コムジェスト 2月大阪
では、住友金属鉱山ですね。証券コードが5713ということで。生田斗真ですかね、今テレビコマーシャル。先ほど北尻さんから「見たよ」という風にお話ありましたが、コムジェストの日本株ファンドで投資をしている会社になります。
どんなことをやっているのかですね。社名からすると住友の、住友のグループだろうなと。あと金属鉱山って何だろうと。なかなかあの、とっつきづらい会社だと思いますので、ちょっと今日ですね、皆様にこの住友のグループの中核会社で、今後ですね、まだまだ高い成長が、すごく古い古い会社です、とても古い会社なんですが、まだまだこれから成長するというところをご説明させていただきたいと思います。
では、次のページお願いします。はい、えーと、これがですね、過去10年のチャートになります。上がり下がりですね、こなしながらゆっくりとですけれど、右肩上がりで成長しているのをご覧いただけるかなと。時価総額がですね、1兆5000億円ぐらいまで、次のページにもありますけれど、大体1兆5000億円ぐらいということで、単元株100株ということで個別で投資される場合は50万円ぐらい必要になるんですかね、という。PERがですね、一桁台ということで、こういう会社のイメージからですね、すごく割安に評価がされているというふうに見ております。
はい、では次のページお願いします。会社概要です。創業がですね、なんと1590年ということでですね、日本の上場企業で2番目に長い歴史ですね。一番あの古い会社、上場企業ではないとですね、金剛組というお寺とかですね、神社の建築補修をやっている会社が一番古い会社でありますが、上場企業としてはですね、この住友金属鉱山がなんと2番目と。日本で2番目、おそらく世界でも2番目だと思います。創業がですね、1590年ということで、まだ江戸時代に入る前ですね。豊臣秀吉が小田原ですね、小田原攻めをやって、北条氏をですね、最後の最後まで抵抗していた北条氏を追い込んで全国統一と。それを成し遂げたのがこの1590年ということでですね、その頃からある会社ということで、いかに長いかというところですね、お感じいただけるかなと思います。
他にヨーロッパで言うとですね、スペインの無敵艦隊アルマダがですね、イギリスの海軍に敗れたというね、歴史の教科書で何か習ったかなとね。ですので、豊臣秀吉が活躍していた時代、またスペインとかね、が世界を制覇していた時代、その頃からある会社だということです。
売上がですね、さっきの時価総額がね、1兆5000億円ぐらいって話ししましたが、売上も1兆数千億レベルですね。これは21年で昨年度の実績になりますが、1兆円を超える規模ですね。で、非鉄事業、鉱山の事業なんですが、比較的利益率は高くてですね、税前利益で3500億円も稼ぎ出していると。売上が1兆2000億円ぐらいでですね、税前利益で、税引後でもですね、3000億円弱ということで、営業、よくお話しする営業利益ベースがだいたい3割ぐらいという形で、かなり高収益の企業になります。
右の方に財務体質書いてますが、資産ですね、合計2兆円ということで、こういうですね、あの装置産業としては比較的自己資本比率は高くですね、まああの、これ住友、住友グループの性格をよく表している、過度なリスクは取らないというところですが、自己資本比率が63%ということですね。比較的健全な経営ですね。
国際展開としては14の国と地域、あと7つの鉱山、8カ所の精錬所ということですね。ここはまたあの後ほどお話をさせていただきます。次のページお願いします。
あの、創業の2番目に、上場企業の中では創業が2番目ですとお話ししました。1位がですね、松井建設という会社ですね。本社東京になってますけど、あの、まあもともと大阪の方の会社だと思いますが、これもですね、あの先ほどお話しした金剛組ですね、同じでお寺とか、それから神社とかですね、あとお城ですね、皇居の改修とかですね、あとはそうですね、先ほど話した小田原城の改修ですとか、そういったお城の改修をですね、よくやっている会社、松井建設ですね。2番目が住友金属鉱山、3番目養命酒ということで、養命酒もですね、お飲みの方いると思いますけど、なんとあの江戸時代のですね、江戸幕府ができたですね、ほやほやの関ヶ原の戦いのすぐ後ですか、2年後ぐらいですね、から存在している会社、養命酒ですね。
あとは不織布で有名なオズ産業というところとか、湯浅商事とかですね、岡谷工機ありますが、住友林業ですね、住友金属鉱山から派生した住友、住友林業。これも1690年ということで古いですね。大変長い歴史を持っている住友グループの中核会社の一つですね。次のページお願いします。
住友金属鉱山とは、というですね、クエスチョンマーク書きましたが、この住友金属鉱山、5つのキーワード、これホームページから撮らせていただきました。まず1つがですね、この430年、先ほどの1590年からですので、430年を超える歴史。そして今2番目には、非鉄は成長産業ということでですね、右の方に鉱石ですね、これは金鉱石だと思います。石にですね、金が混ざっているというですね、こういったものを山から掘ってくる資源事業というんですが、これがですね、非鉄産業の鉄、あ、ごめんなさい、鉄、非鉄、鉄にあらずということでですね。非鉄、非鉄ってあの言葉いきなり今使いましたがあの、この対象となるのが鉄鋼産業です。鉄ですね。日本製鉄、昔の新日鉄とかですね、あとは住友グループで言うとその新日鉄と合併してですね、日本製鉄になった住友金属という鉄鋼の会社がありました。住友金属鉱山は非鉄です。鉄にあらずということで、この後説明しますが、鉄を除くですね、銅とかね、金とか銀とか、銅とかアルミとかニッケルとか、そういったものは非鉄と呼びますが、生活に欠かせないですね、非鉄で。これはイメージからするとですね、すごく古めかしい、実際の古い産業なんですが、引き続き成長産業なんですというところですね。
で、3つ目が3事業連携ということで、資源、それから金属、そして材料と。世界でも類を見ないユニークなビジネスモデルと書いてますが、資源というのはですね、山、鉄鉱石のですね、埋まってそうな山を探して、そこからそのこういう鉱石を掘り出す、これが資源事業ですね。この鉱石を溶かして、で必要な鉱物、銅とか金とかですね、銀とか、これを取り出すのが精錬、精錬と言いまして、金属事業ですね。さらにそこに付加価値の高いものですね、そこから付加価値の高いものを純度高めて材料ということですね。例えばスマホの材料とか、それから電池の材料、こういったものをですね、に発展させていくんですが、通常この資源の会社と、それから金属の会社、精錬会社と、あとこの材料の会社というのはですね、通常の別々のケースがほとんどです。海外でですね、資源メジャーと言われる会社の多くあります。リオ・ティントとかですね、そういったところもあの資源、資源に集中している。金属とか材料はやっていない、そういうあのビジネスモデルなんですが、この住友金属鉱山に関してはすごくユニークでですね、一気通貫、川上から川下までですね、一気通貫で執り行う力を持っている。なかなかあの真似ができないですね。他の会社がここに参入しようとしても真似することが極めて困難ということで、高い参入障壁を持っている会社になります。
