ってる。) はい。そうですね。
で、最後に、まあこういったアパレル業界を良くするためには、投資家としてはクオリティグロース企業、まあアパレル業界の優れた企業に投資をして、で、消費者としては意識ある買い物をする。これで、まあアパレル業界今の状況から徐々に変えていけるんじゃないかと思いますので、そういったことを意識して、あの、日々過ごしていただければと思います。はい。以上で私からの話はにさせていただきます。
(質問者:コムジェストファンドに入ってるのはユニクロとZARAですか?)
んですから、2つ、そう、日本株ファンドと世界株ファンド、ユニクロは入っています。コムジェストファンドでもザラなんですが、世界株ファンドに入っていたかと思ってたんですけど、今入ってないんです。ヨーロッパ株ファンドには入っています。皆さん、ヨーロッパ株ファンドには入っていますが、世界株ファンドには入っていないんです。はい。世界株ファンドにもそのうち入ればいいなと。はい。
(質問者:ありがとうございました。これから服を買いに行ったら、こう、その、本当に必要ですかって、店員さんに聞いてくるんですかね、っていう違いになるかもしれません。)
それでは次はプレゼンですよ。私がご説明いたします。よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。あの、ザラはもう15年以上ヨーロッパ株ファンドでは投資しておりますし、ユニクロも10年以上、あの、コムジェストでは投資している会社です。もう、あの、クオリティグロース企業っていうのは、そういう、まあ、あの、問題を抱えている業界を良くしていく力があるというところが、まず他とは違うという風に考えてますし。
ザラが非常に先進的な取り組みをしていると報告しましたし、ユニクロもやっぱりそのサプライチェーンを監査して、問題が出てきた会社が何社かあったんですけれども、その出てきたところに対して、しっかりと賃金を払って、最低賃金を払ってくださいとか、残業代払ってないというケースが出てきています。どうするんですかという、リアルなコミュニケーションをしっかり取っているので、その業界を良くしていけるという風に考えていますし。
あと、そもそもロスというか廃棄が少ないので、利益率が高くて、利益率が高いからこそ、そういった新しい投資ができる力があるということです。ザラなんて、こう、カメラが店内にいっぱいあって、年齢層を把握して、どんなものを買ってるかっていうのを吸い上げて、そのデータを持って設計し直したものを48時間以内、前はまたにデザインしたものを売るということをやっていて。なので、決まった、そうですね、決まった数しか作らないので、値引きしなくて済んで、何が売れているかすぐ分かるっていうので、あの、ユニクロ自身もそれを真似しようとして、商品をデザインしてから販売するまでの期間をできるだけ短くして、売れているものを売りたいし、作りすぎないっていうことをやっているので、まあ、私たちは注目して投資しているということです。
お話しさせていただきたいと。まあ、お聞きの方も初めての方もいらっしゃるんじゃないかなと。一番お伝えしたい点としては、私たちの強み何かというと、1985年に設立されたんですけれども、まあ、そこから培ってきた企業文化が私たちの競争力であり強みだと、という風に考えているので、あの、話の内容から「なるほどな」という風に感じていただけたらなと思います。
で、えっと、まあ、この副題のところに「何を見て投資をしますか?」という風に書かさせていただいたんですけれども、皆さんおそらく、あの、何かしら金融商品に投資される時って、過去のパフォーマンスがどうだったのかな、必ず見られると思うんですね。私たち自身も、あの、2桁の利益成長する企業に長期で投資するということをやってきて、その結果これだけのパフォーマンスが出ているんです、ということをお伝えするんですけれども。
ただ、あの、1ページちょっと先に進ませていただくと、必ず「運用実績に関するグラフ、図表、数値、その他いかなるものも、過去のものであり、将来の運用成績を保証するものではありません」と書いてあるかと思います。何を目指しているか、私たち目指しているかというと、過去のパフォーマンスを再現することを目指していて、その再現させるための企業文化を築いているというのが強みになります。
じゃあ、あの、ここに3戦略載せてあるのは、まあ、コムジェストの資産の約67%のものを取ってきただけじゃないですよ、ということが、まあ、お伝えしたいグラフです。ですが、あの、ここに日本株は載っていないんですけれども、日本株は、グループ預かり資産の約10%ぐらいを占めているので、日本株は、この3戦略よりも長期パフォーマンスが良いので、どの戦略も長期的に2桁の年率リターンが出せていますよ、という実績と、それを再現することを目指している、と。ちょっと初めからちょっと散らかってしまってすいません。(笑い)
