2月12日 FPL1
パーソナルリーダーシップの開発とは、自分自身をリードして成功の階段を登っていくことです。それはセルフモチベーションを応用して、あなたが神から与えられた潜在能力を目覚めさせ、活用することなのです。
外見上は世間的な成功を収めたいという欲望を持っていないようでも、自分の幸福、満足、そして自己実現の追求の仕方を見ると、働くこと、そして人々と付き合うことに喜びを見出している人たちを見たことがあるでしょう。このような人たちは、自分の周りがすべて混乱しているときでも、この違いはどこにあるのでしょうか。おそらく本当に明確な違いは、パーソナルリーダーシップと達成のセルフモチベーションにあることがわかるでしょう。
このプログラムの大きな狙いの一つは、行う価値のある、さらに大きな、より高い夢を実現するために、自分自身と自分の境遇を乗り越えるようあなたに迫る、インスピレーションから来る苛立ちをあなたの中に作り出すことにあります。このプログラムは、現状に対する前向きの不満をあなたの中に生じさせるので、あなたは現状を改善しようとする努力になります。
必ずあなたは不平を言わない人たちの仲間に加わります。この人たちは不平を言う代わりに自分で改善していきます。この人たちは泣く代わりに実行します。悔やむ代わりにリーダーシップを発揮します。
このプログラムは、あなたの中に眠っているパーソナルリーダーシップの潜在能力を開発することに直結する原理と実践方法を教えてくれるのです。
外面的な資質、すでに取り上げたように、パーソナルリーダーシップは管理職の特徴であるフォーマルリーダーシップの役割とは必ずしも関係していません。パーソナルリーダーシップは日常の生活の中に織り込まれている資質で、このことはあなたがどのような職業あるいは分野で働いていても変わりがありません。
パーソナルリーダーシップは、他人に対するリーダーシップというよりも自分自身に対するリーダーシップです。例えば、科学の研究者は一人で仕事をすることがあります。このように孤立した仕事についている科学者は、他の人に対してリーダーシップを発揮するのではなく、長期間にわたって意図的に他の人との関係が断たれています。このような場合、明らかに従来使われてきた意味でのリーダーではありませんが、その科学者がその分野のリーダーであると言われるのを耳にすることがあるでしょう。
医者、弁護士、裁判官、セールスパーソン、ジャーナリストなど、専門的な職業や一部のビジネス分野の人々の多くは、他の人々に対するリーダーシップとは特に関係のない仕事をしています。それにも関わらず、この人たちの多くはこのプログラムでリーダーシップとして扱う資質や能力を示しています。つまり、パーソナルリーダーシップは内面的な資質なのです。
詩人、哲学者や精神分析学者は長年、生きがいを定義しようとしてきましたが、近年あらゆる心理療法の領域で幅広く受け入れられている比較的新しい理論によって多くの理解が得られました。人間の精神、目的、あるいは欲望からなる内面的資質としての生きがいへの意思について多くのことが書かれ、語られています。
ここでいう精神とは信仰ではなく、精神的な特質を表しています。問題は死後の世界はあるかではなく、誕生後の世界に生きがいはあるかということです。この生きがいへの意思は、あなた自身の目標や価値体系と複雑に関連していますから、一定の公式はありません。
予測できる形態を持たないこの内面的な資質は、定義しにくく、言葉で伝えることは非常に困難です。人生の意義といっても人によって解釈はまちまちでしょうが、これについて考えていくとパーソナルリーダーシップはある程度理解することができます。
自分以外の人に人生の意義を尋ねることは簡単にはできません。そしてあなたの人生の意義はあなた自身が発見しなければなりません。パーソナルリーダーシップ、すなわちあなた自身の人間の目的の実現を求める内面的な資質を通じて、あなた自身の中にあるその意義を見つけなければならないのです。
誰でも何らかの生きがいを見つけるだけではなく、それを実現する必要があります。生きていくことの中に目的、そして重要性を見出さない、あるいは見出すことができないとき、生きがいへの意思は漫然としたはっきりしないものとなり、時には全く失われてしまいます。
とても重要なある事実を知っていれば、そのようなことに無関心ではいられなくなります。その事実というのは、生きがいを求める意思は生きていくことそのものに必要だということです。
医学的見地からは、死ぬと予想されていた患者を生き続けさせるある目に見えない要素があることに、医師は何年も前から気づいています。この要素を欠いていた患者は、医学的基準では生きながらえられるはずなのに、実際には死んでしまいました。生きがいへの意思、そして生きがいへの表現手段となるパーソナルリーダーシップは、生命そのものを支配できなくなることもあるのです。
このようなケースは医学分野だけでなく、日常生活においてもそれほど珍しいことではありません。70代、80代、90代でも生きる気力に満ち溢れている男性や女性をご存じでしょう。反対にその半分くらいの年齢なのに、はっきりとした理由もなく衰えて早死にする人がいます。ビクトリア時代の小説家なら、その人たちは恋の病にかかり、失恋の痛手で死んでしまったのですとでも言ったでしょう。しかし心理学者なら、その人たちは生きがいがなかったのだと言うに違いありません。その人たちは自己実現の方法を見つけられる生きがいへの意思がないために死んだのです。つまりパーソナルリーダーシップを欠いていたのです。
すでに取り上げたように、パーソナルリーダーシップは誰でも学び身につけることができるものです。そしてそれがもたらす豊かな恩恵を知ると、あるいは目的の喪失から生じる恐ろしい結果を知ると、パーソナルリーダーシップの能力を開発したくなるでしょう。
では豊富に存在する力を活用する人が非常に少ないのはなぜでしょうか。答えは簡単です。多くの人はただパーソナルリーダーシップの開発の仕方を知らないだけです。また一部の人は自信がないため、そのプロセスは難しすぎて覚えられないだろうと考えてしまうのです。
しかし、たいていの場合はパーソナルリーダーシップの重要性に気づかないのです。これらの人たちは恐れ、疑い、あるいは優柔不断という自分自身の習慣や心構えの犠牲になっています。パーソナルリーダーシップの開発が全く単純であることを教えてくれる人がいなかったのです。
自分にすでに備わっている能力以外には何者をも必要とはしません。大学の学位も必要ではありません。パーソナルリーダーシップの開発には、あなたが既に持っている才能や能力を使います。
簡単に言うと、パーソナルリーダーシップを身につけるためには次のことをすればよいのです。あなたの中に眠っている潜在能力を認めて信じること、あなた自身のことをよく知り強力なセルフイメージを作り上げること、継続的で限りないセルフモチベーションの源泉を満たす方法を学ぶこと、そして目標設定を実現することです。