そしてまあ4番目ですね、世界の非鉄リーダーへということでサステナビリティ重視で。あと5番目が健全な財務体質を維持しつつ、配当性向原則35%以上というところで。その財務体質、先ほどの自己資本比率も高いですよとお話ししましたが、6割超えている自己資本比率持っていると話ししましたが、それ以外ですね、投資家に対する目線ですね、これも持っているということで、この住友金属鉱山についてはですね、配当性向35%と。私、先ほどの北尻さんからお話いただきましたけど、私が平成元年に証券会社入ってですね、アナリスト、アナリストになったんですけれども、その時一番最初に担当したのがこの非鉄という業種でですね。で、この住友金属鉱山も何度も何度も行きましたということで、思い入れが深い会社の一つになるんですが、あの、そういう会社の説明会とか行くとですね、この非鉄の会社というのはお客さんの前になかなか配るものがないんですね。鉄鋼業もそうです。食品の会社のアナリストはですね、あの決算説明会の時期すごく羨ましくてですね、食品会社に行くとその会社で作っている食品もらえるんです、お土産に。あとあのお酒の会社なんかだと、もうお酒をもらったりとかですね、そういうあのお土産あるんですけれども、非鉄の会社ってのはお土産がなくてですね、本当になんか他の業種羨ましいなと思っていたんですが、この住友金属鉱山ですね、その分株主優待とかはですね、ちょっと何に何やっているか全然知らないですけど、配当をですね、しっかりと高めに出していくという、そういった報酬を持っているということで、あの配当性向を原則35%以上と。配当性向は今までのセミナーで説明したことなかったかもしれませんが、利益ですね、その当期利益に対して配当、株主に対するですね、株主に支払う配当の比率、これを配当性向と言います。
100億円のですね、利益が上がった場合、35億円を配当として株主にですね、配当を出せば配当性向35%ということで、通常ですね、あの平均的にはだいたい3割ぐらいですね。30%から40%の配当性向だと比較的高いかなという感じです。一つですね、あの配当性向というのはその企業の株主に対するですね、どういうふうに株主を扱っているかというところで、当然あの高い高い方がですね、あの株主としては良いわけですけれども、あまり高すぎるのもよろしくないというところですね。でも当たり前ですけど、利益の例えば100%、配当性向100%になるということは、利益を全てその株主に配当として支払うことになりますので、要は設備投資とかですね、研究開発とかその成長投資に向かないわけですね。ですので、このバランス、いかにバランスを保つかが大事なんですが、だいたい平均的な3割ぐらい、3割から高めで4割ぐらいと見ていただければいいと思います。5割6割というのは配当性向としてはかなり高い水準ですね。
そうですね、比較的配当性向を高めな会社で有名なのは郵船とかですね、船会社。そういったところは配当性向が高いというところです。はい、次のページお願いします。
まず住友金属鉱山の歴史ですが、先ほど創業が1590年ということでですね、大事なのがその、その後に書いてある1691年の別子銅山の開坑開始ということですね。開坑というのは、のぎへんに家で行くという風に書いてますが、これは鉱山を掘り下げていくことですね、掘り進めていくと。これは開坑という言葉を使います。我々は日常で使うことがない言葉なのでですね、気にしなくてもいいと思いますが、次のページお願いします。
住友金属鉱山で、住友グループ、住友財閥ですね。皆さんもよくご存知だと思います。三井、三菱、住友、御三家みたいなこと言いますけれども、住友グループの創業ですね、住友グループのスタートというのは実はこの住友金属鉱山なんです。なので、住友グループの中でもですね、今も一番格の高いですね、当たり前ですね、その住友がビジネスをスタートしたですね、会社、これは住友金属鉱山になります。
1590年ですね、その江戸時代に入る前に京都でですね、泉屋という名前でですね、銅吹きと同細工、要は銅の精錬ですね、これをスタートした形になります。当初のですね、住友家の当主のですね、義理のお兄さんだったと思いますが、蘇我理右衛門という方がですね、新しい、新たなですね、この真ん中ぐらいに書いてるんですが、南蛮吹きと称するその銀と銅の分離の技術を完成させましたということでですね。この何言っているのかあまりよくわからないと思いますが、銅ですね、銅。あの昔からですね、そのまあ奈良時代、平安時代から銅銭として使われ、それ以外にもですね、色々な形で使われてきたんですが、それまではですね、銅というのは全国から銅鉱石、石ですね、銅の含有量がそこそこ高い鉱石を集めてきて、それを溶かしてですね、溶かしてその銀をですね、抽出して使っていたわけですが、もともとですね、銅鉱石の中には銀も結構含まれています、金も含まれていますということでですね、これをしっかりと分離しておかないと、当時のですね、この時代の銅というのは輸出されました、輸出されていました。中国とかですね、まああの主に中国等に輸出されて、それを銅銭に加工されてですね、あと戻ってくるっていうこともやってたんですが、その頃のですね、あの精錬の技術はあまりクオリティが高くなくてですね、銀と銅をしっかりと分離できずに輸出、要は銀を含んだままの銅を輸出していたためにですね、中国人からしたらもうウハウハですよね。銅、あのね、例えば100キロぐらい買ってきてですね、その中にあの1キロぐらい、多い場合ですね、銀が混じっているんですね。なのでそうですね、我々が買い物した時にですね、10円玉をお釣りで例えば90円、10円玉9枚もらったつもりが、その中の1枚100円玉入っていた、100円玉が入っていたみたいな、そんな感じ想像していただけるといいかなと思います。それぐらいその日本は損していたんですね。で、銅、まあ日本から買っていた中国とかももう笑いが止まらなかったわけですが、この時にですね、この蘇我理右衛門という方がですね、銅の南蛮吹きとかね、しっかりと銀と銅を分離する技術、これをですね、なぜ南蛮吹きというか、オランダ人から教えてもらったわけですね、南蛮人。これ教えてもらったのがですね、あの記録によると堺ですね、大阪の堺の町ですね。それで、あの泉屋なのかなと。そこのところ正確に調べてないんですが、なんで泉屋になったのかっていうところですが、もともとですね、大阪の堺の町、堺でですね、この銅の精錬なんかやってたみたいなので、そこから取っているのかなというふうに私ちょっと勝手に解釈しているんですが、泉屋と。ということでですね、これでこの技術を開発してですね、この住友家はですね、すごく太っ腹ですね。これをその自分たちだけでその囲い込むことなくですね、ちゃんとあの他の商人にもですね、伝えたということで、大阪のですね、ですので全国の銅がですね、大阪に集中、大阪とか京都にですね、精錬のために集中するようになったと。これを、こういう意味でですね、あのすごく大阪の経済、京都の経済をまあ大きくしたという意味で、かなり功績高いというところですね。