いや、あの、まあ、お客様は過去の実績を見て投資されると思うので、それに応えるための再現性を高める。ただ、パフォーマンスは約束できないんです、というのも、まあ、なんとかショックとかいうのがいつ来るか分からないので、瞬間的には必ずリターンが出せるということは絶対に言えないですし、言ってはいけないことなので。私たちは何を約束できるかというと、こういうやり方、こういう考え方で投資しますよ、ということを約束できるっていうことと、できる限り過去のパフォーマンスを再現する、もしくはそれ以上に良いものをお届けするということが、まあ、運用会社の使命であり、私たちは、そのできる限り再現性を高めるということを企業のカルチャーにしようというふうに努力して、これまでもやってきております。
あの、これが、普段ご紹介するときに使うコムジェストの紹介ページなんですけれども、ちょっとここから抜き出して、再現性を高めるというところですとか、投資哲学をどう守るかというところに絞った話を今日はさせていただきたいと思います。
じゃあそもそも、あの、投資、あの、再現性を高める、と。お客様と約束している投資哲学っていうのが、あの、株価は長期的には企業の利益成長に連動するという風に考えているので、まあ、それが、考えているので、長期的に高い利益成長する企業を選んで長期投資しますよ、というのが私たちの投資哲学になります。なんでその投資哲学を持っているかと言うと、私たちはそれが一番高い確率で、高いパフォーマンスをお客様に返せるという風に考えているので、持続的に高い利益成長できる企業、まあクオリティグロース企業を厳選して長期投資するというのが投資哲学です。
で、これを守るため、あと、これをいかにこのパフォーマンスを再現するかという点で重要なのが、この左側の独立性というところと、規律の遵守だというふうに私たちは考えています。
独立性と規律の遵守って何?ということだと思うんですけれども、あの、私たち、えっとですね、先に独立性というところを説明させていただこうと思うんですけれども。これがあの、私たちコムジェスト、まあ、創業者と2代目の社長で、両側の2人が創業者で、真ん中が2代目の社長になります。あの、この人たちなんでコムジェストを作ったかというと、ベンチマーク運用をしない、アクティブ運用を実践した、自分たちが成長を確信した企業だけに投資したいという思いで創業しています。
あの、ベンチマーク運用、これもまた専門用語ちょっと分からない方が多いかと思うんですけれども、例えば日本株だと日経平均とかTOPIXに対して勝つことを目指す、あるいは負けないことを目指した運用がベンチマーク運用、あるいはベンチマーク、目標となるものに対して勝つことを目標としたファンドが、まあ、ベンチマーク運用という風に言うんですけれども。サラリーマン運用担当者ですと、勝ちたいよりも負けないようにしようって考えるので、この目標となるものに対して近い運用を目指す。それに目標に対して足し引きして、なんとか自分のボーナスを獲得しようっていう発想になってしまうので、本当に投資先企業がいいかどうかではなくて、つまりはお客様のリターンが長期的に増えるかどうかではなくて、負けないこと、保守的な運用。お客様からお金を預かっておきながら、自分のリターンのために、自分のボーナスのために働くっていうような構造になってしまっていて、それがおかしい、それは嫌だ、と。自分たちが本当に投資だけをしたいという熱い気持ちで創業した人たちがコムジェストの創業者です。
で、そういった熱い思いを持って創業したということも、あの、私は尊敬しているんですけれども、それ以上に、あの、素晴らしいなというふうに思っているのが、あの、素晴らしい実績があって運用チームを持っていて預かり資産があったので、いろんな外部の人から会社を売ってほしい、あるいは出資させてほしいという声がいっぱい来たらしい、という風に聞いているんですけれども、あの、その株式を決して売却、外に出さないで、社内の人たちに売っていったんですね。あの、ものすごい、例えば上場していればもっとお金持ちになるチャンスはあったでしょうし、色々な誘惑はあったと思うんですけれども、この人たちが何を優先したかというと、自分たちが培ってきた投資哲学だったり、運用チームを守ることがお客様に報いること、まあ、個人の資産が増えることよりも、自分たちの企業文化を守ることを優先して、株式を外に出さないで社内の人に売っていった、というのが、まあ、あります。すごいなというふうに思っていて。
で、実際、あの、この3人で6割ぐらいの株をコムジェストが持っていたんですけれども、今は15%未満くらいになっていて、それは私もそうでした。他の社員も自分のお金を出して会社の株を買うということをやっていて、それ何がいいかというと、あの、株主と、えっと、まあ、従業員は、会社と従業員というものを離れたものではなくて、一体化するっていうことがあって。ちょっと大丈夫ですかね?(笑い)なんか変な話しているんですかね?大丈夫ですか?一体なんですね。
なんで、あの、まあ、すぐここでお伝えしたいのは、あの、独立系がなんでいいかって話につながっていくんですけれども、創業者は、まあ、お金じゃなくって、経営哲学だったりだとか、お客様のことを第一に考えた経営をやってきたし、それを継承したっていうことが、あの、素晴らしいことというか、良いこと、私たちの、まあ、文化を作っている背景にあるというところです。
(質問者:みんな同じようなこと言うね、けどな。でも、言ってることとやってることが全然違うっていうのが、世の中にはいっぱいあるんですけど、本当に言ったことやってるやん、って。)
そうなんです。あの、常に、あの、まあ、お金を集めることが最優先じゃなくて、いいパフォーマンスを出すことが一番大事だということをいつも言っている、っていうので、それが本当。私たち自身も営業目標とかがないんですけれども、えっと、創業者自身も自分たちの私服を肥やすことではなくて、会社のやり方を守ることが重要だということを実践しているので、言ってることとやってることが合っていると。
で、あの、実際、あの、イギリスの会社なんかでも、素晴らしい実績と哲学を持っていたような運用会社といっぱいあったんですけれども、いろんな大手金融機関に買収されてしまって、過去の実績は、まあ、残っているので引き継がれるんですけれども、実は運用担当者が全員変わっていたりですとか、投資哲学が変わっちゃっていたりですとか。あと、過去、まあ、運用のスタイルによって扱われる金額で決まってくるんですけれども、言っていた金額よりもはるかに超える金額をいつのまにか集めて運用していたりだとかっていうことを見てきていて、自分たちが築き上げた投資哲学と手法を守るには、独立した運用会社であることが非常に重要だという風に考えています。
もちろん、必ずしも独立系じゃなきゃいけないっていうことはないんですけれども、なぜ独立系がいいか、私たちの強みになっているかというと、逆に独立系じゃないと、この負のサイクル、短期主義に走ってしまうことが、往々にしてよくあるというところがあります。
株主からやっぱり四半期ごとにちゃんと利益上げてくださいよっていうプレッシャーがあると、運用会社としては従業員に対して短期で利益を上げてこいよというプレッシャーになりますし、お客様に対しても良いものを提供するのではなく、売れるものを提供するようになる。ひふみ投信みたいな感じです。
で、あの、私はもうコムジェストに入って、大手証券会社さんに行って提案したことがあるんですけれども、「素晴らしい商品だね」って言ってもらえて、あまりにすごいのかなーって思ったんですけど、あの、「いいものって、売れ行きが良くないから、うちでは使えないね」って言われたんです。逆に、「いい商品だから、年金部門なんかに行って、お話しされたらどうですか?」という風に紹介いただいたんですけれども、本当にこの人たちは何のために働いているかって言ったら、自分たちのために働いているんだなっていうのはそこで実感して、すごい寂しい思いをしたんですけれども。
私たちは、企業が長期的に成長してほしいので、キャッシュを持っていることが悪いことじゃなくて、そのキャッシュを使う理由があれば、決して持っていることは悪いことじゃない、というふうに思っているので、まあ、「株主還元してください」「配当を上げてください」っていう風なコミュニケーションはとらない。
ただ、あの、運用、あの、四半期ごとのパフォーマンスですとか、ベンチマークに勝つことを目標にしている会社ですと、短期的な利益成長、短期的なパフォーマンスが重要になってしまうので、投資先企業との関係っていうのも短期サイクルの中での思考になってしまうので、良い関係が築けないということになります。
ファーストリテイリングはもう世界で2番目のアパレル会社になっていて、柳井さんなんかとは非常に難しいんですけれども、コムジェストが長期投資家だというふうにもご理解いただいているので、年1回は柳井さんとミーティングができるというような関係性が築けていて、他にも、あの、ファナックっていう会社なんかも、株主とのコミュニケーションをあまりとらないんですけど、コムジェストとか、あと他にも数社、5社ぐらいを限定でいつも呼んでくださって、長期的な経営計画についてディスカッションする場を設けさせていただくというようなことができています。