で、このあの泉屋ですね、泉屋という名前から今もですね、この住友グループはですね、例えば子会社で保険のビジネスされている方は、銀泉という会社、保険の代理店で銀泉というあの大きい会社ありますが、住友銀行の銀にですね、泉ですね。それ以外の泉という言葉を会社名に含んでいる会社がですね、いくつかあるのはあの多分ご認識いただいているかなと思いますが、この泉屋からですね、発展したものとしてその今もですね、住友グループの社長のですね、集まりがありますが、それは白水会と言います。泉ですね、泉というような漢字を分解すると白と泉ですね、白水会ということで。この白水会はですね、すごく結束が固いということが有名なグループです。よくですね、財閥の特徴を言う時に、人の三井、それから組織の三菱、そして結束の住友というあの話よく出ますが、この白水会はですね、入る時に血判状みたいなですね、本当にそのグループ、この結束を絶対守りますというところ署名してからでないとですね、白水会に入れてもらえない。それぐらいあの厳しい掟でですね、その仲間を助けるみたいなですね、そういったところを大事にしているグループ、これが住友グループです。
先ほど鉄鋼ですね、住友金属鉱山とすごく似た名前で住友金属という鉄鋼の会社がありましたというお話ししましたが、新日鉄とですね、一緒になるということで、当然とかあの新日鉄の方がですね、規模的には大体2倍3倍ぐらい大きかったんですね、そこの生産量とか売上とか利益とかいう面でですね。ということで、あの住友金属の方は吸収される形になりましたということで、当然そのキャスティングボードを握れないということでですね、なんとこの白水会をですね、脱退せざるを得なかったというお話もあります。
この実際にですね、白水会の会社は住友金属鉱山以外にですね、住友電工とか住友ゴム、住友重機とかですね、住友化学、住友、あと住友大阪セメントかなとかありますが、それ以外の皆さんも多分気になると思いますが、三井住友銀行、それから三井住友信託、三井住友海上火災ですね、そういったところがありますが、今お話しした金融のですね、SMBC、それを三井住友信託とかですね、三井住友海上、こういったところは白水会に入っていますということで、要はその三井の三井と住友が一緒になったわけですが、実質的にはもうあのほぼほぼ住友になったと。住友の掟をしっかり守りますということでですね、そのまあ宣誓をしてですね、署名してこの白水会に入っているので、実質的な三井の影響というよりも、ほぼほぼあの住友ですね、住友の影響の方が強いという形になります。
あとあの住友の名前書いてないところでは、板ガラス。今日のモーニングサテライトで確かあのね、CFO参上という女性のCFOがですね、お話しされてましたけれども、もともと住友銀行出身ですよね。住友出身で今板ガラスのCFOと。レコーディングしている方は見ていただければと思いますが、あの今朝のモーニングサテライトでお話出てましたね。
あとあの日本電気NEC、こういったところも白水会のメンバーですね。今14社ぐらい、15社でしょうかね、これがこの白水会のメンバーというところですね。住友グループのですね、あの一つ歴史と、それからの特徴ですね、そういったところを知っていただければなと。はい、で次のページお願いします。
はい、でですね、この今日ですね、住友金属鉱山の会社についてご理解いただきたいんですが、住友金属鉱山、ちょっと長ったらしい名前
でですね、証券業界では古くから証券業界にいる人はですね、だいたい住友金属鉱山と呼ぶよりも「別子」と。私もだいたい何かその社名言う時は「別子ですね」と、別子、別子と使ってしまうんですけど、それはこの別子銅山から来ています。
住友グループの発祥は住友金属鉱山で、その住友財閥の基礎を作ったのがこの別子銅山なんですね。愛媛県にある銅山、この銅山が住友の銅ビジネスを作ってですね、これが住友財閥を日本でトップの財閥にのし上げた、この銅山が。
それまで、この山が1690年ぐらいに見つかるまでは、住友も「泉屋」ということで、銅の精錬、溶かしてそこから抽出するというビジネスをやってたわけですけれども、別子銅山を見つけて、ここの権益を手に入れたからはですね、資源事業にも大きく軸足を移すことになりました。
ですので、精錬するだけじゃなくてですね、もっと山から銅鉱石を掘ってきて、それを精錬すると。こういう付加価値の、今ダブルで利益を取れる。先ほどの金属鉱山、利益率は比較的高いですねという話をしましたが、要は、その資源で利益を取る、精錬でまた利益を取る。ここにお財布が2つあるようなもんですね。これがその精錬と資源事業、この2つをやっている強みになります。
で、次のページお願いします。今、「別子」、証券業界では「別子、別子」と呼びますよと話しました。他にもですね、色々なニックネーム。ちょっとね、少し硬い話が続いたのでリラックスしていただければと思いますが、上場企業には色々なニックネームがあるんです。要は全部その社名を呼んでいると面倒くさいのと、あとは似たような会社名もあるので、明確にですね、その証券マンが、例えば昔というのがあってですね、発注するときに、例えば「別子一番株」とかですね、「買い」「売り」とかですね、そういうふうに言ってたわけですけれども。
ちょっと面白そうなところをピックアップしてみましたが、皆さん、大阪会場で皆さんに聞いていただけますでしょうかね。「鮭」、どこの社名でしょう? 日本水産。すごいですね。次は「クリーム」は? クリーム、資生堂。あ、いらっしゃいましたね。日清製粉ですね。日清、日清戦争、日露戦争の「日清」ですね。中国、昔の「清」。それで「チャン」。日清という社名で日清とつく会社ですね、「チャン○○」と呼ばれるケースが多いですね。日清製粉は「チャンコナ」。あとは日清紡績だったら「チャンボー」とかですね。あとどこあったかな、日清製油だったら「チャンユウ」とかですね。日清とつくと「チャンチャン」という風になんかつくみたいな。そういうね。
あと「石鹸」。石鹸、分かりやすい。花王ですよね。「おっぱい」。見つけました。明治乳業ですね。ちょっと女性がいる前では口にしづらい、そういうニックネームもいくつかあってですね。明治乳業は「おっぱい」とかですね、あの森永乳業は「森永おっぱい」とかですね。少しもうちょっとひねって欲しかったな、みたいな。あと、日活は多分想像いただけると思いますが、「ポルノ」って呼ばれてたんですね。「ポルノ一番株買い」とかね。社員かわいそうですよね。そんな昔の証券会社の伝統みたいなですね。
あとそうですね、例えば「花魁」。吉原製油っていう、今も20年ぐらい前に味の素製油とかと合併してJ-オイルミルズですか、社名変更してるんですけど、昔、吉原製油っていう会社も単独で上場してて、それは「花魁」って呼ばれてましたよね。絶対意味違いますよね。なんでそのニックネームって、例えば「鮭」とか「クジラ」とかね、そういうその会社のイメージから、「クリーム」とか「石鹸」とかね、あと下に書いてある「プロパン」、岩谷産業とか、あと「マムシ」、養命酒ですね、そういう会社の商品とかサービスに関わるイメージから来るのと、あとはその「せがれ」。ここに2番目で「せがれ」って書いてます。これセントラル硝子ですね。こういう中の呼び方、社名の略とか、例えば三井物産、「物産」とかですね、そういう呼び方、その2パターンに分かれるかなと思います。福助だったら「足袋」とかね、なんかそんなのがあったので、ちょっと気分転換に紹介させていただきました。時間があればね、あと後編もありますけど。はい、じゃあ次のページお願いします。