ですので、こういったサイクルに陥ってしまうと、投資先ともそういった関係が構築できないんですけれども、私たちのように長期的な視点で考えられる企業文化があると、こういった負のサイクルに陥らないということがあります。
まあ、よく、あの、私入社した頃に「会社の強みなんですか?」って聞くと「独立系であること」っていうふうに創業者から言われてピンと来なかったんですけれども、やっぱり働いているうちとか他の会社を見ていくうちに、なんであの独立系であることが強みになるのかということが分かってきました。
長期的に持続可能な関係性というところで、大事なのがやっぱり複数の時間軸が共有された企業文化というところだという風に考えています。お客様の長期的な資産形成、資産運用のニーズと、クオリティグロース企業への長期投資というのも、短期的に何かすごく儲かるとか、すごい高いリターンが出るというわけではなくて、長期的には気づいたら高いリターンが出ているという、良い企業の利益成長は長期的には株価に反映されるということで、短期で何かこう高いパフォーマンスを目指してないので、お客様の長期的なニーズと私たちの投資が合致している、同じ時間軸が共有されているということが重要ですし。
従業員が株主で、企業の長期的な成長が、まあ、将来の資産になるということでも、私自身の資産のほとんどは、まあ、会社の株式なんですけれども、長期的に会社が大きくなること、安定的に成長することが従業員にも報いられるという仕組みになる。
(質問者:配当は?)
はい、出ないです。そうそう、自分のパフォーマンスが上がるというか、退職する時に会社が買い取ってくれる。退職する時に株式を売るっていう決まりになっています。
(質問者:みんなその成績が良ければその買取価格が高くなるから、会社の価値が高くなる。)
そう、会社の価値が高くなる。株価っていうのはもうみんな持っているものと同じなので、会社が大きくなればその株も高くなる。その株価って、上場されているものじゃないんですよ。非上場なので。だから、年1回、会計士が評価するんです。そうですね、会社の業績によって、ですね。はい。純資産の10%とか、そういうルールがあるので、それに基づいて計算して、あなたのその10%が純資産の何割になる、と。
あの、企業への長期投資っていうことで、投資先企業との、あの、パートナーのような関係を築けることで、私たちの意見を聴いていただけるし、向こうの長期的な目標だったり、本音を引き出せる、理解できるという関係性ができている、ということが私たちの強みになっています。
で、もう一つの再現性というところなんですけれども、次に大事だと考えているのが、まあ、チーム力です。あの、スターファンドマネージャーみたいな人を育てるんじゃなくて、いかにチーム力を上げるかということが大事だという風に考えています。
あの、全員が株主ということで、会社が安定的に成長するためには、各戦略だったり、各ファンドのパフォーマンスがやっぱり重要になってくるので、必然的にどう他のチームと貢献しようということを考えられますし、人事評価に当たっても、どれだけ他のチームとコミュニケーションをとって情報提供しているかというところを見るようにしていたりですとか。あと、すべてのファンドが同じ投資哲学、運用プロセスで運用されているので、同じ目標感と貢献意欲を持った人同士のコミュニケーションができる、アイデア交換ができるっていうのが強みなんです。他の運用会社では、
成長株のチームがありますとか、バリュー株、株価を中心に企業評価するようなチームが、いろんな手法があるんですけれども、comgestはですね、全部同じ手法で世界の株式をカバーしているということが、チーム力の向上になっています。
あと、あの、普通ですと業界のアナリストっていうのがいるんですけれども、例えば、あの、金融だったら金融しか見ないですとか、エネルギーだったらエネルギーしか見ないというような、医療だったら医療しか見ないっていうような調査体制というのが、まあ一般的ではあるんですけれども、comgestはあの、そうではなくて、そうなってしまうと、その専門分野一辺倒な意見が通りやすくなってしまいますし、その専門分野の中から良い銘柄を選んできて進めるっていうような体制になってしまうので、それじゃなくって、皆が同じ土俵に立って高いレベルでのディスカッションがしたいということで、何かこう業種のスペシャリストを設けるというようなことはしないで、常にあのチームでのディスカッションがしやすい関係性を築くということを、あの、やっています。
今日はあの、判明からこともいらっしゃるけど、このチームでいろんなことを決めていくっていうのは、僕、先日、あの、他社のリーダーに「多数決なんですか?っていうか、多数決だと責任あるんですか?」っていう話だったんですけど、多数決じゃないんですね。そうなんです。あの、投資する銘柄を決める過程において、決める、まあ、投資候補銘柄のことユニバースっていうんですけれども、その銘柄、企業群を決めるのは、チーム全員でやってます。
全員一致の意思決定をしないと、あの、意思決定をしない、投資していい銘柄にならないっていう、あの、レバレッジをかけるような、多数決で決める方多いと思うんですよね。皆様もね、あの、「多数決だと無責任にならない?」って、他社の社長が仰ってまして、「10人中4人が反対して6人がOKだ。これ通るには、だって6人中4人も反対してるんだぞと。」っていう、こんなもん通ってどうしていいかっていうね。それこそ無責任だ、という話がもうとても印象的でございました。全員一致でございます。はい。
なので、あの、調査にはやっぱり時間がかかる。みんなが理解するにまで時間をかなりかけるっていうことがあります。やっぱり、あの、冒頭ご紹介した台湾セミコンダクターを投資するに至るまでも、複数年かかって全員一致が得られて投資に至ったっていうことがありました。
comgestは最初に会社に入ってですね、だろうにも、投資家は2、3年質問でじっくりと調査して、全員が、当時新興国の販売中で、15人ぐらいのチームだったと思うんですけど、全員が、そのビジネスの議論を尽くして、これがまだですね、半導体市場はどんどん伸びていくけど、それは2007年だと。まさしくそのスマホの前の年ですよね。まだスマホもできるんですよ。
そうこうしているうちに、スマホというものが見え始めてですね。やっぱりAIの研究もどんどん進みつつ、まさにどんどんどんどん半導体の市場は大きくなり始めるときだったんですね。そこで圧倒的な、その微細化、小さいサイズのですね、小さいサイズの半導体の製造に強みを持っていた台湾セミコンダクター。ここは2年3年の成長じゃないと。5年でもない。7年やもっと10年、10年15年と成長していくんだと確信して、全員が確信してですね、ようやく投資に至ったと。
なので、3年かかろうが5年かかろうが、調査をして投資しない会社もいろいろあります。それでもいいんです。全部確信して初めて投資する。それがcomgestの投資哲学であります。我々は、まあ、あの、株価を追っているんじゃなくて、その企業を確かに理解すること、チームで理解するということが重要で、そのチーム力を高めるには、それが必須であるというふうに考えています。それが再現性を高めること、チーム力を上げることが再現性を高めることだという風に考えています。
もう時間になってしまったので、あの、簡単にここをご紹介するんですけれども、私たちの強みは企業文化であり、再現性、耐性を高められる企業文化です、というところなんですが、皆様が、まあ、運用会社だったり投資プロダクト選ぶときに重要視していただきたい点としても、あの、挙げられるのが、まあ、主に2点私としてはありまして、
まあ、一つは時間軸を共有できる企業文化を持った企業かどうかということと、責任ある投資家、責任ある運用会社かどうかというところになります。あと、時間軸っていうのは、皆様のニーズが、まあ、長期的な資産形成であれば、運用会社も、もう、コロコロと、まあ、商品を出しているような会社だと、やっぱり運用チームの人が、あの、無駄な仕事ですね。あの、どんどん商品が増えていけば、それだけその一つ一つの商品に責任を持てなくなるわけですし、あと、運用担当者がコロコロ変わっていれば、その運用哲学も確立されないですし、その運用自体もちょっとうまくいかなくなるので、会社見るときにどういう経営方針で経営されているのか、運用チームがどうなっているのか、商品どれぐらい出してって言っているのかとか、ということを、まあ、見ていただけたらなというふうに思っています。
なので、そうですね、あの、既存商品を大切にするということが、まあ、既存のお客さんを大切にするっていうことだと思うので、そこを観ていただくのがやっぱりいいのかなというふうに。次々出したことからも、そうなんです。一つの運用会社だけで何もほど、あの、運用できない。