今、住友の歴史、それから別子、住友金属鉱山の生い立ちをお話しさせていただきましたが、ずっとですね、実はその200、300年近く、ずっとその別子を本業としてですね、銅の採掘、それから精錬。これで住友財閥の大黒柱を担ってきた住友金属鉱山、別子ですが、1960年代にですね、だんだんだんだん色々な鉱山経営が苦しくなっていきます。当然、掘っていると取れなくなってくるわけですが、さらにですね、追い打ちをかけるように、あの99年にですね、JCO東海村の臨界事故ということで、初のですね、日本では初めてその事故の被曝で亡くなった方。すみません、まだ前のページ、まだ前のページです。先ほどのページ。はい、はい。ここでですね、不幸な出来事、事故がありまして、ここから再出発ということで。
で、新たにですね、本業回帰、多角化。要はここの問題ってのはですね、その短絡的に鉱山ビジネスに閉塞感を感じて、出来もしない多角化が走ったわけですね、90年代。そうですね、90年代にはそういう会社多かったと思います。要は、バブルでですね、資産がどんどん増えた結果として勘違いしてですね、出来もしないことにどんどんどんどん多角化していったと。結果としてですね、どんどん損を出してですね、という。他にも住友金属鉱山よりもそういう会社の事例はいっぱいありますが、この住友金属鉱山、別子もですね、同様に2000年から本業回帰ということでですね、いや、自分たちがどこで戦ったら勝てるのかというところも真剣に見つめてですね、で、やはり資源事業、それから精錬ですね、というところに戻ってきたと。で、当然国内にはですね、国内のその山というのは限界が来ていたので、この後ですね、海外にどんどんどんどん進出を図るようになっています。
はい、次のページお願いします。はい、「非鉄」はですね、成長産業ということで、今後も需要は伸びますというところ書いてますが、その一番最初に「非鉄」、簡単に説明しました。鉄じゃないね、鉄じゃないその金属ということでお話しましたが、次のページお願いします。
こちらの東京証券取引所の業種分類、左側がですね、左がその全体です。一番上に水産業・農林業があってですね、その鉱業。こちらの鉱業というのは石炭とかを掘る鉱業ですね。その後、建設、それから製造業がかなり長くあって、電気・ガス・運輸から商業・金融・不動産と。この順番にですね、以前はほぼほぼこれに倣ってですね、証券コードが振られていました。今はですね、新しい産業・サービスの会社もどんどん増えたので、必ずしもここに沿っているわけではないのですが、例えば水産業であれば1000番台ですね。鉱業も1000番台。それから製造業になると食料品から2000番台になってですね、繊維とか3000番台で、化学とか薬品が4000番台で、石油・ゴム・ガラス・土石ですね。「ガラド」と言っていますけど、これで5300番台ぐらいまで。鉄鋼、鉄鋼産業ですね。これが5400番台からなります。5400番台、5500、5600番台ですね。非鉄金属製品というのは5700番、5800番で、金属製品となるのが5900番なんですが、私はですね、ここの右の方で製造業と書いてますが、この非鉄金属、またその前後ですね、鉄鋼製品とか金属製品も調査、勉強させていただいて、その中でもですね、やはり一番成長力とかですね、すごくビジネスとして魅力があったのが非鉄金属ですね。あとは電線ですね。5700番台がこの非鉄金属で、5800番台が電線ですね。住友電工とか古河電工とかですね、あとフジクラとか。光ファイバーなんて当時、出だした頃だったんですが、新しいその技術、テクノロジーでワクワクしていたような記憶あります。もう今から30数年前ですね。
非鉄金属というのはですね、この鉄以外の金属ということで、先ほど話したように、金とか銅とかですね、アルミ、ニッケル。こういったものを加工して、精錬とかしてですね、で、それぞれその例えば鉄鋼メーカーとか、自動車メーカーとか、電気メーカー、こういったところに販売をすると。山から掘ってきてですね、銅鉱石を取ってきて、それを溶かして、精錬してですね、ある程度その使えるような段階ですね。これは使えるような段階っていうのは、ちょっとものによってですね、純度が全く異なってくるので、ちょっと後ほど説明しますが、こういうビジネスをひっくるめたのが非鉄金属と言います。この住友金属鉱山以外のですね、古河機械とかですね、それから日本軽金属とかですね、アルミの会社ですね、そういったところが入ってました。で、次のページお願いします。
住友金属鉱山ですね、別子が生産する非鉄金属が主にここの6種類書いてます。真ん中の上に金・銀があります。住友金属鉱山といえば「金」ですね、という風によくイメージされるんですが、やはり一番ビジネスとしてですね、もともとの創業、住友財閥の創業である「銅」ですね。電気銅、左の上にありますが、今これからですね、どんどんどんどん伸びていくのが、電気ニッケルから発生するとか加工されるそのニッケル、ニッケルの材料ですね、硫酸ニッケルですね。それからコバルト、フェロニッケルというところを書いてます。
で、この銅とかニッケルとかコバルトの前には「電気」という名前がついてますが、これは右に少し説明を書かさせていただきますが、電気銅とか電気ニッケルと、電気分解で生成された純度の高い銅やニッケルと。純度は99.9%以上って書いてますが、基本的に電気銅とか電気ニッケルとはですね、純度が99.99%以上のものを言います。もう一個ですね、4つでその前の「粗銅」。粗利益の「粗」ですね。粗銅。もうその粗銅の段階でもですね、もう精錬は終わってますので、純度という意味では99%あります。99%あるんですが、その粗銅ですと、例えば建設とかですね、そういったところで使われますが、よりですね、高付加価値の電子製品とかですね、そういったものにはこの電気銅とか電気ニッケルとか、純度の高い99.99%以上の材料が使われます。当然価格も高い。あと、左下に青いですね、硫酸ニッケルとありますけど、これはメッキですね。メッキする時の材料になります。硫酸ニッケルでですね、メッキをすると、白色のすごく綺麗な色で、耐食性、腐り、錆びないですね、こういう特徴も持つことができると。
ちょっとコバルトですね。コバルトというのは自制、あの磁力、磁石のですね、自制が結構高くてですね、モーターとか色々ですね、そういったところに使われますが、耐摩耗性とか耐熱性とか高いですね。要は丈夫なんです。で、ただしコバルトってのはですね、ちょっと色々取れるところが、世界のその生産とかその埋蔵量の半分がアフリカにあるので、ちょっとなかなかここは調達が厳しいですが、その磁石においてはですね、欠かせないということで、高付加価値を生む材料になっています。
あとフェロニッケルですね。これは鉄、「フェロ」というのは鉄のことになります。フェロアロイというですね、鉄合金、鉄ですね。昔の子供のおもちゃでですね、私も遊びましたが、「超合金」とありましたよね。合金。いや、鉄よりも硬い。鉄にさらにですね、何かのその材料を混ぜることで付加価値をもたらしたものが合金鉄、フェロアロイと言いますが、鉄とそのニッケルを加えたものがフェロニッケルということでですね、これステンレスの材料になります。
はい、次のページお願いします。今ですね、ざっくりとその非鉄のね、銅とか金とかニッケルの話をしましたが、金。日本で一番金を出しているのがですね、作っているのがもうこの住友金属鉱山、別子になります。金の用途はですね、もう宝飾品が半分ですね。あと一部、エレクトロニクス8%って書いてますが、皆さんのですね、お使いのスマホとかパソコンとかですね、そういう電子製品にもですね、結構金が使われてます。ただ極めて微量なので、分解して取り出そうとするのはやめてください。それで壊れても私は一切責任を負えませんのでね。皆さんのスマホにも金とか入ってます。歯医者さんとかですね、あとコインとか、そういったところに使われますが、ほとんどが宝飾品、あとはコインですね、金貨、そういったところに使われていると。
皆さんご存知の通りですね、金は錆びません。永遠に錆びない。銀とか銅は残念ながら錆びてしまい、鉄はもうすぐ錆びますね。ところが金は錆びないということで、価値の保存ですね、というところでもう何千年も前からですね、ずっと人類が重宝してきた。これからも多分この価値は変わらないだろうな、ということですね。特にインフレ等になるとですね、この金の価格ってのはじわじわ上がっていく。あとはその戦争とかですね、起こるとこの金というものがですね、また価格が上がっていくと。湾岸戦争とかですね、そういったところに金価格が大きく上がって下がってってのをですね、経験してますが、今後も金というのは引き続き変わらずこういう形で使われるんだろうなと。その住友金属鉱山ですね、鹿児島にある菱刈金山、菱刈鉱山というですね、鹿児島県の北の方に極めて優良な金の鉱床を持ってます。あとですね、それがカナダでもですね、今金の権益を得て、国内と海外、両建てでその金の生産、こういったところですね、日本のトップ企業としてやっているという形になります。
私がですね、平成元年、アナリストとして働いた頃に、全国のですね、これ金だけじゃなくてですね、銀とか銅とか鉛とかですね、よく自分でも色々細かく調べてたなと思いますが、その1枚ですね、ちょっとこんなこともやってましたということで、ちょっと載せさせていただきました。次のページお願いします。
で、銅ですね。銅、住友の、住友、住友を作ったのが銅ですが、皆さんですね、銅と言ったら10円玉触れる機会ぐらいしかあまり見ないと思いますが、これ先ほどお話ししたスマホですね。スマホ、それから電線です。皆さんね、外歩くと電線そんなに普段見ることないと思いますけど、あれ銅です。銅でできてる。それ以外にも、例えば建築物とかですね、インフラ。だいたいその電線とか送電線とか通信線とか、ああいったものはほぼほぼ銅でできてますので、そういったところに使われている。あとはその色々なモーターとかね、そういった中身。これも銅が使われている。なぜかというと、まず一番はですね、電気伝導、電気とか熱を伝える熱伝導性とか言いますが、その伝導性が高いですね。あとは耐食性に優れるということですね。ある程度の加工は当然必要になりますが、錆びないような加工ができると。あとそのグニャグニャ曲がります。いや、加工性に優れる。だから電線に使われるわけですが、そういう形でですね、銅で、電気があるところには必ず銅があると。我々の生活している中で、電気がないところなんて本当に限られたわけですが、要は皆さんが電気使っているところにはほぼ銅があると。で、これからもどんどんどんどんITが進化するその過程において、銅というのは引き続き使われるというふうにはお考えいただければいいと思います。で、これの最大手ですね、日本における最大手がその別子、住友金属鉱山ですと。次のページお願いします。
東京の会ではですね、ちょっとあまりここから詳しく話さなかったんですが、ニッケル。これからのビジネス、住友金属鉱山の銅と金が土台にあってですね、さらにこの成長を促すのがこのニッケルというところになります。
ニッケルというとですね、昭和の時代、平成の前半はですね、ニッケルとどうしてもステンレスですね。ステンレス製品、先ほどフェロニッケルとお話ししましたが、ステンレスに使う。これが今もですね、用途としてはもう72%、4分の3はステンレス鋼。それが今、合金鉄とかね、それ以外の鋼鉄とかの鋳造に使われるので、まだまだですね、ニッケルの用途というところは、この鋼材関係で8割を超えるような状況になりますが、今後伸びるのが電池です。緑の部分、まだ7%ですが、電池がどんどんどんどん伸びると。下に赤枠で囲んでますが、「EV向け」の電池ですね。要はこれからのキーワードは、色々ね、例えば半導体とかお話ししてますが、その延長で言うと電池ですね。電池。いかに高性能の電池を作るか。これがその投資先の企業を見る上で大きなキーワードになってくる。そこに使われるのがニッケルなんです。そのニッケルの大手、最大手が住友金属鉱山、別子という形になります。
次のページお願いします。これちょっとね、今の先月出てたニュースなので、ちょっとご紹介したいと思いますが、この非鉄、さっきの古い古いビジネスですとお話ししました。大昔からあってですね。で、何が古いかというと、やはりその山、まず鉱石を探す。どの山に銅鉱石が埋まっているのか。ニッケルはカナダとかオーストラリアから輸入になりますけれども、どこに埋まっているのかを探してですね、さらにそれを掘るわけですね。それも人がダイナマイトを仕掛けてですね、爆破させて、それを今度はベルトコンベアみたいなもので地表に送り出す。そういった極めて人力に頼る掘り方が今までずっと続いてました。なぜかというと、その地中にどんどんどんどん深く掘っていくと、通信が要は滞るわけですね。当然昔Wi-Fiなかったで。
Wi-Fiもその地中深く何百メートルともなかなか通らない。これをですね、どんどんどんどん今の研究開発進めた結果ですね、ほぼほぼですね、あの、かなり土の深いところでもですね、Wi-Fiで自動的にその機械をですね、作動することができるようになったということで、住友金属鉱山、今まで逆に本当にできてなかったのが、まあ、あの、びっくりなんですけれども、どんどんどんどん自動化を進めるということでですね、この左の機械というのは無人です。1人がですね、だいたい何台、3台4台いっぺんに操作する形で、人の手に頼らずともですね、そのダイナマイトでですね、どんどん爆破させて、その鉱石をこのシャベルで救い取ってですね、で、地表に運んでくると。
これをですね、テクノロジーを高めて効率高めてってですね、だいたいその生産性で言うと3割ぐらい高まるというふうに、あの、記事には書かれておりますが、これをベースにですね、海外展開もどんどんどんどん図っていきたいという内容の記事です。はい、次のページお願いします。
資源の話、それから精錬の話もして、それからと材料というところですね。この特にニッケルになるんですけど、この高付加価値の材料。資源かける精錬かける材料ということで、私これ見て思ったんですけど、あの、農林水産業で六次産業という言葉がですね、あの、だいぶ前から使われるようになったのご存知だと思いますが、一次産業は農林水産業ですね。二次産業というのは製造業で、三次産業のサービス業で。農林水産業のその六次産業化ということでですね、要は、あの一つのその会社さん、業者さんがですね、その生産をして、で、加工もして、サービスもすると。例えば自分でそのね、取ったお魚を加工して、で、レストランで出す。それを一つの会社でですね、行う。