で、あの、まあ、そもそも、まあ、運用会社の、まあ、使命は、まあ、最終的には長期的なリターンを上げることだと。長期的な持続的なリターンを生み出すこと、それを、まあ、ベストを尽くしていくことだと思うので、当社は「投資して終わりではなく始まり」というふうにここに書いたんですけども、どんどん商品出してたらやっぱりそんなことはできないし、1社1社しっかり調べていくには、あの、一つ一つの商品を大事にしていくことが、その長期のパフォーマンスにコミットする、ベストを尽くすっていうことだと思います。
で、あの、企業の持続的な成長を見極めるには、当然、情報とか提供されている情報だけを見るのではなくて、実際に行かないと分からないこともいっぱいあるので、会って話すことが大事ですし、また、あの、除外対象企業に選定とインテグレーションと書いてあるんですけれども、投資すべきでない会社もいっぱいあると思うんですね。
あの、S&P 500がいいっていうふうに世の中言われてるんですけれども、例えばS&P 500の中にも、十数社、核爆弾を作っている会社とか、国際的には認められていない武器を作っている会社があって、まあ、プラスで2%ぐらいなので、決して多くはないんですけれども、やっぱりそういったお金には、あの、投資してほしくないという私の個人的な思いありますし、運用会社としても社会的に責任を果たすというところ関わってくると思うんですけど、持続的な世の中にしていくためには、そういったところにお金を振り分けるべきじゃないんじゃないかなというふうに考えています。
エンゲージメントというところも、まあ、今の話とつながってくるんですけども、企業としっかり会話する、投資して終わりではなくて改善を求めていく、しっかり発言するっていうことが大事だという風になっています。
まあ、あの、ここもちょっとしっかり話すと長くなってしまうので、あの、大事だとか思っていることをここに書かさせていただきました。責任ある投資っていうのは、まあ、持続可能な長期的な投資リターンを生み出すことにベストを尽くすことです、ということと、あと、まあ、ちょっと難しいんですけれども、まあ、社会生態系レベルで起きる変化をモニタリングして、社会がどうかっていうことをしっかり把握して、それに寄与していく企業を、まあ、選んで投資していくということが大事だという風に考えています。
あと、3つ目の、こちらのポチのところなんですけれども、ある企業の株主になるということは、その企業の成功、成長を、まあ、共有するということでもあるんですけれども、間接的にはその企業の責任リスク、まあ、風評リスクを一部背負うことだというふうに投資家として認識しているので、投資しておしまいではなくって、その企業がどういう改善を図っているのかと、こちらから考えられるどういう改善が必要なのかということを、投資先企業に対してコミュニケーションしていくということが、責任ある投資家であって、まあ、大事なことだという風に考えています。
ですね。あの、まとめると、まあ、長期の時間軸を持った運用会社かどうかということが、皆様の資産形成において大事なことだと思いますし、責任ある投資をしているのかなということをぜひ確認いただいて、投資商品を選んでいただきたい、運用会社を選んでいただきたいと思います。
長くなってしまいましたが、私は以上です。
小田部さん、ありがとうございました。まあ、長期にわたるお話でしたけれども、長期でということになると、このcomgestの世界株ファンド、すごいですね。30年前に100万預けていたら3300万でございますからね。こんな感じでございますよ。
はい、社長、今日もありがとうございました。 あの、次回7月につきましては、四半期ごとの世界株、日本株、それが新興国株式ファンドのですね、運用状況を皆様に四半期ごとですね、ご報告させて頂いておりますので、明日お話を予定しております。
あとですね、先ほども、あの、小田部の方からですね、指数、指数に関してもある問題意識を持ってますよと話させていただきました。comgestがですね、できた経緯というのは、ベンチマーク、いわゆるなんちゃってアクティブというファンドに対するですね、問題意識から生まれた会社です。
ですので、来月は、まあ、その運用の報告とですね、あとはその、なんでベンチマーク、いわゆるなんちゃってアクティブがダメなのかと。あとはもうもう少し突っ込んで、あの、まあ、インデックス、パッシブ運用、インデックス運用ってのもあります。世の中での一番人気。なぜcomgestはそういうパッシブ運用、インデックス運用しないのか。まあ、皆さん面白い、どんどん指摘していきます。
来月はですね、7月をもう半年過ぎました。次、7月後半でございます。7月は28日、Zoomでまたお届けいたします。どうぞまた皆さん、ご参加ください。それではまた来月お会いしましょう。それでは皆さん、ありがとうございました。[拍手]