こういう形でですね、農林一次産業だけですと極めて付加価値が低いわけですが、その二次、三次までですね、利益をその一次で取った利益は薄利多売になると思いますが、一次の利益、二次の利益、三次の利益、これを足してですね、高付加価値のモデル、ビジネスモデルに仕上げるということを今進められて、いろんなところで進められているわけですが、まさしくこの住友金属鉱山はこの資源においてですね、六次産業を達成できていると。遡ると、鉱物を取る資源、それから加工する、魚を加工するような精錬ですよね。そして実際にお店で売るサービスを展開する三次産業。これ材料というところで、資源ビジネスの六次産業化と、あの、私なんか勝手にね、名前つけてみたんですけど、皆さんもなんかそういうイメージ持っていただくと、要は価値ですね。一次産業の価値、二次産業の価値、低いですね。まだまだ低い。この三次産業の価値。ここに一次と二次を足すということで、六次産業と。この住友金属鉱山はそれがちゃんとできている会社ということで、さらにこのね、材料。次のページお願いします。
ちょっとここ飛ばして次のページお願いします。3事業連携ということですね。その資源から精錬、そして材料まで。まずはニッケル鉱石を掘る。ね、掘った鉱石、不純物を除去して硫酸ニッケルに加工。で、これ電池材料ですね。正極材って書いてますがあの負極材、負の方の材料っていうのは炭みたいなものになりますので、この正極材ですね。ここでですね、高い付加価値に仕上げると。次のページお願いします。
ということでですね、ちょっとすいません、時間も来てしまったので最後を駆け足でいきますが、非鉄ですね。あの、ニッケル、GDPの伸びですね。で、銅はそこで若干下回る形ですが、ニッケルはどんどんどんどんですね、このGDPはるかに上回る、今2桁の成長ですね。これをどんどんどんどん遂げていると。次のページお願いします。
銅の価格ですね。銅、私がこの見ていた所ってのはこの90年代ぐらい、89年から90年ぐらいですけれど、あたりだいたい25万から30万ぐらいでした。今のその5倍、120万から130万してますね。やはり需要が高くなればですね、どんどんどんどん高くなる。高くなると必然的にこの住友金属鉱山の売上と利益が並行して上がっていくという形です。はい、次のページお願いします。
ニッケルも同じですね。今後ですね、あの、その電池の材料としてのニーズ、これ高まっていくので、引き続きですね、この需給というのはですね、まあかなりタイトな形で進んでいく。価格も上がっていくというミッド・ショート。で、最後ですね、その自動車の電動化で需要が高まる非鉄金属というところで締めたいと思いますが、車ですよね。今もまだまだあのICEですね。あの、ガソリン車、ガソリン、インターナルコンバッションエンジンの略で、これ要は通常のあのガソリン車です。内燃機関車ですね。
で、銅は今23キロですね、自動車1台あたりで。そんなに使ってるの?私の車は20キロほど使ってるんだとね、びっくりした方いるかもしれませんが、これがHEVですね、ハイブリッド。ハイブリッドになるとその分倍近く40km。プラグインハイブリッドになると60km。EVになるとなんとも4倍近いですね、80キロもの銅が使われると。要は同じ車ね、見た目同じように見えるかもしれないんですが、普通のガソリン車とその電気自動車EVだと使われる銅の量がもう4倍に増えると。説明するまでもないと思いますが、これからどんどんどんどんね、EVにシフトしていく。内燃ガソリン車からPHEV、EVにどんどんどんどんもシフトしていく世界中でですね。
ということで、銅の、いかにそのね、自動車というのがその世界経済の中心の一つになれてるかというのね、半導体の時にもお話しさせていただきました。半導体も使われるようになる、このEV化ですが、銅の使用量もですね、もう圧倒的に増えていくと。で、見ていただけたらニッケルですね。ニッケルはそのガソリン車ゼロなんですね。EVでもほぼほぼ使われていない。これがそのPHEV、プラグインになると8.7キロで、本当のEVになるとですね、27km。電池ですよね、電池に使われるために格段に今後ですね、使用量が増えていく。これがですね、世界で、これはその要は世界中の車がどんどんどんどんEV化していくわけですね。ガソリンからEV、ガソリンからPHEVね。
ということで、まさしくこの銅の伸び、使用量、それからニッケルの使用量をぜひですね、着目していただいて、この住友金属鉱山のビジネスが長期的にですね、この自動車のEV化ってのは今後2、3年の話じゃないですよね。2030年、40年、50年に向かってどんどんどんどん比率を高めていく。そこで使われる銅、それからニッケル、これをメインビジネスとしてですね、付加価値の高い商品、製品を提供できる住友金属鉱山、ね、本当に古い会社なんですが、まだまだね、成長できるね、この住友の財閥を作った会社、これからもね、あの、注目していきたいと思います。ぜひ皆さんもですね、注目いただければと思います。以上です。
はい、高橋社長ありがとうございました。秀吉時代にできたこの新しい時代のリノベーションを引っ張っていく会社になってるとは想像もつきませんでしたね。電気自動車と住友金属鉱山がこんなに関係があったとは全く想像もつかなかったお話でございました。どうもありがとうございます。
続きましてはコムジェストでは初めての国、ベトナムでございます。ベトナムの会社、ビナミルク、小島さんからレポートですよろしくお願いします。
クイズはなくても大丈夫だったです。時間がだいぶ使ってしまったので、後でまた時間がもしあれば楽しんでください(笑)。
じゃあ、小島さんでございます。ここはあれですね、ベトナムおっぱいではないですね。そうですね、そういう名前ついてないですよ。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今日はエマージング株ファンドに組み入れされているビナミルクというベトナムの牛乳の会社ご紹介したいと思います。エマージング株ファンドに1月末時点で今2.3%組み入れされてます。で、あの、ベトナムというと、あの、MSCIの国の基準で言いますとフロンティアなんですね。で、新興国のまだ1個前です。組み入れ上限5%で組み入れをフロンティアの国でもできると。ファンドの中全体でフロンティアが5%以内なんですか?1銘柄で5%以内だったらいい。はい、そこがちょっと他の他社さんの新興国株のファンドと違うところになるかと思います。
まずビナミルクという会社なんですが、設立創業が1976年です。ベトナム国民に栄養価の高い製品を届けることを目指す国営企業として始まった会社です。2003年に株式会社化されまして、2006年ホーチミン証券取引所に上場されました。ベトナムで非常にもう国民から愛されるブランドになっていまして、ブランド調査ではもう10年連続トップに選ばれている会社です。2位がユニリーバとかネスレとか、あとペプシコーラとか、そういう世界的なブランドを抑えて1位になっている国民に愛されるブランドとなっています。ベトナムの乳業メーカーではシェアが6割ありますね。半分以上圧倒的なシェアを握ってます。国内に酪農場、牧場持ってます。そこで今取れた牛乳を16の加工工場で加工して製品を作ってます。で、それを650の直営店含めオンラインストアなどで販売してます。
あとですね、こちらが売上構成なんですが、大半が国内の事業なんですが、実は売上の8%が輸出ですね。輸出もやってます。ですでにあの世界57カ国に輸出もしてます。僕ら日本人でも買えるんですね。はい、買えます。Amazonとか見ていただくとビナミルクの製品出てますので、はい、見てみてください。まだ店頭には売ってないですね。今世界規模で見ると乳製品メーカーでは36位なんですが、海外展開さらに拡大を視野に入れて経営している会社。
次にどんな製品があるのかと言いますと、乳製品メーカーですので、牛乳、あと粉ミルクとかヨーグルト、アイスクリーム、チーズなどを作っています。この他にあのフルーツジュースですとか、最近日本でも結構人気があるナッツミルク、アーモンドミルクとかココナッツウォーターみたいな、そういう健康志向を意識した製品なんかも作っていまして、今250種類の製品を展開してます。国営企業としてスタートしたんですが、現在もう株主の半分以上が外国人投資家になってます。もう56%外国人が保有してます。機関投資家です。そうですね。日本の個人の方も買うことはできるので、SBI証券とか一部の証券会社ではベトナム購入できる証券会社があるので、法人の投資家も少し入ってきてはいるとは思うんですが、大半がもう機関投資家ですね。はい。
これはベトナム政府が外国人投資家の保有制限解除なんかをしたりしてまして、今でそういった背景がありまして、今外国人の投資家非常に増えてます。であのベトナム政府、経済成長を今後数年で大きな成長を達成するという目標を掲げていまして、で、まず目先の目標としては新興国入り格上げっていうのを目指してます。なのでこういった規制の緩和ですとか法律の整備をしています。ですのでどんどんどんどんビナミルクを含めベトナムに外国人のお金が入ってくるような状況になってきてます。
次にベトナムの乳製品業界どれぐらいの規模なのかをご紹介したいと思いますが、現時点では50億ドルぐらいだということです。日本円で6600億ぐらいですね。で、規模としてはまだそんなに大きくはないんですが、年率8%で市場自体を成長しているそうです。今まあ生の牛乳ですとか粉ミルクの消費が多いんですが、これからの所得が上がってくることでヨーグルトとかチーズ、アイスクリームをより消費するようになる状況となってきています。ベトナム乳製品業界にとって追い風吹いてます。その大きな要因が経済状況ですね。ベトナムは今のGDP成長率で見ましても6%台高いあの成長率を遂げていますし、あと今人口が9800万人なんですが、日本より今は少ないんですが、今後さらに増えていく見通しです。2030年には1億人超える見通しですね。であと国民の平均年齢が31歳で若いです。
あとそうですね、経済水準見てみますと1人当たりのGDP直近で今3725ドルだそうです。はい。でですね、これ日本のいつぐらいと同じかと言いますと、1973年昭和48年ぐらいなのにですね。今日本がもう4万ドルになってますので、ベトナム経済成長すればまだまだ5、6倍ぐらい。オイルショックとかあった頃、ベトナム戦争が終わった頃とか、全然なかった。まだそれぐらいの状況です。あとベトナム政府、今経済成長も促すための大々的な政策目標を掲げてまして、2045年に先進国入りを果たします。建国100周年までに先進国に入るぐらい経済成長させますという目標を掲げてます。今の一人当たりのGDP3725ドルなんですが、これ2045年には1万2000から1万6000ドルに持っていきますという目標を掲げて非常にいろんな経済促進策を打ってます。ですので経済規模これからどんどん大きくなりますので、乳製品の摂取というのも消費というのもどんどん上がっていく見通しです。
今ベトナムの乳製品の消費量というのは年間で22kmぐらいだそうですね。これあの東南アジアの平均が27キロぐらいなので、まだ平均下回っています。日本のそうですね、あの乳製品の消費量って年間31kgぐらい。まあこの日本と比べるとまだまだ伸びる余地大きい。ちなみに世界で一番乳製品消費する国どこかと言いますと、違うんです。フィンランド、ヨーロッパなんですね。フィンランドは年間消費量130kg。全部含めて牛乳とか。はい。結構牛乳だけの消費量でいくとインドすごく世界一だそう。牛乳だけで飲んでるんですか?まだ質の良い牛乳ではないと思うんですけど、牛乳なので世界基準から見てもまだまだベトナムは伸びるよ。そんなのあるんですかね。あります。そうですね。給食ですとか、ビナミルクが子供に年間の目標を決めてまして、何杯の牛乳を提供すると。半分ボランティア。牛乳で栄養をとって成長してもらうっていう、そういうプロジェクトもやっていますね。まだ少ないと思います。まだ習慣が多分それほどないですし、やっと生の美味しい牛乳をこれから飲めるようになってきてる段階です。ヨーグルトとかそうですね、チーズとかアイスクリームがこれからどんどん、と。
次に株価ですね。はい、これあの上場した2006年からの株価になります。現在が7万5300ベトナムドン。すごい金額なんですが、円換算すると420円ぐらい。はい。えー、そうですね。コムジェストのエマージング株戦略では投資開始したの最近ですね。2021年10月から投資しています。1年半そうですね。笑われているんですが、コロナでちょっと消費が低迷したことですとか、あと原材料価格、牛乳の価格がすごく上がってしまいまして、利益率がちょっと下がってしまっていました。数年。なんですが、この原材料価格の急上昇してたんですが、これがもう去年ピークアウトして落ち着いてくるという見通しが立ったことが確認できましたので、まあこのタイミングで投資をしてます。
次に業績。これ売上高と粗利益率、営業利益率の推移ですね。売上高そうですね、コロナの期間中は消費低迷したり厳しい状況ではあったんですが、なんとか伸ばしてました。頑張って。はい。であとそうですね、利益率もちょっと一旦低下はしていたんですが、今後またコロナ前ぐらいに水準には戻る見通しが立ってきております。で、そうですね、日本の乳業メーカーと比べると収益性の違いというのがよくわかるかと思うんですが、明治乳業というか明治、日本のトップですね。営業利益率が8%。森永で見ても5%。雪印メグミルクでも3%です。牛乳の業界自体がなかなか値上げがしにくい製品性質があるので、元々高く売ることができない薄利なビジネスモデルだということがあるんですが、まあそういった業界の中でも高い利益率を保てているというのが非常に素晴らしいところだと思います。
ビナミルクの参入障壁どこにあるのかというお話に移りたいと思います。まずビナミルクの最大の参入障壁、これですね、強力なブランド力。ビナミルクは国内の企業として数々の賞をもらっているんですが、結構海外からの評価も高いですね。イギリスのブランドの評価会社、結構有名なところ、大手のブランド評価会社があるんですが、そこのブランド調査の結果、ビナミルクがですね、世界の乳業メーカーの中のブランド価値のランキングでビナミルク6位なんですね。さらにあの今後成長が期待できる潜在的な力がある乳業メーカーとして1位に選ばれたりしてます。で、このブランド評価というのは企業の収益性ですとかブランド力、あと業界への影響力、あとは企業の評判ですね。そういった色々な要素を加味してランキングされるんですが、世界の企業を総合したブランド評価の中でも高い評価を得ています。
このブランドの評価の高さどこから来るのかというのをご紹介したい。品質の高さとか経営の意識の高さっていうところが結局はこのブランド力の高さにつながっています。例えば農場経営見てみますと、本当に世界で最先端の農場経営をあえて挑戦してやってます。ビナミルクの牧場というのは国際基準全部承認を取ってますね。グローバルギャップという認証なんですけれど、これを取ってます。これあの別に取ったからといって売り上げが上がるとかそういうものではないんですが、これを取っていることで企業イメージですとか信頼性向上したり、あと海外での販路が拡大できるというメリットがあるということで、ビナミルクとしてはやっています。あとはこの牧場酪農経営というのは環境負荷が非常に大きいビジネスになってます。例えば排泄物から出るメタンガスの問題とか結構あると思いますし、あと森林破壊、牧場を作るために森林を開拓したりしなきゃいけないですし、あと水もたくさん使います。あとは動物を虐待したりしてるケースもあるので、
動物福祉、こういった問題が結構環境面の問題が大きくクローズアップされるんですが、このビナミルクの農場では非常にあえて最先端の取り組みをしています。例えば牛の餌ですね、飼料。これはもう無農薬、あと化学肥料は使わず有機肥料を使っています。あとトウモロコシなんかは遺伝子組み換えの品種は使わないといったことをやったりしていますし、水も国際基準にのっとって管理をしています。あとそうですね、天然の地下水を使ったりということもしています。
あとはですね、牛から出る糞尿回収システムというのがありまして、糞尿から水だけを取り出してそれを再利用したりですとか、固形物は肥料として再利用するということもやっています。ここにありますように、ソーラーパネルで工場の稼働に必要な電力等はもう全部賄う方向で運営をしたりなど、もう非常に高い基準で農場運営しています。
あと牛の健康も非常に気を使っています。やっぱり牛が健康でないと美味しい牛乳が出ないということで、非常にそこに力も注いでいます。はい。で、牛はもう全てアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドから輸入した、もう血統も非常に良い牛を厳選しています。あと牛舎にはもう牛に快適に過ごしてもらうために、こういうマッサージのブラシが設置されていたりですとか、涼しい気温を保つための冷却システムがあったり、あとこういったミストのシステムがあったりします。あと餌も国際栄養士が考案したレシピが配合されていたりですとか、あとこれは餌の食い寄せロボットというんですが、これ音楽が流れていて牛がこうリラックスして食事をできるような設備が備えられています。
さらに牧場もIT化、DX化を進めていまして、牛の健康状態をICチップでデータを取って分析して計測したりしています。で、牛の体調に合わせて飼料の配合を変えたりですとか、あと病気になってないかという兆候を感じ取ったりなどしたりしています。で、こういったあの細かいデータによる管理によって、牛乳の質が上がったり、収穫量が上がったりしていると。で、まあこういったあの高い品質にあえて挑戦して牛乳の生産をしているということで、ビナミルクは過去にメラミン問題のような品質に関する不祥事は一度も起こしたことがありません。はい。なので、あの消費者からの信頼こそが会社の持続的な成長の源泉。これを非常によく理解しています。それがビナミルクの最大の強みかと言えるかと思います。
あとこれ以外にも非常にパートナー。ビナミルク、あの自社の牧場以外にも契約している酪農家さんから牛乳を調達しています。半分、契約農家さんから調達しています。ですので、あの質の高い牛乳を安定的に調達するためには、このパートナーとなる酪農家さんの生活の安定、経済的な安定というのが非常に重要であるということを、ビナミルクとして非常に理解しています。ですので、パートナーも同じ目線に立って非常に手厚いサポートをしたり、支援をしたりしています。例えば2003年の株式会社化以前は、酪農家さんもこの会社の株主になることを推奨していたりしました。あと牛乳、取れた牛乳はもう安く買い叩かずに、適切な価格で買い取る方針を取っています。こういった手厚いサポートをすることで、パートナーである農家さんも非常に大事にしています。この共存共栄の思想が根底にあるので、ビナミルクはおいしい牛乳を独占的に、定期的に調達できる構造ができています。こういったところも参入障壁になっています。
あとやはり経営も、経営者がやはり優れているので、会社の経営もうまくいっているというところです。で、この方があのCEO、女性の方になりますが、ロシアの大学で畜産ですとか乳業の勉強をされて、創業以来ビナミルクに入社されて、ビナミルク一筋の方です。で、1992年から今もCEOを務められていますね。30年以上CEOを務めている方です。で、たくさんの賞を受賞して、経営者としても非常に高い評価を受けている方です。この方の経営もありまして、社員の方も非常に充実した仕事、会社生活を送れているということで、離職率も4.6%と非常に低くなっています。
あと全従業員に保険、健康保険、あとお昼ランチの手当ですとか有給を提供しているということです。会社全体でまだ女性の比率23%ということで低いんですが、管理職の3割がもうすでに女性で、あと会長とCEOは女性が勤めているという非常に綺麗な献身的な会社になっています。
最後に今後の見通しですね。5カ年計画というのを立てていまして、今後も売上高年率7%成長で、2030年には乳業メーカーで世界トップ30入りを目指すということで事業を運営されていく方針です。コムジェストでは今後5年のEPS成長率、年率で10%と予想しております。引き続き投資していきます。結構海外事業ですとか多角化というところもこれから積極的に行っていくという発表をしていまして、最後に面白い事業をご紹介したいと思います。
日本の商社の双日と事業提携しまして、食肉事業に参入するという発表をしています。ビナミルクとして、お乳が出ない牛の収益化というのが遅れていたそうですね。で、まあその背景としては、まだベトナムでは牛肉を食べるという習慣がないので、良い牛があの牛がいたとしても、あんまり高く売れなかったですね。露店、露天の市場向けに安く売ってしまうとか、あの中小企業の商店に売るぐらいしか販路がなかったそうです。市場がなかった。
で、今のベトナムでは豚肉が主流なんですが、1kg750円。鶏肉が1キロ750円で豚肉が買えるそうです。鶏肉も700円ぐらい、鶏肉680円。豚の方が入手しやすい。で、牛肉は250gで850円から2500円。250gしかないです。すごくやっぱり手の届かない高価なもの。それぐらい牛肉って高価、まだベトナムではなんですが、まあ一人当たりのGDP3000ドル超えてきましたので、これから牛肉を食べる層がどんどん増えてくる状況になってきました。
これはですね、ベトナムで牛を育てて、あのお肉を加工して販売するっていう、ベトナムで売るんですか?ベトナムの人たちのためにベトナムで生産して、販売するっていう事業にこれから取り組みます。はい。で、今まだ全然飼育している牛もいないですし、インフラが整っていないので準備しています。2024年から、双日と提携してベトナムで飼育した牛が発売される予定です。で、今はベトナム産の牛がまだいないので、北海道から輸入した牛肉、それが雪ビーフという名前で、2021年からホーチミンのイオンなどで発売を開始しているそうです。なので、こういった牛乳も伸びるんですが、牛肉市場もこれからさらに伸びる見通しがありますので、非常に楽しみな市場。確かに1973年、牛肉なんか僕ら食べられへんかった。だんだんこう食べるようになってくるんですね。はい、以上がビナミルクのご紹介でした。